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勇斗side
俺は仁人のことが好き。
なんで好きになったのか知りたい?それは。
勇斗『おはよ〜』
友達 “はやと〜おはよ!”
高校1年。
俺はもうみんなと馴染めていた。
だけど、女子からのアピールが酷かった。
家に帰ってポストを見ると、
[勇斗くんおかえり!今日もかっこよかったよ♡]
とか、ポストに不気味な紙を入れられていた。
その時に助けてくれたのが仁人。
仁人「…あの、佐野くん大丈夫?」
勇斗『…え、なんで?』
仁人「たまたま家の前通りかかった時、佐野くんが玄関の前で紙見て、絶望的な顔してたから…」
って仁人が声かけてくれて。
勇斗『…あぁ、なんかポストに紙入れられてて、笑 女子からのだろうけど。笑』
仁人「…我慢しなくていいんだよ。」
そんな声をかけながら俺のことを、俺より小柄な身体で包み込んでくれた。
そんな身体の温かさに俺は安心ができた。
勇斗『…仁人ありがとうね』
仁人「…!呼び捨て、」
勇斗『…いいでしょ?もう“友達”だから』
仁人「…友達、勇斗くんありがとうっ、」
仁人は友達って言ってから、目をうるっとさせながら笑顔で感謝をしてくれた。
しかも下の名前で。
その時から俺は仁人が好きになった。
仁人side
勇斗くんは仁人と呼んでくれる。
でも、俺は勇斗くん。
俺は勇斗くんと絡んでて良いのだろうか。
勇斗くんだって仲良い友達がいるはずなのに、
昼休みも俺と昼ごはんを食べてくれる。
旅行終わったら、少し離れようかな。
勇斗side
仁人と旅行行けることになったから予定を組みたいと思っている。
予定って、ふたりで組んだ方が良いのかな?
ふたりで予定組んだ方が楽しいよな。よし、仁人のとこ行こう。
勇斗『仁人〜!』
仁人「…勇斗くん?どうしたの」
勇斗『旅行の予定組みたいからカフェいかね?』
仁人「…あ、そうだったね。いいよ行こう」
なんか元気がなく感じる。
気のせいなのだろうか。
仁人「勇斗くんはどこ行きたいとかあるの?」
勇斗『仁人と行けるならどこでも良いな〜』
仁人「…じゃあさ、ディズニー、行こう」
俺は仁人と旅行に行けるだけで良かった。
だからどこでも着いていくつもりだった。
仁人はディズニーを選んだ。
人混みが苦手なのに。
俺だから行こうって言ってくれたのかな。
勇斗『もちろん!いつ行く?』
そんな事を話していたら、もう8時くらいだった。
勇斗『仁人時間大丈夫?親とか心配したりしない?』
仁人「うん。大丈夫だよ。一人暮らしだから」
勇斗『え、そうなの?』
仁人「そうだよ笑 今からどうするの?帰る?」
勇斗『…あー、どうすっか。なんかしたいことある?』
俺は仁人とまだ居たかったけど、 多分もう帰りたいだろうなと思って選択肢は仁人に渡すことにした。
仁人「…んー、お泊まり、してみたいな。」
仁人からお泊まりがしたいなんて、言ってくれると思わなかった。
勇斗『…え、仁人はいいの?それで』
仁人「…うん、俺した事ないから、今しかないかなって。…今後する事ないと思うし。」
勇斗『…?、じゃあ楽しまなきゃだな。』
した事ないのはわかるけど、『今後する事ないと思うし』 という発言に引っかかる。
勇斗『どっちの家がいい?』
仁人「んー、勇斗くんの家。」
勇斗『…分かった!じゃあ1回準備しに仁人の家行こうぜ!』
仁人「うん笑」
仁人とお泊まりなんて楽しみで仕方なかった。
けど、仁人が笑顔のときの目の奥は、泣きそうなように見えた。
仁人side
旅行が終わったら勇斗くんと離れると決めたから、
今のうちに勇斗くんとしたい事をしとこうと思って、お泊まりをしたいと言った。
勇斗くんのことは好きになってはダメだ。
勇斗side
仁人「お邪魔しまーす」
勇斗『そんな硬くなんなくていいよ笑』
仁人「家なんか意外と綺麗にしてるんだね」
勇斗『え、俺汚そうなイメージある?笑』
仁人「うん、ある笑」
仁人が俺の家にいるというだけで嬉しいのに、
お泊まりしてくれるだなんて、幸せだ。
勇斗『仁人ひっど〜笑』
仁人「酷くないです〜笑」
勇斗『あ、仁人なんかする?ゲームとか。 』
仁人「ううん。勇斗くんとお話ししたい。」
なんかデレデレ…?
仁人は俺のことを絶対好きにならないって決めてるらしいけど、もう好きなんじゃないのか…。
勇斗『なんか今日めっちゃ甘えるね?どうしたの』
仁人「…ううん。勇斗くんといる時間が好きだから。」
そんな事言われたら勘違いするからやめて欲しい。
旅行のときまで気持ち伝えるの抑えれるかな。
勇斗『…両思いってことで良い?』
仁人「だめ。」
勇斗『えーこれは両思いの流れじゃん!? 』
仁人「そんなの無いから笑」
仁人と笑い合うこの時間が幸せだ…。