R15
カタカタカタ…そうキーボードを叩き打つ音が聞こえる。
イヤホン越しにでも聞こえるその音からして相当荒く打ち込んでいるのがわかる。
「…なにそんなイライラしてんの、笑」
そう言って彼の頭を優しく2、3回撫でてやると止まらなかった貧乏揺すりが落ち着く。
俺の彼氏、If、まろはDomでこの前本職を辞めてきた歌い手に人生をかけているヤツ。
いやまぁ、俺も人生かけてるけどな。一応社長やってるし。
「ないこたんとPlayしたい〜……」
「いやバカか。はぁーあ、せっかく心配してやったのになんだね、その下心しかないセリフは。」
「きしょいわ」なんて付け加えて彼から離れようとすると撫でていた俺の腕をがしっと力強く掴まれる。
それに抵抗できるほど俺は力がなくてすっぽりと彼の腕の中に閉じ込められる。
…終わった、今までありがとう。父さん母さん。
「んね〜、せめてないこたんの可愛いを食べさせて〜…」
「なにいってんの?? …仕事終わったら癒やしてあげる。から、今は頑張れよ。」
なんて言うとばっ!と俺のことを突き飛ばしてまたpcとにらめっこしだす。
…いや、彼女の扱い方よ。本当に突き飛ばしてきてんだよ、身を委ねてたのに急に押されるもんだからずっこけたじゃん。最悪。
「まろ頑張るから終わったら、Play。ね!?!?」
目を輝かせて俺の返事を聞かずに自室に戻り恐らく作業をしだしているのだろう。
俺Playするなんて言ってない……けどまぁ、最近は相手してやれてなかったからな。
…そういや前Playしたのいつだ?っあ、あれかも俺ががち病みしたやつ。(※1話参照)
あの日以来…ってことはかれこれ3ヶ月まろとやってなかったん??
「……今日だけは甘えてやってもいいかな。」
「ん〜ッッ…!!」
終わった。ようやく終わった俺の1日で全部終わらせても結局また溜まるくそいらねぇタスク…!!
ないこたんとなにしようかなぁ、ハグしようかなぁ?それとも頭ひたすら撫でてやろうか…
「〜♪♪」
るんるんないこの元へ向かう。
ないこは変わらずリビングでスマホを弄っていた。
エゴサしていたらしくないふぁみ…の言葉は勿論俺のオタク、いふ民の言葉も見ていた。
「ないこ、終わった。」
「ん?おつかれ。 …っしょ、」
俺が終わったことを伝えると俺のことはそっちのけになにかし出す。
かと思いきや今度俺をソファーに押し付けてきた。ほんまになにこいつ
「……っ、ね、まろ。Command。出して…?♡」
馬乗りしてきたかと思ったらそんな言葉言われる。
…誘ってるってことでいいんか???いや、襲っていいのであればぐっちゃぐちゃにしてやりてぇところではあるけど…、勘違いだった時ないこにえげつなく怒られるから安易に手ぇ出せないんよな。
「…むっ、ほら!早く出してよ〜っ、?♡」
俺の下腹部に触れようとする。
それを止めるかのようにCommandを出してやる。
そうするとそのCommandに従ってないこは動き出す。
「俺起き上がってえぇ? あ、Strip《服を脱げ》。」
そう言うと彼は俺の上から退いて服を脱ぎだす。
自由になった俺は彼の目の前に立って、彼が服を脱いでいる様子を目に焼き付ける。
「っ、みんな…っ、/ 」
「目をそらすの禁止、Look《こっちを見て》。」
嫌でもこちらを見なきゃいけないから睨みつけてくる。
…そんなん俺の興奮材料にしかならないってないこもわかっとるはずなのに…あぁ、ぞくぞくする…♡
かわえぇ、睨みながらも赤面だからすごいかわいい。それにないこのも…うん、勃っとる。
興奮してくれとるんかなぁ…っ、♡
「…ぬ、ぎました…っ、// 」
「んふっ、敬語もしっかり使えて…自分の立場ようわかっとるやん。」
