コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
佐能「お、ちゃんと成功してますね!」
愛莉「え……?あれここって1年前?」
佐能「そうですよ!手に持ってるアイスが何よりの証拠でしょう」
冰鞠「えぇ……ほんとに1年前…?」
晴「まさかマジだったとは……頭くらくらする…」
静葉「う゛っ…あたまいたぃ……」
直樹「うっぷ気持ち悪……」
KP「あ、忘れてた《SANチェック》」
KP「まぁびっくりしちゃうんでね。」
KP「0/1D3」
晴 《SANチェック》57 成功
冰鞠《SANチェック》52 成功
愛莉《SANチェック》65 成功
直樹《SANチェック》70 失敗70→67
KP「頑張れってお前!」
直樹「うぇ……」
愛莉「え゛ぇぇぇぇっ!?雨宮先輩ここで吐かないでくださいよ!?」
晴「いやキモ…」
直樹「……大丈夫だ…こらえた。」
静葉「大丈夫!?ここで吐いたら汚物先輩の名称与えられるから、頑張って!」
冰鞠「部長笑顔でえぐいこと言わないでください!?」
直樹「……ふぅ、大丈夫だ。問題ない。」
佐能「ほんとっすか…?無理しないでくださいよ!」
KP「じゃあ《聞き耳》どうぞ」
晴 《聞き耳》25<61 失敗
冰鞠《聞き耳》25<48 失敗
愛莉《聞き耳》60>4 クリティカル
直樹《聞き耳》70>30 成功
愛莉「きたーっ!これはいいですよぉ」
KP「じゃあもう愛莉は真っ先に風紀委員だと気づいてアイスを隠します」
KP「なのでアイスは奪われません。ちなこれダイスで決めてるから」
晴「あ、そうなんだ」
KP「えー、前と同じ様に規則正しい足音が複数聞こえてきます」
愛莉「あれ、みんなこれ風紀委員じゃない……?」
佐能「あ、そうじゃないっすか!皆さん早くアイス隠してっ!」
雷堂「よぉー!オカルト部〜!何かよからぬことしてねぇだろーな?おぉ?」
直樹「なんもないぞ?雷堂どうした?」
雷堂「なんか白々しいなぁ…」
KP「と言って隠してあった…冰鞠のアイスの実を全部口の中へ放り込みます」
冰鞠「こいつアイス耐性バケモンやろ」
雷堂「いや〜しっかし相変わらず陰気で湿ったい部屋だぜ、オマケにクソあちぃときたもんだ」
雷堂・愛莉「サウナ部に改名したらどうだ?」
愛莉「でしょ? 」
雷堂「お、なんで分かったんだ?すげぇなお前……」
愛莉「私……未来が見えるのよ」
雷堂「ん?」
冰鞠「あー違います違います!こいつ最近中二病発症して!すみません…!」
雷堂「そ、そうなのか…」
冰鞠「ばかっ、ダメでしょ?運命変わったらどうすんの」
愛莉「す、すんません…」
雷堂「とにかく、部室の外では食うんじゃねーぞー。今回は見逃してやる、それじゃーなー!」
KP「と言うとアイスの実の残骸をオカルト部にポイ捨てし、去っていきます」
晴「あいつほんとに風紀委員か…?」
佐能「嵐の様な奴でしたね…」
佐能「というか!時間に限りあるんで、早く行動しましょう」
直樹「そうだった……はよ行かな…」
静葉「それでは、オカルト部。彩華先生と獅童くんのラブラブキューピット作戦と行きましょう!」
愛莉「おーっ」
KP「まず二手に分かれるんだよね。だからまず、職員室組から行きましょう」
KP「晴、直樹、佐能のチームですね」
佐能「俺たちは主に電話かければいいだけですね」
佐能「彩華先生が今どこにいるかちょっと聞いてみますか?」
晴「じゃあ俺担当なんで、かけますね」
☏┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
彩華「あ、はい。もしもし〜?」
