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こんにちは!🌞(こんばんは!🌛)
ハートが50になっててめちゃめちゃビックリしました!(笑)
もう本当にありがとうございます!!
第4話行きます!!( `・∀・´)ノヨロシク
ーー第4話、神樹ーー
〜通学路〜
楓「〜!」
愛歌「〜?」
楓「〜〜〜!!」
愛歌「ー!」
渚「…」
渚はこちらを気にかけているようだった
楓「〜ってか、渚と美湖どしたの」
渚・美湖「…え?」
愛歌「うん、全然喋ってない」
渚「…あ〜……寝不足でさ…?」
美湖「…」
渚「ね!?美湖も!」
美湖「…あ…うん……」
楓「そっか〜」
愛歌「ちゃんと寝なよ?」
美湖「…うん」
愛歌「あ、信号赤じゃん…」
渚「ついてないね〜」
美湖「うん…」
そんな時…
ドンッ!(人とぶつかる音)
美湖「うわっ!」
美湖「あっ、ごめんなさい」
大和「…」
顔を上げると…
そこには灰色の髪をした、長身の男性が立っていた。
大和「あ、いえ……」
大和「…っ!!」
美湖「…?」
男の人は一瞬、顔を強張らせた。
大和「……君、最近」
〜知り合いが亡くなったりしていない?〜
美湖「…え?」
大和「あ、いや…」
男の人は去り際に小声で呟いた。
大和「ショウコは絶対、転送しろ」
スタスタスタ…
美湖「…あっ…えっ?」
楓「美湖〜何してんの〜?」
楓「信号、青になったよ〜」
愛歌「何で信号って緑なのに青なんだろーねー」
渚「確かに…」
美湖「あっ…う、うん…」
さっきの人がなにを言っているのか分からない。
知り合いが亡くなったりって…翔太のこと?
ショウコは絶対転送しろって…
美湖「…あの人」
ショウコのこと知ってるの!?
美湖「…さ、先に行ってて!」
渚「え?」
愛歌「美湖?」
楓「何で!?」
美湖「わ、忘れ物!!」
私はそう言って、さっきの男の人の向かった方向へ走り出した。
美湖「こっちだっけ……あっ」
前方方向にさっきの人がいた。
美湖「ま、待って!!」
大和「…?」
美湖「あ、あの!」
大和「あ…」
美湖「ショウコ、知ってるんですか!?」
大和「…やっぱり…!」
美湖「弟が…死んだんです…!」
大和「…あの…学校は?」
美湖「大丈夫です!!」
美湖「何か知ってるんですね!?」
大和「まあ…」
美湖「教えてください!!」
大和「…でも」
美湖「お願いします!!」
私は、名前も知らない人に精一杯、頭を下げる
ショウコの事が少しでも分かるなら…と…
大和「うちまで…来れますか…?」
美湖「…え?」
普通なら断るはずだけど、今は…
美湖「…わかりました」
ショウコの事が最優先だ。
…そして、竹の生い茂る坂道を進むこと数十分
〜神奈川県、琉生市、神樹神社〜
美湖「…あの、家って」
大和「…神社」
美湖「…!!」
大和「上がって」
美湖「…はい」
〜神社内〜
大和「俺は神樹大和って言います」
美湖「あっ、綾瀬美湖です!」
大和「…ばあちゃんを呼んでくる、待ってて」
美湖「はい!」
美湖「……ふう…」
私は少し小さなため息をついた。
壁を見ると、御札や天狗や狐のお面……盛塩…
美湖「なんだろう…これ…」
部屋の隅に紫色の鉱石?が置いてある。
美湖「…」
円花「アメジスト、魔除けの石だよ」
美湖「!!」
円花「こんにちは、お兄ちゃんが連れてきた人だね」
振り向くと、まったく気配の無い少女が立っていた。
美湖「あ、あなたは…」
円花「神樹円花」
美湖「円花…ちゃん…」
まどかって円満みたいな意味だよね?大和さんもだけど…
美湖「やっぱり…神社の子なんだね…」
円花「?、まあね…ってかお姉ちゃん」
〜とんでもない怨霊つけてるね?〜
円花「憑依されたのかなあ〜」
円花「まだ呪い殺されてないとか奇跡だよ?」
美湖「………えっ…」
ーー第4話、神樹ーー
終わりです!
登場人物増えましたね…
次回予告!ついにショウコに触れていく!?
次回もよろしくお願いします!
バイバイ!(^_^)/~