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ふうはや(Reno@背後だよ)
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見に来てくれてありがとうございます。
今回の作品は、妖怪パロです。
ぜひ楽しんで貰えたら嬉しいです。
(初めてなのでおかしい所があったすみません。)
̗̀⚠︎ ̖́-注意- ̗̀⚠︎ ̖́-
この作品は完全主の妄想です。
キャラ崩壊が凄いです。
̗̀⚠︎ ̖́-注意- ̗̀⚠︎ ̖́-
これを踏まえて読んでくれたら助かります。
重厚な赤いベルベットのカーテンが開き
ステージの上の鉄檻が運び出される。
会場を埋め尽くすのは、人間の皮を被った、あるいは異形の姿を
隠そうともしない、この街の裏社会を牛耳る高位の妖怪たち。
その日の目玉として競売にかけられたのは、一人
の少年だった。
「……、、」
三枝明那。
ボロボロの衣服を身に纏い、手足には頑丈な呪縛
の鎖を嵌められている。
けれど、その瞳には恐怖も、怒りも、絶望すらも
なかった。
完全に感情の枯れ果てた、からっぽの瞳。どれほど
罵声を浴びせられても、値踏みするような視線
に晒されて、彼はただ無言を貫き、呼吸をする人形の
ように座り込んでいる。何も感じない。
何も求めてない。ただ、世界が酷く冷たいことだけを
知っていた。
ーーー
オークションの司会者が声を張り上げる。
「さぁ、本日の最高傑作です!
珍しい化け猫です!!開始価格はーー」
「ー億」
会場のざわめきを切り裂いたのは、あまりにも場違いな、
甘く穏やかな声だった。
VIP席のソファーに深く腰掛け、ふわりと微笑んで
いるのは**叶だ。**その隣には、退屈そうに爪を眺めている
葛葉、静かに煙草の煙を燻らせるイブラヒム
が並んでいる。
「ちょっと、叶先輩いきなり上げすぎだって。
オークションの楽しみってやつがないじゃん」
ローレンが苦笑いしながら、手元の入札ボタンを
弄ぶ。
「えー?面倒だし早く連れ帰りたいじゃん。
…ね、湊くんもそう思うでしょ?」
叶に話を振られた不破湊は、グラスを傾けながら、
檻の中の明那をじっと見つめていた。その目が妖しく
細められる。
「ええなぁ、あの目。ほんまに何も映してへん。
俺らのこと見とるのも、ゾクゾクするわ」
「一億五千万」
イブラヒムが淡々と金額を上乗せする。会場から
は息を混む音が漏れた。誰も、この「五人」に逆らって
まで競り合おうとする命知らずはいなかった。
この世界の裏社会を支配する、最高位の妖怪たち。
カン、カン、と木槌が鳴り響く。
「落札。……おめでとうございます」
檻の格子越しに、五人の影が近づいてくる。
明那はただ、冷たい床の上に座ったまま、彼らを
見上げていた。手枷の鎖が、チリ、と小さく音を
立てる。
冷たい目の明那の視線と、彼を買い取った
五人の視線が交錯した。
コメント
1件
お疲れさま〜!第1話読んだよ😭✨ 冒頭のオークションの情景、めっちゃ重厚で引き込まれた…!鉄檻に閉じ込められた明那くんの"からっぽの瞳"がすでに切なすぎるし、対する叶さんたち5人の余裕ある風格がかっこよすぎて鳥肌立ったよ…🔥 特に不破さんの「あの目」にゾクゾクする発言、やばいね!これからの関係性が気になりすぎる!!第2話も楽しみにしてるね〜🌸