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僕の名前は
《アレン・ルフィイナ》
僕には気になる子がいる
2歳年下の
《ルーナ・ノレノ》
あの子のお父さんのお葬式であった
最初は泣いている彼女が可哀想に思った
だけだったのに。
気になったのか。
僕は彼女に探りを入れた。
彼女を引き取った
彼女の叔母は君に虐待をしているようだった。
何とかしてあげたかったが何もできなかった。
今夜の社交界彼女は来るだろうか。
来たら何と話しかけようか。
考えていた。
だが彼女は、来ないだろう。
残念だと思い社交界へ来た。
だが1人の少女が目に留まる
きれいな白い髪に、美しい青い瞳
僕はすぐ彼女のもとで行った。
僕は言った
「君、」
言いかけた
周りの女どもの視線に気づいた
彼女は怯えている
どうすればいいか、
その時だった
彼女、いや、ルーナは
ルーナを虐待している叔母に
手を掴まれ、引っ張られていってしまった
そこからは覚えていない。
救ってあげたかったが
僕はなんて無力なんだ。
と思いながら眠りについた。
次こそは君を救ってみせる
私はルーナ
今日話しかけてきた
《アレン・ルフィイナ》
なぜだろう、
そんなことは置いておいて
今までのことを整理しないと、
まず私は転生しているな
死んでないのに、
テスト期間に悩まされて
ポロッと言っただけだったのにな
私がよく読んでいた小説
《あなたの執着するものは》
この小説のヒロインになるとは、
いろいろあり忘れかけそうだった
だがこれで確信した。
この記憶はなくなっていくと。
まぁ困りはしないのだがな。
次の日
朝早くから地下室から出された。
何事かと思った。
ソファーを指差し叔母は
「あそこに座ってなさい」
冷たく言い、私を押した。
何とか怪我はしていないものの
あざができそうだな、と思い
ソファーに座った。
チャイムがなり
入ってきたのは
昨日の社交界の
《アレン・ルフィイナ》
なぜここに?
私の前まで歩いてきて。
アレンは言った。
「僕妃にならないか?」
目の前が暗くなる
何を言っているんだ、
頭がいかれているのか?
いろいろな考えが頭の中を通った
叔母は、じょうきげんで
「いいじゃないルーナ
アレン様喜んで」
勝手にスラスラと叔母は言うが
アレンは
「あなたの意見を聞いているわけではない、僕はルーナに聞いているのだ」
叔母がこちらを睨む。
アレンは、真剣そうに私の顔をまっすぐ見て「僕の妃にならないか」
と、もう一度聞く
私は怯えが止まらなかった。
それを見たアレンは、
「とりあえず僕の別荘で少し暮らさない?」といった。
私は小さく頷く。
少ない荷物をまとめアレンと同じ馬車にのり出発した。