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shioli(しょたシナ)
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いつも目で追ってしまう彼の姿。楽しそうにみんなとワイワイしながら、太陽みたいな笑顔を振りまいている。
そんな姿を見ているだけで嫉妬してしまうくらい彼が好きだと思った。いつもは、
「うるさいな」
なんて言っているけど、本当はそのうるさいくらいの明るさが好きで、いつだって元気づけてくれて、どれだけ救われてきただろうと思う。
仕事で上手くいかなくて、悔し涙を流している時、そっと寄り添って一緒に泣いくれるピュアな人。
華奢で小柄なのに、人一倍エネルギーに溢れてて、自分にないものを沢山持っている人だからなのか、すごく惹かれる。
「れ〜ん!」
不意に抱きついてきて、可愛いまん丸な瞳をキラキラ輝かせて見上げてくる。
真っ白な歯を見せてにっこり笑う。目に毒とはまさにこの事。抱きしめ返したいけど、気持ちを悟られてしまうのはまずいと思って自重する。
あともう少しで、彼の華奢な体にふれることができるのに……。
彼の輪郭に沿って宙に浮いた手をどうしていいか持て余す。
結局持て余してしまった手で、彼を自分から引き剥がす。
「佐久間くん、うざっ」
心とは裏腹な言葉。
本当は壊れるくらい抱きしめたいのに……
たまにどさくさに紛れて触ることがあるけど、しなやかで、見た目通り華奢な体だった。
コメント
1件
うわあ、このもどかしさ、すごく伝わってきました……。表では「うざっ」なんて言いながら、本当はその明るさに何度も救われてて、抱きしめたくてたまらない。でも気持ちを悟られたくなくて自分から引き剥がす、その手の迷いとか、空中で持て余す感じが切なくて甘酸っぱいですね。佐久間くんのキラキラした笑顔と華奢な体の描写も対照的で、好きな人の輪郭をなぞるように見つめてしまう視線がとても印象的でした。次はどうなるんだろう……。