晴「彩華先生、こんちゃーす。晴です」
彩華「は、晴くん?どうしたの?」
晴「突然なんすけど、今先生どこにいます?屋上まで来て欲しいんすけど…」
彩華「え…?そ、それって急ぎ…?」
晴「はい、マジ大至急っす!」
彩華「あぁ……その、私これから外せない用事があって………私じゃなきゃダメ?」
晴「はい、もちろんですよ。お願いしますよ先生〜」
彩華「ち、ちなみにどんな用事?」
彩華「もう私タクシー来てて……」
晴「タクシー…?どこまで行くんすか?」
彩華「そ、それは……その…ね」
晴「えぇ……?」
直樹「晴、先輩に任せろ。」
晴「え?ちょ先輩…?」
直樹「彩華。よく聞け。」
彩華「へっ!?な、直樹くん?!呼び捨てはダメって言ってるでしょ!」
直樹「獅童雄冴がお前を待っている」
直樹「幸せになりたければ屋上に来い」
彩華「えぇ!?ち、ちょちょっとま」
☏┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
晴「こいつヤバ過ぎだろ」
直樹「大丈夫だ。問題ない。」
佐能「……上手く…いきましたね!」
佐能「はい!!」
晴「ダメだKPもとち狂っちまった」
KP「さすがにかけ直します」
☏┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
晴「もしもし…晴です。」
晴「先程は大変申し訳ありません」
彩華「あ、……晴くん?だ、大丈夫だよ。全然気にしてないから」
彩華「それでどうしたの?」
晴「あの…まぁ単刀直入に言えばあいつの言うこと本当なんすよ」
彩華「え…?そ、そうなの?」
晴「はい、あの獅童先輩が用事があるって俺らに言ってきて、」
晴「彩華先生に自分が屋上に居るってこと知らせてくれって」
彩華「え、!そうなんだ…!」
彩華「ありがとう、教えてくれて」
晴「いえいえ、それでは切りますね 」
彩華「はーい。ありがと〜」
☏┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
直樹「こいつ詐欺師だろ」
佐能「ちょっと嘘上手すぎて感心しましたよ!」
晴「いやそれ褒めてんの…?」
直樹「バリバリ褒めてるけど」
晴「慣性バグってるし……」
佐能「それじゃあ、1つ目のミッションは達成しましたね」
佐能「次、職員室行って聖理先生に電話かけましょう」
KP「職員室を訪れると大抵の教師は忙しそうにしていますが、
KP「1人、畳の上で暇そうにお茶をすする理事長の姿があります」
晴「失礼しまーす…」
「オー!オカルト部のミナサン、ゴキゲンヨウ。ドウサレマシタカ?」
(おー!オカルト部の皆さんごきげんよう。どうされましたか?)
レオン=シュルズベリィ
エキセントリック理事長 研究者
天築学院の理事長。アメリカの大学に
在籍する現役の研究者でもある。
エキセントリックな言動が目立つものの
経営者としては優秀らしく、
日々さっさと仕事を終わらせては、
暇そうにお茶を飲んでいる。
直樹「理事長って聖理先生の電話番号しってる?」
レオン「モチロン!シッテマスヨ」
(もちろん!知ってますよ)
直樹「なら教えて欲しいんだけど…」
レオン「オッケーデス!」
(おっけーです!)
レオン「コチラデース」
(こちらでーす)
晴「個人情報……まぁいいか…」
直樹「あざまーす理事長」
レオン「トコロデナオキクン!イッショニオチャデモ、ドウデスカ?」
(ところで直樹くん!一緒にお茶でもどうですか?)
レオン「アタラシイオチャガ、ハイッタンデス!」
(新しいお茶が入ったんです!)
