ep.10
深side
渡「あ、ふっかー」
「なにぃ?」
渡「めめの病気調べたらさー、吐く花によって色々あるらしいよ」
「そーなの?」
思い返してみると、、2週間前、
めめと気まずくなっちった時は──
「……青紫、」
渡「は?メンバーカラーの話?」
「ちゃちゃ、めめの花のやつ」
渡「あー、、、調べてみたら?」
「おん…………あ、あった」
渡「どれどれ?」
「クロッカス、、青紫色は……“愛の後悔”」
渡「、、、ずいぶん、複雑なんだな、」
「……後悔、してんのかな、誰かを好きになったこと、」
渡「………」
「俺なら後悔させねぇけど、」
渡「……は?何言ってんのw」
キャラでもないこと言ってる、、はずっ、
「ちょ、今の無かったことで、」
渡「はいはい」
ザワザワザワ
「なんか、楽屋の外騒がしくね?わら」
渡「?……確かに」
「ちょっと出てみる?わら」
渡「いーけど」
「なんかあったのかなー」
渡「あ、あの辺じゃね?」
「ほんとだ、」
渡「すんません、ちょっと通してくださーい」
「あ、翔太!すんません、すんません、」
渡「すんまs、」
「おい、急に止まんなよっ……え?」
翔太が足を止めた先には、、
うずくまっためめが、謝りながら吐いていた
目「おえっ、、げほっげほ、ぅ、っ、ごめ、なさぃ、」
目「はあーッひゅっ、はっ、ふ、かひゅっ、はぁはっはっ、っ」
「めめっ!!」
渡「ぇ、ふっか!」
「翔太!周りの人早く退かして!」
渡「おう!」
目「はぁっ、、ふっかさ、」
「俺だよ、分かる?」
目「コクッ」
共演者「なんなのっ」
渡「いいから早く退けよ、周りのやつらも見てるぐらいなら手伝うとかしろよっ!」
渡「それができねぇなら早くどっか行け!」
スタッフ「ああの、何かできることありますか、?」
渡「ありがとうございます、雑巾と水持ってきてください!」
目「ふっかさん、ごほっ、ひゅーっかひゅ」
「めめ、俺に合わせて呼吸しよ、」
目「ん、はぁっ、っぁあ」
「吸って、、、、吐いて、、、」
目「ひゅーっ、おぇっげほっ、」
「サスサス)気にしないで吐ききっちゃえ、」
目「ゔっ、っげほっお゙ぇ゙っ゙、」
「大丈夫、大丈夫、」
目「はあーッ、っ、ふっ、かさん、」
「ん?」
目「ありがとぅ、」
「んーん、俺がやりたくてやってるだけだから!わら」
渡「これ、水。片付け俺やっとくから、めめ俺らの楽屋連れってとけば?」
「さんきゅ、じゃここ頼んだ、」
渡「ん。めめ、」
目「ん、、しょっぴー、」
渡「辛かったよな、あとはふっかに任せときな」
目「うん、しょっぴーも、ありがと、」
渡「いーえ、じゃふっか、よろしく」
「りょーかい、めめ、歩ける?」
目「ん、」
「肩貸す、」
目「ありがとう、」
目said
ふっかさんはいつも俺が困ってる時に手を差し伸べてくれる。
深「翔太が水くれたから飲みなー?」
「うん、、ゴクッゴクッ」
深「………さっき、なんかあったの?」
「……うん、」
深「めめが吐いた花、色んな花が混ざってたけど、」
「ふっかさんは知ってる?さっき俺が吐いた花の意味、」
深「いや、、」
「さっき、、撮影が終わって、」
それから俺は、ふっかさんにさっきあったことを話した。
スタッフ①「ねぇ、目黒さんのグループに深澤さんいるじゃん?」
スタッフ②「うん」
スタッフ①「深澤さん、女癖めっちゃ悪いんだってぇー!」
スタッフ②「あ、それ私も知ってる。何人か女の子泣かせたことあるんでしょ?」
スタッフ①「らしいね。Snow Manだからって調子乗ってんのかな、
大してイケメンでもないのに」
スタッフ②「それなー。同じグループの目黒さんが可哀想、笑」
「………っ」
撮影終わりにスタッフさんが話しているのを聞いてしまった。
ふっかさんは調子になんか乗ってない。誰よりも陰で努力してるし メンバーを
大事にしてくれてるのに。
「何も知らないやつにふっかさんの何がわかるんだよ、(小声」
でも、もし俺らの知らないところで遊んでたりしたら?
そんなことを一瞬でも考えてしまった。
喉の方からなにかが迫り上げてくる。気持ち悪い。
これじゃ間に合わない。走り出そうと思った時には
「⁉︎ぐ、げほっおえ、ゔっ、」
遅かった。
スタッフ①「目黒さん!……え?」
「ゔっ、げほっげほ、おえ、っ、…っうぇ、はあーッ」
「ごめんふっかさん、あんなこと言われたのに…言い返せなかった、」
深「んーん、大丈夫よぉ」
深「めめが吐いた花は、、どんな花なの?」
「なんの花かはわからないけど…悔しいとか悲しいとかそういう花言葉だと、思う」
「花まで自分の感情に染まっちゃうなんて…よく分かんないよ、この病気」
俺は何の花か知らないフリをした。だって、あれらの花言葉は……
“憎い”“嫉妬”“悲しむあなたを愛する” だから____
深「めめ?大丈夫?」
「…うん、」
渡「ふっか!」
深「おー、翔太」
渡「めめ、大丈夫?」
「うん、」
渡「とりあえず、あそこは片してきたー」
「…スタッフさんたち、気持ち悪がってたよね?」
渡「それはてきとーに言い訳しといたから一旦落ち着いてる」
「そっか、……ありがとうしょっぴー」
渡「いーえ、」
深「これで変な噂とか広まんなきゃいいな!」
「…そうだね。2人ともありがとう。あそこにふっかさんとしょっぴーがいなかったら 今頃もっと
大変なことになってたと思う。片付けとか介抱とか、俺のせいで迷惑かけちゃってごめん。」
深「別に謝られるよーなことしてねぇから、…めめが無事でよかった。」
渡「迷惑なんて思ってねぇかんな。メンバーだったら助け合って当然だろ。」
「……ありがとう。2人は仕事大丈夫?」
渡「マネージャーに連絡しておいた。」
深「今日は実質オフ!めめもな〜」
「ふははっ、ありがとう笑」
渡「じゃぁめめのこと家まで送ってってやれば?心配だし。((ふっか!」
深「!そうだな、俺送ってくよ」
「いいの?ふっかさんも休んだ方が…」
深「俺が送って行きてぇのー!わら」
「じゃあ、お言葉に甘えて、笑」
深「うっし、じゃあ帰ろーぜ!」
渡「帰るかー!」
「うん、笑」
いいねが伸び悩んでいます🥹
ちょっとお話し進めたいので、投稿しちゃいました!
本当は10話以内に収めるつもりだったのにわけわからん方向に走っちゃって、、笑
終わり方がわかりません!
こんなお話でも最後までついてきてくれると嬉しいです💞
♡×400
コメント
5件
感情、意味、分からないことが多い( Ꙭ )💭
花って感情によって変わるんだ、、知らんかった 続き楽しみに待ってます!