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禁じられた魔法使い
第一話 出会い
私はアイ・ルビリアン。魔法を持ってして生まれた現在16歳の女子高生。私が住んでいるこの町はとても暗く、景気がない。そして魔法が禁じられている。私はそれで魔法を使わずひっそり暮らしている。
まず何故魔法が禁じられているのか。理由はいくつかある。一つ目は普通の人達は使えないから。二つ目は気味悪がられるから。まぁこの二つは私が思う〜みたいなやつだけど、そしてほんとの理由。それは”町長がだいの魔法嫌い”だからだ。傲慢でワガママな性格だから町の人たちも仕方なく従っているみたい。
その為私は名前や見た目などを偽って生活している。町の人たちには今のところはバレていない。
ちなみに偽名は”ルイ・ラピスラズリ”
私はいつもどうり店で買い物をしようと入った。そこでは仲の良い店主さんが立っていた。
アイ「こんにちは!店主さん!」
店主「……なぁルイ。お前魔法使いなんだってな。」
そう言われ私は背筋が凍った。
アイ「え、?な、何を言って……」
店主「すまんが疑いが出た以上。消さなきゃならねぇ。」
アイ「え、それってどういう、、、」
店主「悪く思うなよ」
店主は私に出刃包丁を思いっきり振りかざした。
私はやむおえずバリアで身を守った。
店主「……やっぱりか。すまんな。町長に逆らえば俺らが消される。俺達のために消えてくれ」
アイ「そんなッ、」
私はこの状況に少しパニックになり外へ飛び出した。
外ではモノやゴミを投げられた。
「殺せー!殺せー!」
「あっちいってー!」
「キモイんだよ!魔法使いが!」
様々な暴言を聞かされながら走った。
すると後ろから箒に乗った私と同年代暗いの男の子が来た。
??「乗って!早く!」
私は急いで男の子の箒に乗り、廃墟の工事に入った。
??「ここで待っていて。ちゃんとみを守って。」
そういうと男の子は部屋のドアを閉め外へ出た。
外では激しい戦闘の音が聞こえた。
私はパニックになっており耳を塞ぐ事しか出来なかった。
しばらくして音がやんだ。なんだか水が滴る音や引きずる音。が聞こえた気がした。
ドアがいきなり開く。そこから細々とした別の男の子が入ってきた。
「君が生き残りだね。魔法使いの。お願いだ。死んでくれ。」
私はそのまま殴られた。魔力があまり残っていなかったのだ。バリアが展開できずそのまま私は気絶してしまった。
目を覚ますと男の子が箒に私を乗せて飛んでいた。
アイ「……ここ、は、、?」
??「海の上だよ。落ちないようにしてて。」
アイ「貴方は、誰なの、、、」
??「あぁ、自己紹介してなかったね。」
レオ「僕の名前はレオ。それだけ覚えておいて。」
アイ「うん、?」
どこかで聞いたような名前……そう思ったが考える程頭が回っていなかった。
アイ「魔力、使いすぎて、クラクラする、、、」
レオ「大丈夫か?ほら魔力回復薬だ。飲め。」
アイ「ありがとう、」
しばらくすると私たちの目の前には島が見えてきた。
ただその島は私の住んでいた街のように。
とても雰囲気が重かった。