弘人と麗の繋がりを知ったみゆは、翌日颯太を会社の地下倉庫に呼び出した。
ここは古い資料が置かれていて、基本的に誰も来ることはない。
しかも内側から鍵をかけることができるため、密会には最適の場所だった。
「ごめん、お待たせ」
遅れてやってきた颯太は、倉庫のドアが閉まったと同時に鍵をかける。
「大事な話ってなに?」
「実は…旦那に不倫がバレそうになってる」
「えっ!?」
青ざめる颯太に、昨夜発覚した事実を全て伝えた。
「マジかよ…。世間狭すぎだろ。それで…大丈夫なの?」
「さっき脅しの電話入れておいたからたぶん大丈夫だと思う。それと今度会った時にお金を払ってしっかり口止めするつもり」
もしお金を積んでも渋るようなら、その時は弱みを握ったり、罠をしかけたりすることも考えている。
(とにかくどんなことをしてでも口止めして、今の生活だけは維持しな************************
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