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しばらくして、布団の中から声がした。
「…しゅん、」
「ん?」
「今日泊まってって?」
俺は一瞬、聞き間違いかと思った。
「え?」
「いや、なんもない。忘れて」
「いや、今日は泊まらせてもらうわ」
「…ほんとに?」
「ほんとだよ」
「よかった…」
「じゃあ、寝るまでここおるわ」
「…寝たら帰る?」
「いや、今日泊まる言うたやん」
その言葉に安心したのか、柔は安心して眠った。
けれど、その数分後
「しゅん、いる?」
「おるよ」
「…ならいいや」
「ほんま今日だけやで、こんな柔見れんの」
「…明日には忘れて」
「絶対覚えてる、意地でも忘れない」
「最悪、最低」
「ふふ、っ」
「しゅんなんで笑うの」
「ごめん、ごめん笑」
「…忘れて欲しいけど、いて欲しい」
「はいはい、分かったから寝よ、柔」
「…ん」
いつもの柔なら絶対に聞くことの出来ないような言葉ばかりだったから、静かに傍にいた。
コメント
1件
柔くんの寝ぼけてる時の素直な姿、すごく愛おしかったです…「いて欲しい」って言葉、普段は絶対言わなそうなのに、眠気で本音が出ちゃった感じがたまらないですね。しゅんくんの「絶対覚えてる」って返しも、優しくて温かくて、二人の空気感がすごく伝わってきました。明日にはまたツンツンしちゃうんだろうなって思うと、それも含めて可愛いです。