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第二章『アメリカ編』
少し経ってから俺は冷静さを取り戻した。
アメリカ「ごめん……」
ナチス「気にするな」
いつも俺に冷たい態度を取っているナチスもこの時だけは優しかった。
ナチス「今日はもう帰って寝ろ」
アメリカ「…嗚呼、そうするよ」
アメリカ「ありがとな」
ナチス「……」
アメリカ「お前は…」
ナチス「まだここに居る。これから来る日本にも状況説明しないといけないからな」
アメリカ「そうか……無理はするなよ、?」
ナチス「…善処する」
そんなナチスを後に病院を出た。
しばらくして家に着き、いつものソファーに腰掛ける。
何も考えたくなかった。
そんな中、通知が鳴った。
日本からだ。
日本「アメリカさん、ナチスさんからお話をお聞きしました」
日本「とてもお辛いと思います」
日本「近々お葬式を開く予定なのでご出席をして頂けませんか?」
日本「お葬式は身近な方々だけお呼びする予定です」
俺はすぐに返信をした。
アメリカ「参加するよ」
日本「ありがとうございます」
俺はスマホの電源を切った。
葬式、か。
本当に死んだんだなぁ……。
俺があの時、受け止めれば生きていたのかな。
俺は“ヒーロー”なのに、
助けることが出来なかった。
それも最愛の人を。
ちゃんと告白できなかったな。
…フッ(笑)
今更後悔するのかよ……。
ダッセェな、俺。
もう遅い。
この世にはもう居ない。
ピンポーン。
チャイムが鳴った。
誰だ。
???「兄さーーん?」
???「開けるよーー?」
ガチャ
扉の先に居たのはカナダだった。
俺の弟だ。
アメリカ「…あぁ、カナダか」
アメリカ「どうした?」
カナダ「前借りてたDVD返しに来たんだけど…」
カナダ「…兄さん大丈夫?顔色悪いよ」
アメリカ「特に体調に問題はないよ」
アメリカ「心配してくれてありがとな」
カナダ「そっか、」
カナダが後味の悪そうな顔している。
まだ日帝chanの訃報についてはそんなに出回ってないのか。
カナダ「てか兄さん仕事ちゃんとやってる?」
アメリカ「…やってるつもりだけど?」
カナダ「ふーん?前父さんが超怒ってたけど」
カナダ「重要な資料がまだ提出されてないって」
アメリカ「あー、あれね〜…」
かなり思い当たりがある。そういえば期限付きだったな。
アメリカ「出勤してくる…」
カナダ「いってらっしゃ〜い」
会社に着くとバタバタしている部下たちが目に入った。
部下たちが俺に気づくとすぐ近寄ってきて
部下「アメリカ様…今すぐ仕事を片付けて下さい…」
部下「ついさっきイギリス様がいらして、とてもご立腹な様子でした」
アメリカ「ああー…親父ね、」
アメリカ「わかった、すぐ片付ける」
仕事場に行くと山盛りのプリントが置いてある。
確かに俺毎日仕事行ってるけど必要最低限かそれ以下やって帰るからなぁ。
部下「こちらをまず片付けて下さい」
手際よく山盛りのプリントの中から抜き出している。
アメリカ「めんどくせぇ…」
部下「貴方様が仕事すればこのような事にはなりませんでした」
部下「もう少し仕事時間を増やして下さい」
アメリカ「仕事時間か…」
俺だって前から切羽詰まった状況だってことは理解してた。
ただ仕事時間を割いてまで会いたかった相手がいたから、
それだけの理由だったんだ。
ーーーーーーー数時間後ーーーーーーー
アメリカ「やっと終わったぁ…」
部下「お疲れ様です」
部下「明日もよろしくお願いしますね」
そう言って部下は退勤していった。
ふと窓を見ると夕暮れの空が広がっていた。
アメリカ「赤いな…」
日帝chanを思い出してしまう。
少し呼吸をするのが辛くなった。
体が重くなった。
……これだと仕事に影響が出てしまう。
俺は多分、日帝chanとの出来事を大切に取っておくことは出来ない。
きっと未練がましく引きずってしまうだろう。
早く決別しなければならない。
日帝chanへの思いを捨てることを。
どうも主です😆
多分今年最後の物語の投稿になると思うので挨拶だけさせて下さい!
まずは
メリークリスマス🎁🎅🎄
ギリギリになっちゃいましたが💦
そして良いお年をお迎えください♪
来年もよろしくお願いします☺️
コメント
6件
アメ日て((( 尊い…(泣)
アメリカの日帝さんへの想いに涙が出ます。😭今回も素晴らしいです。よいお年を。
ウウウウウウウウ泣 神作...泣