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亮平 side
仕事から帰ると2人の姿はなく、1人お風呂に入ると途端に胸が苦しくなった。
こうなる事は予想していた。自分の感情までは想像できていなかっただけの事。
こんなに辛くて苦しいなんて・・・
そんな中でも2人は俺に平等に愛を分けようと必死なのが伝わって来る。2人とも優しい。
2人が帰って来るなり、もう一度お風呂に入る羽目になる。まぁ翔太と入れるなら何度だって構わないのだけれど。
脱衣場へ行くと無言で翔太が万歳をしている。脱がせてあげると〝次は亮平の番だぞ〟そう言って服を脱がせてきたけど、これが結構恥ずかしい。ズボンに手が掛かったところで〝ここからは自分でするから〟と言うとすごく悲しい顔をした。普段はどちらかと言うと〝受け〟が多い俺は翔太と付き合ってちょっと混乱してる。時々翔太から求められる事にどうしていいのか分からなくなる事がある。あっ俺って受けだっけ攻めだっけ?頭で考える自分がいる。
そう言った境界がないのは翔太の魅力の一つなんだと思う。
俺が頭で考えすぎるから・・・つまらない男だ。
食事を済ませ、寝室に入ると翔太がベットでゴロゴロしている。
亮平💚『今日は一日何してたの?』
ゴロゴロしながら擦り寄ってきて俺の膝の上に頭を乗せると、上目遣いで今日一日の出来事を話した。
話し終えると俺の腰に腕を回して抱きつき盛大に甘えてる。
翔太💙『ねぇ亮平今度一緒のお休みいつ?どっか行こうよ』
亮平💚『まだまだ先だと思うよ一緒のお休み。何処行きたいの?』
翔太💙『動物園か、水族館に行きたい』
伸びた横髪を撫で付けながら話を聞いていると、ウトウトしてる。可愛い翔太のおでこにキスをする。
亮平💚『おやすみ翔太』
翔太💙『えっ?エッチしないの?』
亮平💚『はっ?こないだ音を気にしてダメだって言ったの翔太でしょ///』
翔太💙『俺お口チャックできるよ?』
もう可愛い・・・
亮平💚『いいの?本当に?最後までしちゃうよ?』
翔太💙『いいよ。蓮が亮平にも同じようにしてあげなさいって。だから、きて♡亮平』
そう言う意味できっと言ってないと思うんだけど・・・まっいっか。
蓮の事が頭をよぎる。翔太と繋がって一緒に3人で住み始めてから後ろめたい気持ちが芽生えた反面、翔太の中に蓮の存在を感じるとイライラして嫉妬する。
前は蓮から無理やりにでも翔太を引き剥がしたかった。翔太は蓮から離れられない。これは変えようのない事実。
翔太にとって俺ってどういう存在なんだろうか?
求められるのはすごく嬉しいのに、翔太は〝好き〟は伝えても〝愛してる〟は言ってくれない。
きっと〝愛してる〟は蓮のものだ。
翔太💙『優しく抱いて?亮平を感じたい』
好きでも愛でも、もうどうでもいいくらいに翔太しかみえない。ずるい子。
亮平💚『翔太キスして』
少し恥ずかしそうに近づくと。俺の肩に手を置いておでこにキスをした。キョトンとした顔を俺がすると〝ちゃんと言わないと分からない〟なんて生意気なことを言う。
亮平💚『じゃあ全身にお願い』
そう言ってベットに盛大に大の字でダイブした。
目を大きく見開いて恥ずかしそうだ。飛んでもない事言っちゃったと言う顔をしている。甘えるのは得意でも甘えられるのは苦手みたい。
亮平💚『さっどうぞ』
翔太💙『欲しがりだなぁ〜』
なんて言いながら、俺の頰に首筋にキスを落としてく。ゆっくりと焦ったいキス。薄い可愛らしい唇で一生懸命啄むようなキスを落としていく。
胸に差し掛かり急に恥ずかしさが込み上げる〝そこはイイから〟と言うと〝全身って言ったろ〟と言って舐めてるけど・・・くすぐったい
亮平💚『ねぇくすぐったい』
翔太💙『何で蓮も亮平も嫌がるんだよ』
亮平💚『こう言う時に蓮の名前出すのやめて』
シュンとなった翔太が〝ごめんなさい〟と言った。
デリカシーのない子。
おどおどしながら俺の洋服を脱がせてる。脱がせるの下手くそだし、緊張が伝わってくる。
亮平💚『ねぇ可愛いい』
翔太💙『何が?』
亮平💚『教えない』
全てを脱がせ終えると俺のモノを口に含んだ。あぁやっぱり上手。手を上下させて音を立てて亀頭を吸い上げられる。
亮平💚『んっ///ちょっはぁっヤッ』
翔太💙『んっ//気持ち?りぉへ//』
亮平💚『バカ喋んないでよ//ンンンンッでる翔離してっ//ンンッ』