「Good boy《いい子》。」
そうやって頭を撫でてやると「んへ」って嬉しそうに照れるからまた俺の俺がぐいーんとそびえ立つのがわかる。
…どこまで興奮させてくれるんやろうか。
Safewordと約束をしっかり確認したら後はこっちのもんや。
今日は焦らしPlayや…♡
「Safewordは『大嫌い』な。 嫌なこと、俺が怖いって思ったらすぐに使え。」
「ぅ…んっ、♡」
彼も乗り気みたいで瞳孔を♡にして縦に頷いてくれる
ざんねーんっ、今日は焦らしPlayやからすぐには俺の上げへんよ
なんて心ん中で意地悪な言葉を述べて彼にキスをする。
「んっ…はぁ、っ…ぅッ…///♡♡」
キスしただけ…、舌を入れて少し遊んだだけでこんなに顔が蕩けちゃってる。
ほんまにかわえぇ、俺のSubは世界一かわえぇ。
「ないこ。Lick《舐めろ》。えぇ子なないこなら、できるよな?」
俺のそれに指を指して少しだけ煽ってみると負けず嫌いなないこは抵抗心を燃やして「当たり前じゃん」と息遣い荒く言ってくるからまた大きくなるのがわかる。すまん。ないこ。
…なんて考えながらもじぃぃ…と手慣れた手さばきで俺のズボンのチャックを降ろしてすぐにあらわになった俺のそれにかぶりつく。
最初は深く喉奥まで突っ込んで、後に亀頭、と言われる。先端部分をちりちりと舐める。
びりびりとした快感が頭を真っ白にさせる。
「んっ…上手い、…な…?…っ、ないこ…♡」
そういうとまた嬉しそうに俺の俺をしゃぶるからつい顔を見つめちゃう。
…それに照れてむっとした顔になるのほんまにかわえぇ、今すぐ襲ってやりたい。
なんて超絶油断をしていたら玉辺りをちろちろと舐め始めたからくすぐったくて絶頂する波が押し寄せてくる。
「ないこ…っ、イく」
「だひぇて」
喋られるのが気持ちよくて彼の口内に射精をする。
それをごくりと彼の喉を通るのが喉仏を通して伝わる。
そのまま俺がなにも言わなずともべっと口内を見せてくれる。
「しっかり飲み込めて偉いなGood boy《いい子》」
また頭を撫でると先ほどよりも嬉しそうにふにゃっと笑う
…ほんっっっっっっっっっっっっっまにかわえぇ。
「…んっ、まろの…ほし…、♡♡」
俺のが中にはいってきた時の気持ちよさを思い出したのかよくわからないが腰がヘコヘコ動いている。
もうえろすぎやろ。俺の彼女。かわえぇしえろいしでもかっこいいし、社長やし。
なんやこのギャップの塊すぎるやつは。沼すぎてる。
「…んー、だぁめ。今日は焦らしPlayするの、♡」
「ぁう…っ、な、んでぇ…」
目をうるうるとさせて俺を見つめてくるから先程処理してもらったはずの俺の俺がまた元気になる。
…溜まりすぎやろ。
「…っ、あ”ーっ、だめ。俺の負け…やっぱり挿れてあげる…ッ”、♡♡」
勝手にこちらではじめていた勝負。まだPlayをはじめてから20分しか経っていないのにこんなにもあっけない負けてしまった。
…いや、しゃーないやん。こんなにかわえぇやつが泣きそうになってたら俺の加虐心というものが擽られる。
中をずちゅずちゅ突いてぐちゃぐちゃにあへあへ言わせてぇ。
「…ま、ろ…?」
「……挿れるから」
「んへっ♪♡♡」
end
「激しすぎ、俺仕事あるつったやん」
「誘ってきたのはないこからやん」
「…くそが」
コメント
7件
はい、最高👍あたしもどむさぶはまっちゃいそうです!
ちょ・・・!!!尊過ぎるのは当たり前なんですが!!!! つきとばすがおもろすぎてあたまからはなれません
(〃´o`)フゥ…最高すぎてまじでありがとうございますッッ!だあッ!なんでこんなに尊いんでしょうか???🙄🙄ニヤニヤしすぎて口角が何処かに…私の口角知りません???🤔🫥どこ行っちゃったんだろ?🙄