衝動書き
喧嘩
軍パロ
新人組(syp・ci)
ci・syp
仲が少し悪いです
本家様絶対こんなこと言わへん
ほぼ伏せ字なし
「ふぁ…」
そういって背筋を伸ばす
我が書記長の姿があった
『お疲れ様なんだぞ』
「誰のせいやと思っとんねん」
『……』
『俺』
「わかってんのならやらんかい」
『たまにはさ』
『よくない?』
「たまにが多すぎひんか?」
「2時間前も言ってた気がすんで?」
『…』
『言ってない…知らんけど』
「いっとんじゃ」
「ほらやりましょうぜ」
『今日は!いやだ!』
「……」
「お菓子没収」
悪魔
トン氏
悪魔
この大天使に見せかけた悪魔
『……』
『やります 』
「よろしい」
つつー
「インカム?はい」
[トントン!グルちゃん!止めにきてくれや!]
[チーノとショッピ君が…その!]
「…わかった」
「グルさんはまっとき」
『ん…』
tn視点
『……』
やっと書類やらせれると思ったのにな
あの二人か…
ガチャ
『どうしたんや?』
「何も知らんくせに!僕のこと!なのに知った被りせんといて?!」
「はぁ?!お前こそ!俺の努力も知らんくせに!」
「努力もクソもあるか!!お前はいいよな!努力して結果がだせて!」
「トント〜ン」
「とめてぇ」
がち喧嘩やないかい
「シッマが仲介しようとしてくれてんねんけどな」
「おさまりそうにないねん……」
『なんでこうなったん…?』
「それがわからんねん」
「ほら、話してるとこも中々みいひん二人やろ?」
「よく二人で一人扱いしてたけどさぁ…」
『……』
『ショッピ君、チーノ』
『まて』
「あ?トントンには関係あらへんやろ」
「チーノ…その言い方はあかんやろ」
「うるさい」
「”俺”とショッピの問題や」
「チッ…」
『一旦おちつけ』
「……」
落ちついた…か?
「チーノ」
「なんで怒ってたん?喧嘩してたん?」
「俺から見たらチーノが悪く見えたんやけど」
『大先生はそう思うか』
「俺てきにもそうやな」
「チーノ、お前なにに怒っとんねん 」
「優秀なお前の先輩やで?」
『シッマ…』
「優秀か〜…(笑)」
「じゃあ俺は何?(笑)」
「無能な後輩ですか?」
『…チーノ』
「才能があるやつにはわからへんよな 」
「努力しても!努力しても!」
「誰にも認められへん!!認めてくれない!!」
「褒められない!幹部になっても!親のコネとか!俺はな!努力しても無理やねん!!」
「それで?優秀な先輩が?才能なんかないよ?努力した分だけ結果がだせる?はぁ?」
「なら!俺ももっと結果が出るはずやねん!」
「俺も!俺も!努力しとんじゃ!!」
「それはお前の頑張りがたりひんのちゃうん?」
……は?
「ショッピ君だって努力しとるよ?」
「お前の努力がたりひんのちゃうん?」
「……チーノ」
「お前それただの妬みじゃないん?」
「ほんとは努力してな」
「頑張ってる!!」
「もっと!がんばる!けどもう疲れた!」
「だれも見てくれへん! 」
「ショッピばっかりやん!」
「妬みだよ?!妬みだけどさぁ!」
「人間なんだから!ずっっと妬んでる!」
「同じ時期に入って先幹部なったことも!」
「俺より努力して!才能の塊なのも!」
「皆に好かれて!信頼されてるのも!」
「全部!全部!妬んでる!!」
「妬んだってええやろ!」
「褒めてや!頑張ったねって!」
「ショッピばっかりやん!」
「……いつもショッピのことじゃん…」
俺はなんも理解してなかったんやな
チーノのこと
そうやんな
年下なのに先輩で
自分よりできて
比べられて
そりゃ…
辛いよな
「もうええよ」
「僕」
「……チーノ」
「ワイも努力しとんじゃ」
「環境にも恵まれてんのに」
「チーノは恵まれてんのに」
「……ッ」
「うるさい!だまれ!!」
バチンッ
「い…」
「あ…」
「ショッピ君!大丈夫か?!」
「チーノ!お前…!」
「あ…あ…やって…あ…」
タッタッタッタ
『チーノ!!』
ci視点
やってしまった
優秀な先輩のことを叩いてしまった
…
…
疲れたなぁ
「チーノやん」
『!!』ビクッ
「どうしたん?張り詰めた顔して」
「このシャオロン様が解決したるで?」
『…だ…大丈夫…』
「……」
「そっか」
「またな」
『…また』
ガチャ
部屋
俺の部屋
嫌いなんだよ
お前のことが
嫌いなんだよ
皆に好かれてるお前が
ショッピ
ずっっと兵士になるために特訓されて
ずっっと怒られて
ずっっと環境が羨ましいって言われた
俺は運動神経がよくない
俺より上ばっかなのに
いつも笑顔を貼り付ける
心は笑わない
なんで
心から笑ったのが
兵士のころ初めて喋った時なんだよ
なんでショッピなんだよ
ほんと
知った被りしないでほしい
互いのことは分からないから
知らねぇのに
ut視点
チーノあいつ…
言いたいことだけ言って逃げたんやけど
たたいて…ほんま
