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【説明】
このお話は「造り嘲笑い。」
と言うお話の誰かのお話です。
本格的にチャットノベルで出すのは
まだまだ先だと思います。
憧れだった
全てが。
国民の声援
煌めく勲章
黒く輝く軍服
それはまさに「憧れ」で
俺が目指すものだった。
あれもダメ,これもダメ
何もかもがダメで
諦めようとした。
いや、諦めた。
それでも
見つけたんだ
焦がされたんだ
「あの人」に。
一瞬で目を奪われた
憎らしいのに,羨ましいのに
なにより妬ましいのに
それでも
目で追うことを止められない
誰よりも何よりも,嫌いなのに
「すご,い」
嗚呼
その才能を,もっと
もっと見ていたい。
こんな自分が嫌いだ。
でも俺の関心は
「あの人」だけに反応する
何も感じなかった五感が,鼓動が
戻ってくる
…やっぱり,こんな自分が嫌いだ。
母の心臓が止まった日
感じたのは「尊敬」だったのだから
誰かが言っていた
人と人が争うのは,
生存本能なのだと
でも
もし
争うために生きて
しねたら?
自分の中にある確かな何かを
信じたまましねたのならば
それはどんなにすごいことなのだろう
でもそれはきっと
俺には到底似合わないんだろう。
『…』
『もっと』
『強くなりたい』
______『ガチャン。』____