・ コメントで考察してみて下さい。
・ 腐ではございません。
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? 視点
「 …あれ、なんやろ。夢…? 」
まだ頭は理解していない。ただ頬を
つねったりしても痛くはないので夢だろう
「 夢…にしても真っ暗やの…… 」
辺りを見回すと全体が真っ暗、
と言うことに彼は気がつく。
「 …は?あれ?沈んでいっとる、なんや
これ……… 」
歩いて行けば沼に運悪く入ってしまい、
抜け出せず、抜け出すどころか沈んでいって
しまう。
「 まって、助けてや!嫌や、
死にたない!!! 」
必死に手を挙げ涙目でそう声を出す。
誰も来る気配は無く、虚しくその声は
暗闇の中に消えていってしまう。
「 や、たすけっ… 」
どんどん息が苦しくなる。
そして上を見上げると見たことのある
影が複数出てくる。数えただけでも
10人以上は居た。そしてその人達は
笑っている。
「 っはぁ…ッはぁ…… 」
彼は目覚めた。冷や汗をかいている。
「 俺…生きとるよな…? 」
頬をつねったりしてみる。痛かったから
ここは現実だ、と改め理解する。
そして冷や汗のせいで気分が悪い、
顔を洗おうと洗面台に向かう。向かえば
首元には赤い手形の様なものがくっきりと
写っていた。
「 …へ? 」
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この主人公は誰なのか、そして
彼が見た夢、首元の赤い手形、見たことの
ある黒い謎の集団。一体なんなのだろうか…