第12話
久しぶりすぎて書き方忘れました…。
さてと、今回も前回の続きから✨
ではさっそく!GO!
リムル「気をつけて行ってこいよ」
シュナ「また来てくださいね!」
ゴブタ「待ってるっす!」
ベェルドラ「次は土産をもってくるのだぞ!」
リムル「おい!ベェルドラ!!」
ベェルドラ「うぬ?なんだリムルよ」
リムル「まいかにそういうこと言うと本当に買ってくるから…!」
まいか「また来るね!お土産も持ってくるよ!」
リムル「ほんとに気をつけるんだぞ」
まいか「分かったって!」
美しい真っ白の翼が「ぱっ」と背中から飛び出す。今日も輝く太陽の光に当てられて羽の一つ一つがぴかっと光る。
そして前を向いている天使は少しふり返って「じゃ、またね!」と手を小さく振る。一瞬青い美しい光が見えたかと思えば、地面に轟音が響く。
飛びたつ際の地面を蹴る振動だ。
そして轟音を鳴らして一瞬にして見えなくなってしまった。
リムル「あれだけ騒がしくて、存在感のある奴なのに、去るときは一瞬なんだな」
と俺は呟いた
シュナ「いいじゃないですか。これもまいか様の美しいところですよ」
リムル「去るときに悲しむのは去られる側だけってか」
シュナ「まいか様は同じ人に執着なされませんから。」
リムル「…失うのが怖い…か」
シュナ「リムル様!お仕事に戻りますよ!」
リムル「応、嘆いていても仕方ないしな!」
まいか「さ〜て、どこに行こうかな〜」
まいか「…。お礼、行かなきゃね…」
まいか「っと、その前に♪」
村人「な、なんだ?!め、女神?!!」
村人A「だ、誰だ?!!」
まいか「よっ、と」
村人B「な、何者だ?!!」
まいか「旅人ですよ♪」
まいか「この村にあるパンを買いに来たんです!」
ココの村のパンの材料の小麦は高濃度の魔素に当てられてできている。普通の人間が食べれば死ぬようなそんなパン。だが、なぜかこの村の人だけは食べても死なないらしい。
私はそんなパンを食べてみたかった。
まいか「パンを5つ!」
村人「旅人さん…私達の村のパンは食べると死んでしまうのです。もうしわけなないが、売ることは…。」
まいか「大丈夫です!私は人間じゃないので!」
村人「人じゃない…?」
村人a「魔人…?!」
ザワザワ ザワザワ
まいか「とにかく!5つ!」
村人「ど、どうなっても知りませんよ!」
まいか「わぁ〜✨ありがとう!」
まいか「コレお代」
チャリン
まいかが出したのは金貨1枚。
パン5つに対して出したのが金貨1枚なのだ。
金貨とは離れの村人などでは到底見られないほどの金額である。
そう、決してパッと出してはいけない金額なのだ。
パンを5つ貰ってまた飛び立つ。
まいか「喜ぶかなぁ♪」
オニル「なんだソレ」
まいか「オニル〜!これはパンだよ!」
オニル「魔国米と似てるやつか」
まいか「そうだねぇ✨」
オニル「誰に渡すんだ?」
まいか「ん〜?ギィだけど」
オニル「ふ〜ん、じゃ俺寝る」
まいか「おやすみ〜」
オニルが私の中に戻っていく、最近は出てる時よりも寝てる時間のが長い。
そんなことを考えながら飛んでいると肌寒くなってきた。
まいか「サムッ」
まいか(熱変動耐性が起動してる。これで大丈夫なはず。)
ビュン
まいか(なに?!!誰?!!)
???「よぉ、まいか」
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!