どうして、そんなこと言うの
どうして、そんなに暴力をふるうの
どうして、そんなに傷つけるの
どうして?どうして、どうして…?
rbr、sha、
クラスに転入した俺に、
一番に話しかけてくれたのに
今は、なんで距離を置いてるん?
ut、shp、chi、
3人で遊ぶ時、よく誘ってくれたやん
今は、なんで俺のことを見下して、
虐めに加担するん?
tn、
俺から話しかけた最初の人で…
俺の話を、泣いて聞いてくれたやん
今は、なんで…物を奪って、無視するん?
em、
俺が迷子の時、助けてくれて、
学校のこと沢山話して、沢山笑ってくれたやん
今は、なんで俺から距離を置くようになったん?
皆…ッ…
俺、なんか、悪いこと、した…?
狂っているのはあいつら…なのか、?
ウザい、きもい、バカ野郎、
消えろ、死ね、殺す…………
どうして、こんな言葉を俺に向けるん
それは、俺がそうゆう風に見えたから
それは事実。でも、俺は努力してるよ
何度も、何度も、
努力して、失敗して、笑われて、馬鹿にされて、
それを、…繰り返した
もう…疲れた…
でも、消える覚悟なんて、ない
あるんならこんなに苦労してない。
もう…こんなに、苦しみたくないねん
頑張ってるのは…俺…よ……な、?
これは、こんなの、…
…そうだよ…
おかしいのは…彼奴等だ……
それなのに、
何も…できない…自分が…悔しくて…殺したい…
いや…殺す対象は…俺やない、
俺を苦しませた彼奴等や
ut軍団は、3人同時にナイフで刺し殺した
rbrとshaは、水筒に入れた毒で悶え死んだ
tnは、階段から突き落として、殺した
emは、本を読んでる時に絞殺した
両親は…分からない
家を出たから
ほんの数日のことだった
沢山の元仲間を殺した
学校中が騒ぎになり、俺を探した。
間違え…て、ない……
俺は…正しい復讐をした、それだけや
天からの、声がする。
話しかけて…くる…
なん…だろう、
『貴方に救いの手を差し伸べてあげましょう』
『貴方に、一度だけチャンスを与えます』
『過去にタイムスリップさせてあげます』
『3つの選択肢から、選んで下さい』
『
1、元の仲間を殺す直前
2、貴方が酷い目に遭う直前
3、貴方が生まれてくる直前
』
『しないという選択肢も可能です。』
『どれを…選びますか…?』
迷いは…しなかった
俺は、もう狂ってしまっていた
俺を怯えて見上げるあの目、
虐めてきた奴らが許しを請う震えた声、
目の前で自分のあげる血飛沫、
殺すという快感、
何回…殺したのか…
あいつらの反応はどれも同じだった
だから、つまらなくて、飽きてしまった
その声は、何度タイムスリップしても聞こえた
2の選択肢を選んでも、
虐められて、殺す…これは変わらなかった
結末を、
何度…変えようとしても……変えられなかった
100回目の選択、
俺は…3の選択肢を選んだ
『…分かりました』
『その選択を…大いに尊重します』
『この選択の意味を理解したのですね』
『それにしても…理解が遅すぎます』
『1回目で選択していたら、そう…辛くなかったはずですが…』
「何…言ってるんや…早く、戻((」
『いえ、この選択は…』
俺が、生まれる前…
つまり…
自分が、存在する…前?
俺は…死ぬ、のか……?
その瞬間、俺は、
身体が弾け散り、
頭を押し潰され、
首が落ちた
存在が、抹消された
どこで…間違えてしまったのだろうか
何が、間違いだった…?
いや…
生きてることが…、間違いだった…のか……
苦しみの中、痛みの中、
意識を、魂を手放した
死ネタ〜
初めての死ネタ〜
書いてて辛かった〜
でもたのしかった〜
また書くときは書く〜
おつ海苔〜
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