「気持ちいい……。でもおもちゃでイクのはいや。そろそろ陸さんのがほしい」
「気が合うな。おれもそろそろ見てるだけじゃ我慢できなくなってきたところだ」
「なあ陸、おれもこの女とセックスしたいんだけど」
二人の会話に割り込んできたのは雅人だった。
「おれたちのセックスを見るだけで我慢するという約束だろ?」
「制服着たまま下半身丸出しでしてるオナニーがあまりにもエロくてさ」
「素っ裸でやらせるよりずっとエロいだろ。それで?」
「見てたら我慢できなくなって……。もちろん挿入はしない。触ったりなめたりするだけでいいから」
「挿入なしなら許可してやろう。ただしおれの女だからな、優しく丁寧に扱えよ。時間も五分間だけだ。そのあいだに終わらせろよ」
「五分でもうれしい。陸、ありがとう!」
「映山紅、そういうことだから先にこいつの相手してやってくれ」
「見せるだけじゃなかったの? 陸さん以外の人としたくないよ」
「おれ以外の男はおもちゃと同じだと思えばいい。雅人のあとでおれがたっぷりかわいがってやるから」
「ほんと? 最近ボクにセルフプレジャーだけさせて放置することが多かったから、ボクのこと嫌いになったんじゃないかって心配してたんだ」
「嫌いになんてなるかよ。おれがどれだけおまえを愛してるか、おまえの気がすむまで教えてやるよ。だからその前に五分間だけ雅人の相手もしてやってくれ」
「分かった。五分だけだよ……」
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