小学校…いや覚えてないくらい昔からの付き合いだと思う。
なんだかんだずっと隣にいて。
でも鬱陶しいと感じた事もなくて。
この関係性の名前は親友で良かったはずなのに。
なんか最近めんに避けられているような気がする。
勘違いかもしれないし、他のメンバーと仲良くなれてそう感じるだけかもしれないけど。
そういう時の良き相談相手であるおらふくんに電話をかけた。
📞…
「ん、ごめんおらふくん?」
「どしたん?なんかあった?」
「うん…」
「…その、最近ね、なんかめんに避けられている気がするんだけど…」
「あー、ね…」
「なんでか分からないかなって。」
「う、うーん本人に聞くとかは?」
「めん教えてくれなさそうだし」
「たしかに。でも他メンと距離が近くなっただけやない?」
「やっぱり?」
「ありがとね、おらふくん。」
「うん、またな〜!」
「はーい」
📞
意外と予想は的中かもしれない。
だとしたら自分の考えすぎだった、ということになる。少し恥ずかしい。
「なんかさおんりーとめんって幼馴染じゃん?」
「そうだけど、どうしたの、ドズさん。」
「いや、なんか怪しいなーって」
「怪しい?なにがよw」
ピコンッ
「あ、おんりーおはよ。まあそこは伏せときますけど」
「なんでよwおはよ〜おんりーチャン」
「おはようございます。何の話してたんすか」
「「まあまあまあ」」
「…。」
ピコンッ
「おはようございまーす、あれおらふくんは?」
「ちょっと遅れますって言ってた。」
「そっかー、てかさめんってさおんりーチャンのことどう思ってるの?」
「「え」」
「どうって、弟みたいな?」
「安直だねぇ〜」
「…そっすかね」
弟、か。
少しもやっとする。何故かは分からないけど。
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