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ラジオで繋がる二時間前
鏡夜
「っ、、此処は、、、」
鏡夜が目を覚ますとそこは自分達が普段姫達を接客している部室だった
鏡夜
「俺は確か、、、環達と、、いて、、」
鏡夜
「そしたら、、笛の音が聞こえて、、」
馨
「そっから記憶ないんだよねー」
鏡夜
「っ!、馨!いつからそこに!」
馨
「ついさっきだよ、鏡夜先輩それに僕らだけじゃあなくて」
ハニー
「僕もいるよ」
鏡夜
「もしかして、、馨とハニー先輩も、、」
馨
「うん、笛の音が聞こえてさ」
ハニー
「そこからはきょーちゃんと同じで覚えてないの」
鏡夜
「そうですか、、」
馨
「それよりさ殿達所行ったのさ?、僕らと話してたははずだよね?」
ハニー
「そうだね、何処行ったのかなぁー」
と鏡夜達が話していると
???
「教えてあげようか?、環お兄ちゃん達が何処にいるのか?」
馨
「っ!、誰だ!」
???
「あ、ごめん!姿出すの忘れてた!」
と声の主は言うと鏡夜達の前に姿を表した
花子ちゃん
「初めまして!、七不思議の花子だよ!」
花子ちゃん
「花子ちゃんって呼んでね!」
鏡夜
「っ!、七不思議だと?、、何故此処に、、」
花子ちゃん
「何故って、ここは桜蘭だよ?困ってる人が居たら助けるのは当たり前だもん!」
馨
「いや、七不思議ってそうやすやすに姿出して良いものなの?、ダメだろ」
花子ちゃん
「良いの良いのー、だって七不思議って言っても凄い暇なんだもんー!」
馨
「だからってさ、、」
ハニー
「その話しは置いといて、、今はたまちゃん達の事だよ」
鏡夜
「そうでしたね、、花子ちゃんだったかな?環達の居場所まで案内してくれないかな?」
花子ちゃん
「良いよ!、着いてきて!」
そう花子ちゃんは言ってドアを開けた
鏡夜達は花子ちゃんに案内され
とある、部屋に連れてこられた
花子ちゃん
「此処に環お兄ちゃん達はいるよ」
と花子ちゃんは鏡夜達に話すが誰の声のもしない、聞こえるのは今は喋っている花子ちゃんの声、鏡夜達の息つかいだけだ
ハニー
「ねぇー、、花子ちゃん、、本当に此処にたまちゃん達いるの?、、全く声聞こえないけど、、」
馨
「違う部屋だったりしない?」
とハニー達が花子ちゃんに言うと花子ちゃんは黒い羽を懐から出した
鏡夜
「何だ?、その黒い羽、、、」
花子ちゃん
「勘の良いお兄ちゃん達は嫌いだよ、、まぁ、、いいけど」
花子ちゃんはそう言うと黒い羽を天井に投げた
すると、天井から何かが切れる音がしたと同時に何かが降りて来た
降りて来たのは檻だった
鏡夜
「これはなんの真似かな?」
花子ちゃん
「え?、閉じ込めんだよ?」
馨
「だから!、何で閉じ込めたのさ!?」
ハニー
「僕達何かしたの?」
花子ちゃん
「してないよ?、けど今動かれるとちょと困るんだよねー」
花子ちゃん
「鏡夜お兄さん達に動かれると此方の都合が悪くてねー」
鏡夜
「困る都合?、何だそれは」
花子ちゃん
「えー、秘密!けど安心してよ暫くそこに居てもらうだけだからさ!」
???
「そうそう、暫くな」
と今度は下の方から声が聞こえた
馨
「今度は誰さ!?」
馨はそう言って、声の聞こえたい方、、床を見るとそこには子猫がいた
ハニー
「子猫?、、だよね?」
猫
「俺様は時空間を越える猫だ、まぁ宜しくな」
馨
「お前が幻の怪異?、、子猫じゃん笑笑」
猫
「ムカ!、良いだろうがべつに!」
花子ちゃん
「猫ー、それぐらいにしときなよー」
花子ちゃん
「早く、行こう、花子お兄ちゃん達が待ってるはずだからね」
そう花子ちゃんが言うと猫は舌打ちをして消えて行った
花子ちゃん
「それじゃー、私も行くね!」
花子ちゃん
「大丈夫!、環お兄ちゃん達が来たら直ぐに出してあげるからさ!」
と花子ちゃんは行って部屋から出ていった
馨
「はぁ!?、行くなし!」
ハニー
「この檻壊れないよ、きょーちゃん」
鏡夜
「そうですか、、、困りましたね」
馨
「けどさ、あの花子ちゃんって奴が言ってたけど、花子お兄ちゃんって言ってたし」
馨
「そうそうに脱出は無理そうだよね」
鏡夜
「そうだな、、」
と鏡夜達が言いながら檻の中でいると部屋の中に誰か入ってきた
???
