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その姿は、夜空に走った流星の如き煌めき。
一等強く輝くエメラルドの双眸に、目を奪われた。
「サイラス殿下……!」
ここに居るはずのない存在が、グエンタールの騎士らに囲まれている危機的状況を忘れさせる。
混乱する私に、殿下が馬上から目一杯に手を伸ばした。
「グレイス嬢、手を」
さながら舞踏会でダンスに誘うような恭しさ。
そのような場合ではないのに、あまりに自然に引き寄せられる。
私の差し出した手を、殿下が掴み、力強く抱き上げ馬上に乗せた。
「しっかり掴まっていてくれ」
そう言った殿下が僅かに振り返り、
「ここは頼むぞ!」
と、声を張った。
殿下の肩越しに覗くと、サイラス殿下の護衛の者だろう。
アド************
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