『ショッピ君大丈夫?』
「……大丈夫っす」
「医務室行こか」
『……トンち?』
「……」
『トント〜ン』
「………」
『トントン!』
「!なっ…なに?!」
『はよ連れて行くで』
「おれ…チーノとこ行こっかなって」
『……』
『先怪我人やろ』
「…わかった」
チーノの気持ちが分かるのが嫌だ
けど、優秀な人が優先されるのが普通
才能と結果がすべてじゃないねんよ
チーノ
ci視点
どうしよう
どうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしよう
幹部クビになってまうかな
無能やしな
どうなるんやろ
怖いわ
頑張ったのに
毎日毎日
認められるようにって
なのに
叩いたら認められへんやん
全部無駄になるやん
何やってるんやろ俺
いつの間にかほんとの一人称もでて
目上の人にたいして暴言はいて
ほんま俺やばいな
コンコン
「…俺や」
「シャオロン」
『…』
『どうぞ』
ガチャ
「……」
『……』
「な…なんか思い詰めてへんか?」
『…大丈夫ですよ』
『なんも思い詰めてないです』
「…」
「トントンから聞いた」
「……」
「言いたくないなら言わんでいい」
「言えるなら」
「言ったほうがスッキリするで」
『……』
『近距離最強さんはわからんと思いますよ』
「そりゃわからんよ」
「でも…認めてほしいのはわかる」
「少しは違う感情かもやけど…」
「俺もたくさん嫉妬して」
「たくさん妬んで」
「たくさん言った」
「そしたら」
「めっちゃスッキリした」
「楽になった」
「…」
「解決はできんでも」
「聞くことはできる」
『……俺な』
『小さい頃からずっっと頑張っててん』
『少なくとも俺は』
『認められたいし、褒められたい』
『でも親は認めてくれへん』
『褒めてくれへん』
『けど、顔に笑顔を貼り付けてたら』
『親からはなくてもせんせとか』
『血の繋がってない人からは褒められた』
『親は兵士にしたかったらしい』
『…トントンとは親戚関係で』
『トントンみたいにしたかったらしい』
『でも絶望的に運動神経がなかった』
『毎日ランニングとか』
『模擬戦とかしたけど』
『一向に上手にならんかった』
『けど』
『筆記とか』
『笑顔とか』
『そこらへんで』
『なれた』
『兵士に』
『そこで』
『ショッピにあった』
『ショッピは優秀で』
『しかもコネシマさんとの先輩後輩関係』
『話してみてん』
『……認めたくはないけど楽しかった』
『けど、優秀で』
『なんでもできて』
『そんなあいつが憎かった』
『…』
『そしたらあいつは幹部になった』
『あたりまえ』
『優秀すぎる』
『それでまた少したったら』
『…』
『俺が幹部になった』
『笑顔とか』
『騙すのが優秀って』
『まぁ…シャオさんは知ってるか』
『でも戦闘も頑張った』
『毎日朝おきて』
『銃とか』
『モーニングスターとか』
『…』
『けど及ばんかった』
『やっぱり憎かった』
『ずっと寝てるのに 』
『みんなとずっと話してるのに』
『めっちゃ強かった』
『それで 』
『今日の朝』
『俺が強いっすねっていったら…』
『努力したからとか』
『才能はないとか』
『意味分からんことほざきよって…』
『あいつが努力してんのは知ってる』
『けど、才能はあるのに』
『それと…』
『お前は環境がええよな 』
『羨ましい』
『俺もそっちで生まれたかった』
『…そんなん意味わからん』
『それでついカッとなって』
『……』
「…」
「ありがとう」
「聞かせてくれて」
「…」
「がんばっとうな」
「トントンが言ってたで」
「比べられてそりゃきついよな」
「なんで僕はわからんかったんやろか」
「って」
「トントンはショッピ君側やからな」
「……」
「チーノ」
「チーノはなんでここに入ったん?」
『…親のことと』
『…』
『主役になりたかったから』
「……」
「主役になりましょうよ」
「俺らには味方がいる」
「辛かったらいって」
「聞くことはできる」
『…』
『もう少し一緒におって』
「…!」
「しょーがないな!」
「このシャオロン様が一緒にいたるわ!」
『っ…』
『あ…ww』
「わらった!!…www」
『俺謝ってくる』
「…そうか」
「一緒にいったろか?」
『…大丈夫』
『多分』
「ま、なんかあったら言い」
「助けたるから」
『うん』
「…どこおるか知っとん?」
『……』
『あ』
「ふ…ショッピ君は医務室におるで」
『ありがとう』
「それとタメ口でよろしくな」
『…わかったわ』
『シャオロン』
『行ってくる』
「いってら〜」
あとがき
これで終わりです
どうなったんでしょうか…
それは皆様のご想像で
さようなら!
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