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『僕の好きな人はカッコよくてすごく強い、 だけど、どこか寂しそうに見える。』
僕は、高校入学早々に初じめての恋をした。
桜の木の下で桜を眺める美しい女の子に恋をした。
目が離せなかった。こんなにまじまじ見てはいけないのに、目が離せない。
すると、彼女は僕に気が付いて、僕の方を見て「とても綺麗じゃない?」ニコッとはなしかけた。
僕は慌てて、「う、うん綺麗だね」と答えた変に声が裏返った。彼女は笑顔もとても美しかった。そろそろ教室に向かわなければいけないのに、時間が止まったかのように感じる
すると、彼女が、「そろそろ教室行かなきゃダメじゃないの? 」と言った。僕は「あ!」っと我に返った。
急いで教室に向かう。結局、彼女の名前も聞けずに教室に来てしまった。だけど同じ学校なのだから、また会えるかな?っと考えてしまう。
席に着くと、中学の友達が2人くらい同じクラスだった、ほかは、初めて見る顔ばかりだ、それも当たり前だけどと、自分に言う。
すると教室に先生が入ってきて、ホームルームが始まった。先生は、始業式のことを話している、僕は、今日の桜の木の出来事をずっと考えている。先生はそんな僕を見て 「綾野さん、聞いているの?」と怒られてしまった。僕は、「あ、すみません」と謝った。 僕はとても気になって仕方がなかった。
僕は隣を見てみると隣の席の人はいなかった。鞄は掛かっているのに、と不思議に思った僕は先生に「隣の人がいません」と質問した。すると先生は「あぁ、宵咲さんね!」と答えた。僕は誰なんだろうと思った。そして先生は話を続けた。
「えぇ、さっき質問があったように、宵咲さんは、1年生代表として先に体育館にいます。なので、不登校とかではありません! 皆さんも宵咲さんの話をよく聞いてくださいね」と話す。
僕は、全く興味がなかった、別にどうでもよかったから、早く僕はあの子を探したかった。
『始業式の準備をしてください、1年生は、準備をしてください』
準備の放送がなる、僕達は次々に移動する。
体育館について、1年生代表の話が始まる。
司会者が「次に1年生代表、宵咲彩乃さん」
「はい」
すると1年生代表が舞台に上がった時、僕は、目を疑った。