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事の始まりは、数日前に確認された原因不明の奇病「オーバー・デザイア」だった。
当初は単なる季節外れの発熱かと思われていた。だが、それは生徒たちの神秘の象徴である「ヘイロー」に直接干渉する、キヴォトスの理を覆すほどの異常事態へと発展した。
先生の手元にある端末には、救護騎士団や各学園の保健室から送られてきた惨泩な画像が並んでいる。
本来、生徒の精神性と直結し、清廉な光を放つはずのヘイロー。それが今、毒々しい桃色の粘着質な光芒に侵食され、中心部には淫らな形状をした「紋様」が、まるで呪いのように刻まれていた。
「ヘイロー淫紋」。
その紋章が現れた生徒は、例外なく理性を焼き切るほどの高熱と、下腹部を突き上げるような激しい「疼き」に襲われる。
「身体の中が、ドロドロに溶けそう……」
「お願い、誰でもいいから……私を、壊して……っ」
送られてくる音声データには、かつて凛としていた生徒たちの、自我を失ったかのような野良猫のような喘ぎ声が混じっていた。
端末の画面が次々と切り替わり、未読のメッセージが積み上がっていく。
【緊急:アビドス高等学校】
「先生、助けて。シロコちゃんたちの様子が……。ヘイローが変な色に光りだして、私の服を剥ぎ取ろうとして……っ。もう、部室の鍵が壊されそう……!」(送信者:十六夜ノノミ)
【最優先:トリニティ総合学園】
「……あ、あぅ。先生、正義実現委員会のメンバーが……暴走して、一般生徒を……。私も、お腹の辺りが変な感じで、ペンが握れません……っ」(送信者:静山マシロ)
【警告:ゲヘナ学園】
「ヒナ委員長が、執務室に引きこもったまま出てきません。扉の隙間から、信じられないほどの熱気が漏れています。先生、今すぐ……今すぐ来てください!」(送信者:天雨アコ)
連邦生徒会による緊急解析の結果、判明した事実は衝撃的だった。
この病の正体は、蓄積された過剰な「神秘」のエネルギーが毒素へと変質したもの。そして、それを中和し、ヘイローから淫紋を消し去る方法はただ一つ。
「異世界の因子」を持つ先生が、彼女たちの最奥へと直接干渉し、生命の根源である「精液(タネ)」を注ぎ込むこと。
先生の「種」が彼女たちの胎内で弾けた時、その生命エネルギーがヘイローの汚染を上書きし、本来の輝きを取り戻させる。それは、キヴォトス全土を巻き込む、空前絶後の「種付け治療」の始まりを告げる合図だった。
執務室の椅子から立ち上がり、先生はコートを手に取った。
端末には、アビドスのシロコから、最後の一線を超えようとする苦悶のビデオメッセージが届いている。
「せん、せい……。早く……私の『なか』、助けて……っ」
画面の中で、桃色に発光するヘイローを背負ったシロコが、潤んだ瞳でこちらを見つめていた。
この物語は先生が各学園(各組織)を巡る物語です。
出てくるキャラクターは私が独断で選んだキャラクターですが好きな組織から読み始めてください。
組織としては
アビドス・風紀委員会・パンデモニウム・便利屋68・ティーパーティー・正義実現委員会・C&C・陰陽部・忍術研究部
玄龍園・梅花園・公安局・FOX小隊・キラキラ部・放課後スイーツ部・ワカモ単独です。
どうぞお好きな物語から読み始めてください