直樹「あーじゃあちょっと貰おっかな」
佐能「ちょ!?ダメっすよ!?俺ら忙しいんすから!失礼しまーす!!」
晴「ちょっと何やってるんすか先輩」
直樹「いや…つい」
直樹「じゃあ聖理先生にかけるから」
☏┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
聖理「はい〜!神崎です〜!」
直樹「こんにちはー、聖理先生?」
聖理「あら?その声は……直樹くん?」
直樹「そうっすそうっす」
聖理「なんであたしの電話番号知ってるの?」
直樹「あ〜理事長に聞いて」
聖理「あら、そうなの〜?」
聖理「なんだ、あたしに恋しちゃったのかと思ったわ」
直樹「あ、それはないですから安心してください。 」
聖理「え、酷くない?」
聖理「え〜?恋じゃなきゃ何よ〜?」
直樹「聖理先生今から学校これる?」
聖理「え?あたし?今は無理よ」
聖理「今裏山に居るんだから」
直樹「じゃあちょっと聞いて下さいよ」
聖理「…何〜?」
直樹「あの、1年生に神崎朱理って子居るでしょ?」
聖理「え?えぇ…あたしの妹だけど」
直樹「あの子が今から学校内で喧嘩起こそうとしてんの。早く来てください」
聖理「………ほぉ」
聖理「…喧嘩?……はぁー!」
聖理「あのクソガキィ!!ぶっ飛ばす!」
☏┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
晴「…スピーカーじゃなくても聞こえてたよ。大丈夫そうだね」
佐野「……そうっすね…恐ろしい〜…」
佐野「…じゃああとは、朱理チームの方待つだけっすね」
KP「はーい、一方その頃……」
KP「では、貴方達は校内に居る朱理を探します」
冰鞠「おー神崎朱理〜!どこや〜!」
静葉「ひ、冰鞠ちゃん?ヤバくない?」
冰鞠「?どうしたんですか部長」
冰鞠「ひょってたら朱理ちゃん出てきませんよ」
静葉「えぇ?そ、そっか…」
冰鞠「これこそマ○キー精神で行きましょうよ」
愛莉「そうですよ部長。部長もやりましょうよ!」
静葉「えぇ……?」
愛莉「この中にひよってるヤツいる?」
愛莉「いねぇーよなぁ!!朱理ちゃそ潰すぞ!!」
KP「えっと、まぁ校内を周っていると、すぐに見つけることが出来ます」
KP「まぁレディース軍団を引き連れているのもあって、結構目に着くんでね」
KP「1階のエントランスホールに彼女は居まして、」
KP「まぁ今、まさに軍団を引き連れて、階段を登ろうか登らまいかみたいな」
愛莉「神崎朱理〜!どこや〜!はよ出て来いや〜!」
愛莉「あ、いた」
朱理「は、何?」
愛莉「私が相手じゃい!」
朱理「…?言っとくけど貴方を相手している場合じゃないの」
冰鞠「KP。APPロールや」
KP「え?」
冰鞠「APPロールで成功したら、足止め出来ていいでしょ?」
KP「まぁ、理にはかなってるけど… 」
KP「ここでそれ思いつく?変なとこでINT高くなるのやめてね」
KP「まぁ…いいよ《APP*3》で」
冰鞠《APP*3》54>9 成功
愛莉《APP*3》48<95 失敗
KP「じゃあ冰鞠の話を聞いてくれます。愛莉は普通の女子生徒と同じかな」
朱里「……で、何?なんか用?」
冰鞠「あぁ…朱理ちゃんさ、今から獅童んとこ行くんでしょ?」
朱理「え?そ、そうだけど…」
冰鞠「私も行かせてよ」
愛莉「え!?ひ、冰鞠先輩?」
朱理「……は?……冰鞠…だったよね」
朱理「冰鞠…はさ、優秀じゃん」
朱理「そういう事する子じゃないでしょ?やめといた方がいいよ… 」
冰鞠「あぁ、止めてくれるの? 」
冰鞠「私も恨みあんのよ。だから戦い方教えて?」
愛莉「先゛輩゛!?!?」
KP「というところにやっと静葉が、ギャラリーや人混みにもまれて到着します」
静葉「ちょっと待って、ひ、冰鞠ちゃん愛莉ちゃん〜!部長置いてかないで〜」
静葉「はぁはぁ……」
愛莉「あ、部長!ちょっと今冰鞠先輩がなんか急にグレだしたんですけど!」
愛莉「助けてくださいよ〜!」
静葉「えぇ!?」
静葉「ち、ちょっと冰鞠ちゃん?」
朱理「…え!?あ、雨城……先…輩?」
朱理「ど、どうしてこんなところに?」
冰鞠「え?部長もしかして脅したことある?」
静葉「えぇ!?したことないよっ!!」
