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記録物語-R.s.༗《レェズ》メリーさんの執事《偽王の幻夢境編》の続きでございます…では、続きをご覧下さい。作者より
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……場面は変わり……
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――異端聖教会堂――
アルジャーノ「ここで一旦さよならだ、ヴェカーン傭兵軍との方針もあるからな」
ギーメル「私も、今回のデータを元に作り直さないとだから」
ロディ「あぁ、気おつけてな…」
旅冴「ありがとう、またね」
ギーメル「αメリーちゃん、またね」
αメリー「また〜」
……別れの挨拶をし2人は立ち去る…
エルド「……所で何で君も来ようと…したんだい?テットラは別にいいんだけどさ」
アポロン「会ってみたいな〜って、終わったらちゃんと戻るからさ」
エルド「…まぁいいさ、気が散るからやめてくれないかな…」
とてもワクワクして落ち着きの無いアポロンが彷徨いている…
ゲーティア「私、初めて会いに行くかも」
ジャンヌ「そうなんですか」
ラス「一体どんな人でしょうね」
バベル「ロスタード様は、言うなら兄様と同じく尊敬している人だ…それに、幼くも謙虚で賢く兄様の様に熱心で……正直、周りの奴らなんぞクソだと思っていた時期が多々あったが……」
ラス「……そうだったね…」
バベル「何だ…急にキモいぞ」
……2人は不思議と微笑む…
ロディ「おっと、4人とも来とらん」
αメリー「ねぇ〜早く〜!」大声で叫ぶ
旅冴「置いてかれるよ〜」
ゲーティア「あ、いつのまに」
ジャンヌ「待ってくださ〜い」
バベル「行くぞ…」
ラス「はい」
……4人は少し急いで向かう…。
――異端聖教会堂の地下深く――
そこは、地下とは思えぬ程のまるで美しい夜空の様で…星々が飾られ惑星が線に沿って動く言うなれば、部屋そのものが大規模な宇宙儀で神秘的な光景だった…
エルド「あ、ベール居たんだ」
ベール「あ〜っ…ん…客人が多いね、どうもです。今もロスタードさんは動けないです」奥には青いクルクル髪の変わった人が居た。
ロディ「アレイスターか、居ない間の管理はやってくれたかな?」
ベール「勿論、ちゃ〜んとやったですよ」
ゲーティア「相変わらずの口調ね…」
ラス「この方は?」
ベール「あ〜あぁアレが……初めまして、僕の名前はアレイスター・ウィン・ベールと言う者です」そう言い、手を差し伸べ握手をしわうとする…
……ラスはその手を取り握手する、
ベール「他の方々も、よろしくです」
旅冴「はい、よろしく」
アポロン「どうもどうも」
ベール「そして、お嬢ちゃんも…」
αメリー「……よろしくです?」同じ様に挨拶をし握手をする…
ベール「ですです…ん?……この子、2つ持ってるね…こんなの初めてだ!!」
αメリー「ふええ…」ベールに持ち上げられクルクルと一緒に回転させられる…
ベール「うぉぉぉ!知りたい!探求したい!こんな事例は無いのです!ん〜!素晴らしい神の子よぉぉ!」
ロディ「やめんかアレイスターよ、その何かれ構わず突っ込む所は良くないな……いい加減止まらんか」回り続けるベールを止めてαメリーを下ろす…
ベール「アッ痛だ」こける…
αメリー「前が揺れて見えるぅ」目がまわりよろけてしまうがラスに助けてもらう…
エルド「2つ持ってるってなんの事か教えてくれないかな?」
ロディ「それは後で話そう、ロスタードを起こしてから…」…
ベール「んぁ〜…それなんだけど…それはやめた方がいい、今までより夢境[ムキョウ]とのリンクが根強くなってね私達が意識にお邪魔して対話する事しかできないです」起き上がり説明する…
ロディ「わかった…アレイスターよ、灯影水晶を1つ借りれぬか?」
ベール「1つ2つくらい大丈夫です」そのまま奥の部屋まで取りに行く…
エルド「……さて、戻ってくるまで先に対面くらいしとく?」
ロディ「そうさせてもらおう」
……エルドは中央の星座盤を操作すると、何も無い中心から大きな球体に包まれた綺麗に着飾られた眠る少年が現れる。
エルド「彼が…世界に選ばれた使徒、フェルキン・ロスタード…様だよ」振り向き全員に見える様に移動する…
アポロン「眠ってる」
