小瀧『〇〇がええって言うなら…サッカー部のマネージャーしてほしい。』
そう言うと…
〇〇『やりたいっ!』
予想外の返事が帰ってきた。
引き受けると思ってへんかったから
小瀧『えっ?!ほんま?!』
〇〇『うんっ!のんちゃんもいるしっ!』
小瀧『えっ…//』
『のんちゃんをもいるしっ!』って…
俺のこと好きなん?…
〇〇『それに〜マネージャーってなんかカッコイイしっ!』
小瀧『カッコイイん?〇〇は可愛い方がいいんやけど。』
あっ〜やってもうた!!
自意識過剰やっ!
〇〇は、ただカッコイイと思ったからマネージャー引き受けたんか…
〇〇は俺のこと…どう思ってるんやろ?…
最近いや…ずっと昔から思っていた。
ずーっと昔から
好きやったから…
(昔)
〇〇『のんちゃん〜❤』
小瀧『おっ!〇〇ちゃんっ!』
〇〇『ねぇ?のんちゃん?』
小瀧『ん?』
〇〇『そろそろこの呼び方やめへん?』
小瀧『えっ…』
どういうことやねん。
この関係終わるん?…
そんなん嫌やっ!
やから…
小瀧『おれっ!嫌やっ!!この関係が終わるのがっ!!』
〇〇『えっ?』
私、変なこと言った?
ただ、私は名前の呼び方を変えたいって言ったのに…
次の瞬間…のんちゃんから凄いことを言われた。
小瀧『俺な…〇〇ちゃんのことが好きやねん!//』
言ってしまった…
俺のせいでこの関係、終わってまうやん…
〇〇『私ものんちゃんのこと好き!』
小瀧『えっ?!まじ?!』
〇〇『うん!笑 やから、呼び方変えへん?』
小瀧『わかった。じゃあ…
〇〇でええかな?呼び捨てで。』
〇〇『うんっ!呼び捨て嬉しい!なんか、もっとのんちゃんと仲良くなれたみたい!』
小瀧『おんっ…//』
ほんまは俺も呼び方を変えてほしかった。
のんちゃんから望に…
でも、言えへんかった。
(今)
今、思えばなんであの時言えへんかったんやろか
そう思い続けるやけ
今更遅すぎる
もう昔のことなんやから…
昔…そう幼稚園の時。
あの時、〇〇に『好きやっ!』って言うたら〇〇は、
『私もっ!のんちゃんのこと好き!』って言うてくれた。
でも…俺は顔を赤くして言うたのに、〇〇は…
顔を赤くしてへんかった…
ただ“幼馴染として好き”っていうことなんかもしれへん。
✂ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー✂
昇降口にて
〇〇『やったー!今年ものんちゃんと一緒や!』
にこにこ微笑んでいる〇〇。
“今年も”
俺らは幼稚園から小中高全部同じクラスやった。
小瀧『やなっ!これで14年間一緒やな〜w』
〇〇『もう14年?!早っ!』
2人で新しいクラスに向かう。
ガラッ
教室の扉を開けると…
ドンッ
〇〇『わっ!!』
藤井『わっ!!痛っ!』
誰かにぶつかってしまった。
いや、ぶつかられた。
小瀧『〇〇!大丈夫?怪我してへん?』
のんちゃんが心配そうに聞いてくる。
すると…
小瀧『えっ!流星やんか!』
藤井『えっ、あっ、望!』
えっ!2人とも知り合いなん?!
初めて知ったわ〜笑
と心の中で呟いた。
藤井『怪我してへん?俺が前見てへんかった。ごめんな!』
〇〇『えっ!頭上げて!私も前見てへんかったから!』
小瀧『てか、初めて流星と同じクラスになったな!』
藤井『やな!』
〇〇『えっ?2人とも仲良いのに初めて同じクラスになるん?』
小瀧&藤井『そやで!』
2人とも息ぴったり!笑
〇〇『えっ!そうなん?!なんで?』
興味津々に聞くと
小瀧『流星、サッカー部の部長やねん。やから、部活で仲良うなった。』
〇〇『ぶ、部長?!』
こんなカッコイイ人が?!
女子にモテそう 笑
流星『そやで!w それで、望が副部長!』
〇〇『えっ?!望、副部長やってたん?!』
初耳すること多っ!w
望『おんっ!w まあ、流星も俺も3年からやけど。』
〇〇『そうなんだ!』
流星『てか、君名前なんて言うん?』
〇〇『えっ?私?』
小瀧『〇〇しかおらんやろ!w』
流星『へぇ〜〇〇って言うんや。』
スタイルええし、可愛ええし、それに…
名前も可愛ええんやな〜
藤原〇〇…
気に入った。
——–キリトリ線——–
今日の写真はこちら!
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!