愛莉「部長もしかしなくても、知り合いですか?」
静葉「え、えぇまぁ…挨拶くらいは…」
静葉「……え、み、みんなどうしたの?」
朱理「えっと……き、奇遇ですね先輩。これからどこに…?」
静葉「あぁ、私たち朱理ちゃんにまぁ……用があって会いに来たの」
朱理「えぇっ…!?ほ、ほんと…ですか」
静葉「え?う、うん。嘘ついてないよ」
愛莉「…あ、分かった!」
愛莉「部長、今から言う言葉繰り返してくださいよ!」
静葉「え?う、うん」
愛莉「今から校内デートしませんか?」
冰鞠・静葉「で、デート!?」
愛莉「なんで冰鞠先輩も…」
冰鞠「ご、ごめん……」
静葉「む、無理だよ!」
愛莉「いや明らかに恋でしょ!百合だよ百合ぃ!!ひゃっほいー!」
冰鞠「……は、はぁ、?!」
愛莉「言えばイチコロだから!!ね!」
静葉「うぅ……あ、朱理ちゃん」
冰鞠「ちょ部長?!ま、まじで…?!」
愛莉「冰鞠先輩!しっ!!」
静葉「そ、その………今から…こ、校内デートしませんか…?」
朱理「え………」
静葉「………言っちゃた…!言っちゃたよぉ〜!!もう無理だぁ…」
朱理「そ、その…先輩が良ければ……」
朱理「い、いいですよ…!もちろん…」
静葉「…へ」
愛莉「きたーっ! こりゃもうカップル成立だろ〜!」
愛莉「冰鞠先輩も、このままだったら無理だったでしょ?」
冰鞠「あ、愛莉……助かったけどさぁ… 」
愛莉「ほらっ部長行っちゃうよ!追いかけようよ〜!」
冰鞠「えぇ……」
KP「…追いかけるなら《追跡》振ってください」
愛莉「ちゃっかり持ってるんだわ」
KP「なんで持ってんの……」
愛莉「そりゃあ冰鞠先輩追っかける為」
冰鞠「こえーよ」
冰鞠《追跡》10<53 失敗
愛莉《追跡》85>55 成功
KP「えーでは、デート(強制)を追いかけていると後ろから猛スピードで何かが迫ってきてますね」
冰鞠「あ、聖理先生じゃね…?」
KP「まぁ、そうだね。聖理先生が追いかけて来ます」
朱理「…え!?な、なんであいつがここに!?裏山に行ってたんじゃ!?」
KP「えーと言うと聖理先生は首根っこを掴んで」
聖理「おいテメェいい度胸だなぁ…!」
聖理「今からとんでもねぇ説教してやっから、こっち来い!!」
聖理「その性根叩き直してやる!!」
KP「と言って、ズルズルと引きずって何処かへ連れて行きます 」
愛莉「ひぇー!こっわ〜…」
静葉「うぅ…生きた心地しなかった……」
KP「そこへ騒ぎを聞き、駆けつけた電話組と合流します」
佐能「いや〜皆さんあの女よく止められましたね!」
愛莉「部長と冰鞠先輩のおかげですよ」
冰鞠「いや私なんもしないけど…」
静葉「私も…歩いただけだよ」
晴「というか部長、朱理と一緒に歩いてましたけど、どういう関係なんすか?」
愛莉「恋人です!!」
冰鞠「違います!」
佐能「???」
直樹「な、なんかあったんか?」
晴「……部長は?」
静葉「んなわけないよっ!あ、愛莉ちゃん!こういうのは控えなさい…!」
愛莉「す、すんません…」
冰鞠「ほーれみい、愛莉は1人で突っ走りすぎなんです〜」
愛莉「ぐぬぅ〜……!」
静葉「と、とにかく、! 作戦は無事成功したし、一応確認しに行きましょう」
晴「あぁ、そうだったね。屋上行きましょかー」
KP「まぁ、そんな会話をしていると、彩華先生が息を切らしながら階段を上がっていきます」
KP「えー、まぁ彩華先生を追いかけ、屋上の扉の前であなた達は耳を澄ます。」
KP「えーっと描写めんどいんで要約します。」
KP「彩華先生が怒る。そしてビンダ」
KP「落ち着いた後にイチャイチャし、ハグ。以上」
静葉「……こ、これ以上見るのはは辞めましょ?」
愛莉「え?部長早いよ!まだ見たい〜」
冰鞠「愛莉、やめなさいっ」
愛莉「ママやん」
冰鞠「ママじゃねーよ」
直樹「……佐能と晴は?もう帰るよな」
晴「いや俺はまだ残るが?」
直樹「はい?」
佐能「え?」
冰鞠「もう手一杯だが?」
静葉「こらっみんな早く帰らないと、もう1年ここで過ごす羽目になるよ?」
愛莉「あ、そうだったわ。すっかり忘れてた〜……部長ありがとー」
佐能「そうでした!それじゃあ、結果を見に帰りますか〜!」
冰鞠「そうやね…はよ帰ろ〜」