翔太の口内に白濁を放つと飲み込んだ。
翔太💙『どっ?気持ちイイ?りょ..うわっ』
翔太 side
〝選手交代〟と舌舐めずりをした亮平は、激しく唇を食むと舌を挿し込んだ。〝翔太舌出して〟と求められ亮平の舌と抱き合わせると口内を貪られた。下へ伸びてきた亮平の左手が俺のモノを布越しに触るとイヤらしく撫でた。
翔太💙『んっんんっはぁあっ///りょ//んっんっ』
耳を舐められば、全身の力が抜けて何も考えられなくなる。腰が疼いてふわふわした。尚も左手は布越しに俺のモノを擦っている。完全に勃ち上がっている。
翔太💙『ンンンンッりょ///あん、やっだんっあっ』
亮平💚『翔太、可愛く鳴くね。もっと聞かせて』
シャツを剥ぎ取り露わになった突起を口に含んで舌を転がし舐め取られる。腰は浮き快感の波が押し寄せる。
亮平💚『ちょっと声出しすぎ』
慌てて口を塞ぐけど。きっともう漏れちゃってる。蓮に怒られるかな・・・蓮嫉妬するよな・・・
翔太💙『蓮に聞こえちゃったかな?大丈夫かな?亮平』
亮平💚『こっちに集中しなよ翔太。俺に抱かれながら蓮の事考えないでよ』
亮平は怒ったように俺のズボンを脱がせるといきなり隘路に指を突っ込んだ。
翔太💙『痛っ痛い亮平』
亮平💚『そう?充分緩くなってるけど?毎日解してもらってるんでしょ?』
優しくってお願いしたのに・・・
昨日から連日抱かれて、後孔に痛みが走った。泣きそうなくらいに痛い。
俺が蓮の事なんか口にするから怒らせてしまった。
塞いでいた手を退けられ、口に指を突っ込まれて喘ぎ声が漏れる。
翔太💙『んっんんんやっ』
亮平💚『ねぇお口が休んでる。ちゃんと舌も使って腰も振ろうね翔太。上手に出来るよね?』
翔太💙『うん//ごめんなさい///っはぁっあっあっイッ!ンンッはぁ』
亮平💚『可愛い翔太いい子』
ローションも何もせずに挿れられて凄く痛い。舐めてもくれないから、ずっと痛みが続いてる。
時折先走りで濡らしてくれると幾分マシになった。
だけどすぐに隘路は乾いて痛みが戻ってくる。その繰り返しだ。よりによって今日は特に隘路を弄ってくる。
痛いと言えば嫌味を言われたから、黙って痛みに耐えた。蓮に亮平が嫉妬して、亮平に蓮が嫉妬する。その矛先は全部俺に向けられる。
痛いよ蓮助けて・・・
翔太💙『りょ…もう挿れて』
いい加減終わって欲しく言った。亮平は嬉しそうだ。
シーツをギュッと握りしめて痛みに耐える。
亮平💚『ちゃんと声我慢して偉いよ翔太可愛い』
声じゃなくて痛みを我慢してる。でも褒められるのは悪い気はしないし、亮平が喜んで感じてくれるならそれでいい。それに自分から誘ったのに途中で止めるなんて、そんな事出来っこない。怒らせたのも俺自身だ。
亮平は白濁を俺のお腹に放つと、愛おしそうに頭を撫でてくれた〝ありがとう翔太可愛いかったよ〟そう言って体を綺麗に拭いてくれた。洋服を着替えてトイレに行くと、蓮がシャワーを浴びる音がする。こんな夜中に何でだろう?
トイレに行くとお尻から・・・。痛いはずだ。
どうしよう。どちらかに相談した方がいいだろうか?こんな恥ずかしい事誰にも言えない。
もう俺とヤレないって思われたら?捨てられちゃう?
毎晩求めてくる2人の事だ。
俺なんかあっさり捨てられちゃうかも。
寝室に戻ると亮平がニコニコと俺を待っていた。
亮平💚『ねぇもう一回しよっ?』
翔太💙『いや、もう・・・ごめん無理だよ』
亮平💚『どうして?気持ちよくなかった?』
翔太💙『そうじゃないけど・・・ねぇ毎晩はちょっとハードすぎて・・えっ待ってお願い・・りょう』
嫌われたくないし、捨てられたくない。
求められた身体は悲鳴を上げてる。
2人とするのはイヤじゃない、でも限界ってものがあるんだよ。
2度目の行為を終えて、心配でトイレに向かった。
うん、ダメだこりゃ・・・
ソファーで眠る蓮はお風呂上がりのいい匂いがした。カッコいい。
明日はグループ仕事で皆んなに会える。
涼太に相談してみようかな・・・
蓮のおでこにキスをしておやすみを言うと寝室に戻って亮平の胸の中で眠った。
コメント
14件
健気で可哀想で泣けてくる😢💙
いつもありがとうございます😊 しょっぴーのお尻が心配です😅😅 お尻と言えば・・舘様ですね❤️
勝手に書いておいて、翔太くん💙のお尻が心配になった😭 めめ🖤に軟膏塗ってもらうから許して🤤