「此処に居たのか、、、どうりで見つからないはずだな」
入ってきた来たのは黒髪の青年で檻の中にいる鏡夜達にこう言った
黒髪の青年
「そこから出してやるから、、少し離れろ」
ハニー
「え?、出してくれるの?」
黒髪の青年
「あぁ、貴様らを出さないと俺達は動けんからな」
馨
「はぁ?、動けない?なにそれ?」
鏡夜
「その前に君は誰だ?、花子ちゃん達とやらの仲間か?」
黒髪の青年
「その質問についてはイエスとも言えるしノーとも言えるな、、だか今は教えられん」
黒髪の青年
「早く離れろ、無論俺は貴様らに危害を加えたりしない約束しよう」
鏡夜達は半信半疑ではあるがそれに納得した
そして、鏡夜達は檻から少し離れた
青年はそれを確認すると足で強く蹴っ飛ばした、すると固かった鉄が意図も容易く無残に消え鏡夜達はそれらを見て背を向けた
黒髪の青年
「おい、何故背を向ける」
黒髪の青年
「早く出ろ」
鏡夜
「、、、分かった」
鏡夜達は青年が壊した所から外に出た
青年は全員が出たと確認したあとドアに向かって歩きだそうとすると青年は足を止めた
馨
「ちょ、急に止まんないでよ!」
鏡夜
「早く行け」
黒髪の青年
「お前ら、、今すぐ俺から離れろ」
ハニー
「え?、何で?」
黒髪の青年
「早くしろ!」
そう青年が言っていると突然青年の斜め上から刀を持った花子ちゃんが現れ青年を攻撃した
青年は何処から出したか黒い刀を出して攻撃を防いだ
馨
「え!?、花子ちゃん!?」
ハニー
「な、何で、!」
花子ちゃん
「イヤねぇー、鏡夜お兄ちゃん達が入ってた檻ね、私が作ったから壊れたりしたら直ぐに分かるんだよねー、、、」
花子ちゃん
「で、、何してんの?、、、黒、、檻を壊したあげく鏡夜お兄ちゃん達助けるなんてさ?」
黒髪の青年
「お前こそ、なんやってるんだ、、、み、、」
花子ちゃん
「その名前で呼ぶな!、今は花子ちゃんだ!」
花子ちゃんは青年に再び刀を向けて攻撃すると青年は自分の刀でその攻撃を回避、攻撃した
ス!
キン!
花子ちゃん
「っ!、黒!黒は私たちの仲間でしょう?!、何で邪魔するのさ!」
黒髪の青年
「それはお前らが良く分かってるはずだろう!、何故邪魔すんのか!」
花子ちゃん
「うるさい!!!」
花子ちゃんと青年はお互いに隙がない攻撃をしあっている
鏡夜
「花子ちゃんが言っている、黒と言うのは、、」
馨
「多分、黒髪の奴じゃあない?黒髪で黒って事でさ」
ハニー
「けど、あの子達何か揉めてるよ?、、それに、、花子ちゃん何か可笑しいよね、、」
とハニーが言うと馨が可笑しいって?と聞くと
ハニー
「だって、刀を使ってるのに全く攻撃が通ってないってんだよね」
鏡夜
「それは本当ですか?ハニー先輩?」
ハニー
「うん、逆に黒って子の方は攻撃を通ってて、わざと攻撃を大きくも小さくもしないで攻撃してる」
ハニー
「まるで、、怪我させないように」
馨
「え?、怪我?けど攻撃結構してるよ、怪我させないようにするなら、攻撃しなければいいじゃん?」
鏡夜
「そうだな、だか攻撃をし続けている」
鏡夜達は花子ちゃんと青年を戦いを見ている話していると突然後ろから声が聞こえた
???
「悪いけどちょと、寝ててねー」
???
「ごめんねぇー」
鏡夜、馨、ハニー
「「「え?」」」
三人は後ろを向こうとしたが目の前が真っ暗になり三人は意識を失った
???
鏡夜
「っ、、ここは、、」
馨
「鏡夜先輩、、ハニー先輩、、無事、、」
ハニー
「うん大丈夫だよ、、きょーちゃん達は?」
鏡夜
「大丈夫です、、、それより此処は、、」
三人がそれぞれの安全確認をして周りを見るとそこは何処かの部屋だった
鏡夜
「何処かの部屋か?、、俺達はさっきまで花子ちゃん達の戦いを見てたはずなんだが、、」
馨
「だよね??、、後ろから声が聞こえて、、、、」
ハニー
「うん、、そこから記憶がないねぇー」
と鏡夜達が混乱しているとドアが開いた
ガチャ
???
「あ、起きた?」
???
