「おはよう、トウヤ、」
「おはよう御座います。マスター」
「おはよう、アキト、」
「おはようございます。マスター」
「今は、客人が来ていないから、楽にしていていいよ。」
「あいざいまーす。」
本当に、アキトは、裏表が凄いな、、
地声は、かっこいいのに、歌うとなると、伸びのある高音を、これでもかと出せるのが本当に尊敬できる
「トウヤ!フラジール、もっと歌うぞ!」
「嗚呼、分かった。」
「それじゃ、寂しい寂しいマスターは、お買い物に行ってきます、、、」
「ご勝手にどーぞ、」
「行ってらっしゃい、マスター!」
「うぅ、っ、暖かく見送ってくれるのは、トウヤだけだよ、、、泣」
「いえいえ、マスターにはお世話になっていますから。」
一見人の良さそうに見えるアキト、一見普通にノリがよく見えるマスター。この2人の裏を互いに知り合っているのは、ボーカロイドと、人で出来た、寄せ集めのこの家族だけ。
まあ、寄せ集めとは言っても、めっちゃ仲がいいのだが、
「構わないでないで離れていて」
「軋轢にぎゅっと目をつむって」
「_____♩」
「________!!」
「_______♩!!」
……………………………………
………………………………………
「ふぅ、」
「トウヤ、ここ、バックだとしても、もっと声を貼ってもいい所だと思う」
「嗚呼、わかった、以後、気をつけよう」
「そう言うアキトこそ、メインだとは言え、声を張りすぎて、割れていた。」
「ん、次から気をつける」
ガチャッ
「たっだいまぁ〜!」
「かえりーマスター」
「お帰りなさい。マスター!」
「今日は、、人出、どうでしたか、?」
「うん、ボーカロイドを連れて歩いてる人は、8割位だったよ」
「そう、ですか」
「俺達は、外に出られんですか、?」
「出ようと思えば出られると思うよ!でもさ、」
僕が、外に出す訳ないでしょ?笑
「___流石に逃げ出そうなんて思ってないですよ!w」
「だよね〜笑」
そう、俺たちは、ほぼ軟禁生活を送っている。なんでかって、今の会話を聞いたら分かるように、マスターからの束縛が凄いからだ
今は2XXX年ボーカロイドと人が共存する時代____、ボーカロイドは、俺達のような、しっかりと形になり、(触れられたりもできる)友達のような、家族のような、大切な存在になった、だからこそ、マスターは、俺達を他の奴らの視界に入れたくないのだろうなぜなら俺達は
マスターが作った”最高傑作”だから。
次回、Rいちはち予定!
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