旅冴「……」
〈ガタン〉と大きな音が鳴り、
ベール「早すぎです、はぁ〜ふ〜…ほら持ってきましたよ灯影水晶です」そう言い水晶の魔道具をロディに渡す…
ロディ「すまないな…走らせてしまって」
……手に持った灯影水晶を設置し、ロディは魔力を込めて準備を終わらせると、
……灯影水晶から強い光が灯りロスタードの幻影が出てくる…
エルド「……話そうか?」
\\\\\\\\\\ 初めまして世界 \\\\\\\\\\
……灯影水晶が3D映像の様に、綺麗に着飾られた少年(ロスタード)の姿が見える…
(幻影)ロスタード「ロディさん、戻られたのですね…こんな感じで迎える事になって すみません…他の皆様も…」
テットラ「……」
ロディ「謝る事で無い、君は1人で皆んなの為に頑張ってるのだからな…」
(幻影)ロスタード「……あ、この感じ2人も帰ってきたかな?」そう言い辺りを見渡し歩く、何かに気付き少し悲しい顔をするも…笑顔を作りαメリーに近寄る。
(幻影)ロスタード「……初めまして、2人の小さなご主人様、僕はフェルキン・ロスタードだよ…お嬢ちゃんの名前は」
αメリー「α=メリー=クレイナです…」
(幻影)ロスタード「……」
ロディ「ロッタードよ、すまぬが…色々あってだな…それを話したいんだが」
(幻影)ロスタード「そうだね…」
……ロディ達は今までの出来事を話す。
初めは、ベリッジとウッドマンの裏切り行動と、それによって奪われた数々のマグナコアキューブ、そして囚われた墓威…
エルド「7つも…それにロディも奪われてしまったのか……」
(幻影)ロスタード「そんな事に、でも皆んなが無事で良かった…大半を奪われたとしてもまだ僕達も居る…」
バベル「必ず何かしらかのタイミングで奪いにくる…その時は…」
ゲーティア「そうね、取り返さないと」
(幻影)ロスタード『一体何を企んでいるのか…わからない…それでも嫌な予感がしそうだ。』……
賛成と反対の意見を大きく訳させる…Tsアレフの語る可能性の証言……
ベール「確かに彼ら神たる存在なら惑星の1つや2つが滅び用途も関係ないですね……いや、違いますね…的確には種が絶滅してもでしょうか……この星が壊れる可能性は有る様で無いとも言えますし…真実はわからぬまま…と言うわけです」
旅冴「一度だけ種の絶滅を経験した事ある……もし生命全てに当てはまるなら…草木は尽き生物は争い朽ちる…生命の概念があるものは崩壊する…」
アポロン「それって、結局住めなくなるって事だな…移住計画は正解だったか」
旅冴「確かに別の星に住む移住はいいんだけど…全く別の環境下だと今までの様に行かないと思うよ…」…
(幻影)ロスタード『外神との交渉に次はあるか無いか。』
神の放送者達(デウスキャスターズ)が行動をし始めた事……
ベール「信託者が動き始めてしまったのは耳にしていますともです」
テットラ「ま!心配しなくても、返り討ちにしてやったぜ!」
(幻影)ロスタード『彼らにはもう気づかれてしまったのか…このまま時間稼ぎだけで終わらない様に願いたい…』
気になっていたであろうαメリーの持つ運命の輪と悪魔2つを所持している事を話しネメシスの事を隠して言う…
最後は他にも来てる者がいると伝える。
エルド「あれがその悪魔か…」
ベール「ん〜アンデルセンさんの悪魔達じゃ無さそうですね…ですが、どことなく彼に似た感じの雰囲気です」
バベル「元は兄様のだから似た感じがするのも当たり前だろう」
ラス「…… ( ‾᷄꒳‾᷅ ) 」
バベル「…おい…何だその顔は…」…
(幻影)ロスタード『まだ僕より小さいじゃないか…それと2人もう…居ないのか…』
……変え難い事実…
(幻影)ロスタード「災難だったね…君に重い責任を持たせてしまった…」深くお辞儀をし
(幻影)ロスタード「どうか…その力はこの世界を助ける為に使ってくれないだろうか」
αメリー「……うん、わかった」
(幻影)ロスタード「ありがとう…頼んだよロディ、この子も皆んなもを…」
そう言い残すと、灯影水晶が曇りだしヒビ割れロスタードの幻影が消える。
ベール「…根本的な解決ができるか、時間の問題で終わるか…心配です」
エルド「……早く終わらせないと」
ジャンヌ「一刻も早く…」
ゲーティア「早く解決しないと」
……エルドは部屋の外へと歩いていく
エルド「早く…進めないと…」…
〈バタン〉扉を強く閉める。
続く→