「いゃー、ごめんねぇー緊急事態だったから無理やり気絶させちゃってね」
そう言って入ってた来たのは青髪の青年と赤髪の青年だった
ハニー
「君たちが僕達を此処に連れて来たの?」
青髪の青年
「そうだよ、あそこにいたら色々と面倒だったんだ」
馨
「は?、面倒?」
赤髪の青年
「うん、、ってごめん!自己紹介して無かったね!」
赤
「僕は赤よろくね」
碧
「俺は碧よろしく!」
と碧達と言う青年達が自己紹介しているとその横から黒髪の青年が現れた
黒髪の青年
「お、お前ら無事だったか」
馨
「え!?、どうやって来たの!?」
黒髪の青年
「え?、ワープだが?」
ハニー
「ワープ?!?」
鏡夜
「本当に君は何者なんだ、、と言うより名前を聞いてない」
黒
「あー、俺は黒よろしく」
碧
「自己紹介が終わった所で君たちに会わせたい人がいるんだよね」
馨
「は?、会わせたい人って?」
そう馨が言うと碧はドアを開けた
ドアを開けるとそこには、、自分達が探し回っていたハルヒがいた
ハルヒ
「鏡夜先輩、ハニー先輩、馨、えっーと、、3日ぶり、、」
馨
「ハルヒ!!!!」
ハルヒ
「ちょ、馨!急に抱きつかないでよ」
馨
「だってさ!」
ハニー
「ハルちゃん!、探してたんだよ!」
ハルヒ
「そうだったんですか、すいませんでした」
鏡夜
「まぁ、無事なによりだ、、」
とハルヒの無事を確認していると黒がラジオを出してカッチと着けた
鏡夜
「何してる?」
黒
「あ?、*向こうの世界の仲間*と通信、、連絡とるんだ」
ハニー
「*向こうの世界の仲間*?、、」
そう話しているとラジオから声が聞こえて、、
黒
「って、訳だ、、って聞いてるか?」
伯
『う?、あぁー、聞いてるよ、、これうま』
伯
『お、環あんがと、、でそんで?』
黒
「お前、次会ったとき殴りな?」
伯
『え?』
黒は伯達に説明を終えるとハルヒが環に聞いた
ハルヒ
「あの、環先輩、、花子くんと犬に会いましたか?自分、花子くんと犬にあってからの記憶が無くて、、」
環
『会ったけど、、突然笛を吹きはじめて俺達を眠らせようとしてたよ、、、』
環
『それに、向こうの世界?とか言ってたけど、、ハルヒ何か知らないか?』
そう環が言うと黒が言った
黒
「その件については後で、、いや、今話した方が言いな」
赤
「そうだね」
碧
「伯達も良いか?」
と碧達が言うと伯達は同意し黒が話そうとすると
???
「見ーつけた、、」
???
『見つけた、、』
黒、伯
「は?」『え?』
黒達と伯達が声の聞こた方を向いた瞬間にお互いにつけていたラジオがバチと切れた
何故か、それは、花子くんと花子ちゃんがラジオを壊し、伯達と黒達の通信の妨害したのだ
花子ちゃん
「何してんさー、、黒ー」
花子ちゃん
「伯達と通信する何てさ?」
黒
「っ!、お前いつから!」
花子ちゃん
「いつからって?、ついさっきだよ」
ハニー
「黒!、逃げよう!」
そうハニーが言うと黒は首を降った
黒
「無理だ、今此処は境界と境界の間、間で逃げると面倒だ」
黒
「それにこいつの事だ、外に猫、、いや、、*時*がいるはずだ」
そう黒が言うと鏡夜は時?と思い言った
鏡夜
「時?、、時はあの日記に書いてあった動物霊だ、、、それにさっき猫と、、」
黒
「日記?、、なるほど、、伯達が渡したのか、、、」
ハルヒ
「え?、日記って、、これだけじゃあ、、」
そうハルヒが懐から日記を出そうとすると
花子ちゃん
「返して!!!!!!」
花子ちゃん
「その日記返して!!!!!!」
花子ちゃんはハルヒから日記を奪おうと襲いかかった
そして、同時の環達も花子くんに襲われており日記を持っている環を襲おうとしていた
伯
「いい加減、、に止めろ!!!」
黒
「いい加減に、、、しろ!!!」
そう黒、伯は言うと自分の刀、小刀で花子ちゃんの前にゲートを作ると花子ちゃんはそのゲートに吸い込まれ消えて行った
無論、黒、伯は外にいるであろう猫、犬もゲートに誘い入れた
黒
「はぁはぁ、、」
伯
「はぁ、、、はぁ、、」
環達と鏡夜達は伯と黒が言った名前、、
陸と未来、、、と口ずさむと伯と黒はもう言うしかないと言ってから仲間達に目で合図すると碧達、中達は頷いた
黒
「こられからお前達に話す事は、、」
伯
「全て真実だ」
そう黒達が言うと環達と鏡夜達がいる空間全体がガラリと代わり
七不思議、、が何故誕生したのか
そして、、花子くんと花子ちゃん、猫、犬の事を教えた
五章終わり
六章開始