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依紗「ん”ー!」
放課後、
帰宅部だが先生に空き教室まで
物を運ぶ仕事を頼まれたからまだ学校にいる
そして今全て運び終わって伸びているところだ
依紗「絶対1人で運ぶ量じゃないッッッッッ
兄先生私が断れないの知っててやってるよな…
帰宅部エースとして不甲斐なし!」
意外と上手い煉獄さんの声真似をする私
そしたら廊下からこっちに歩いてく音が聞こえた
依紗「やばっ」
陰キャ敵本能(?)が私を掃除用具入れに隠れさせた
あのー、なんだっけ、
ほら、空気入れ替えるためにある通気口みたいな、
あれから教室内が見える
ガラガラガラ
依紗「ッ…!?」
誰かが入ってきた!
あれは…
彩葉「…あいつ、まだ来てねえのかよ、」
花森彩葉!
あの、3年のぶりっ子だ!
___から聞いたから知ってる。
でも…雰囲気、違くないか…?
ガラガラガラ
桜「失礼します…?」
!、あの人は…
西園桜さん。
一応同じクラスだったな…
THE・陽キャって感じ!
彩葉「チッ、遅かったわね」
桜「…え…?」
…困惑してるな。
西園さん。
雰囲気違うもんな…
てかこれって…
“いじめ”
だよなぁ…
ま、取り敢えず
依紗「へいRiri、虐めらしきものを見かけたときの対処法は?(小声)」
桜「えっ、と…
私は何故呼ばれたんですか…?」
彩葉「そんなの決まってるじゃない」
ボコッ
桜「ぃ゙、!?」
ッ!
Ririの言う通り録画してるけど…
殴っ、てる…
依紗「カヒューッ」
過去のことを思い出し、
少し過呼なになる。
…う、あぁ…
しん、こきゅう…
依紗「…ッ」
口を抑えて
声を出すのを我慢する
今すぐにでも飛び出したい
でも、そんな勇気は私にはない。
桜「な、ん”((((」
彩葉「ウザいのよ!
なんで私よりも愛されてんのよ!
あんたが来るまでは私が愛されていたのに!
あのイケメンたちは私のものなの!」
は…?もの…?
人を、ものだって…?
ていうか知ってます?
それ逆恨みっていうんだよ(((
桜「…え…?
あ、生徒会の方々のことですか…?
あの人達はものじゃな((((」
彩葉「うるさいうるさいうるさいうるさい!
だまりなさい!
もういい、今日やるつもりじゃなかったけど…」
そう言ってカッターを取り出す花森先輩。
私はそこから何をするか分かってしまった
そしてやはり、
グサッ
桜「…ッえ…!?」
…カッターキャー、だよなぁ…
桜「なにしてっ、止血しなきゃ、」
彩葉「これ、」
桜「…え…?」
彩葉「これ、!
カッター持ちなさいよそんなのもわからないの!?」
桜「なん、で、」
彩葉「いいから持ちなさい!」
そう言って西園さんの手にカッターを突き出す花森先輩。
こんな状況で花森先輩の心配するなんて…
いい子すぎるよ、西園さん。