コメント
10件
ヤバっ‼️この可愛さ‼️( ´ཫ`)
尊すぎ🤦🏻♀️🤦🏻♀️
きた!!!本家!!! イチャイチャしおってからにw
💚「めーめ」
🖤「どしたの、可愛い声出して」
ソファにいた俺に後ろから抱きついてくる可愛い恋人。
声がいつもより甘ったるくて、何かして欲しい事があるのかなとすぐわかる。
💚「後でこれ、読んで?」
🖤「えっ手紙じゃん」
💚「うん。今日はラブレターの日だから、せっかくだしと思ってめめに手紙書いた」
🖤「えぇ、嬉しい。手紙なんて滅多に貰うことないし」
黒い封筒に、かすみ草を添えたシーリングスタンプで封がしてある。
🖤「すげぇ。お洒落」
💚「頑張りました」
得意げな阿部ちゃんが可愛い。
いつもこうして◯◯の日だとか、記念日を大切にして俺に何かくれたり、伝えたりしてくれる。
何より、俺のために入念に準備してくれる事が嬉しい。
開けるのが惜しいし、こうやってくっついている間にかすみ草が折れたりしたら悲しいので手紙をローテーブルにそっと置いた。
まだ後ろにいる阿部ちゃんに腕を伸ばし、首を抱え込むように抱き寄せて頬ずりする。
🖤「俺も阿部ちゃんに何か返したいな」
そう言うと、待ってましたとばかりに身を乗り出して
💚「じゃあさ、キスして?」
と急に少し恥じらったような小声でおねだりしてきた。
これまで数え切れないほどキスなんてしてきているけど、阿部ちゃんからこうしてねだってくる時、未だに恥ずかしそうにする。
そしてそれを見る度に、阿部ちゃんがまだ初めて俺を好きになってくれた時と変わらない気持ちでいてくれるんだと思ってたまらなくなる。
🖤「いくらでもするのに」
💚「そうだけど、今日は特別いっぱいして欲しくて」
🖤「いいよ。どしたの?甘えん坊発動してる?」
💚「違うよぉ、今日はキスの日でもあるから」
だから今日するキスは俺の中で特別なんだよね、と話す。
なんて可愛い事を言うんだろう。こっちおいで、とソファの向こうにいる阿部ちゃんを呼び寄せて、隣に座ったところへそっと触れるだけのキス。
一呼吸おいて、もう一度。更にもう一度。
3回目は少し長く、お互いの上唇と下唇をゆっくり吸い合う。また離して、次はもっと深く唇を重ねる。
キスなんてスキンシップ感覚でするようになって慣れっこだと思っていたけど、こうして『特別な日だからキスしよう』と恋人にねだられてするキスは、まるで初めてした日のように甘くて、熱くて、胸がドキドキする。
普段ならこんなキスをし始めたらもうソファに倒しているところだけど、キスだけにゆっくり時間をかけている今この時間はとても幸せで満たされていて、その先を考えようともしていない。万が一考えたとて、今日の阿部ちゃんはそれを望んでいないだろう。
唇がそっと離れ、名残惜しくもう一度触れるだけのキスをして、見つめてくる阿部ちゃんの顔が真っ赤なのも初めての日を思い出す。
🖤「こんなに長くキスだけしてたの、初めてじゃない?」
💚「ん…嬉しい、めっちゃ幸せだった」
🖤「俺も。阿部ちゃん、真っ赤で可愛い」
💚「めめもだし!」
付き合いたてみたいだね、と2人で笑う。
阿部ちゃんが明日の仕事に向けて今日は帰らないといけないので、時間いっぱい指を絡めてソファで寄り添い、何度もキスをした。