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ミスター銀さんサイド
「おいいいいいいいいい!」
「なんっでgps壊したんですかー!?」
?『いや、自分の家特定されるの嫌だし。それにお前にとっていいやつか悪いやつかわからんかったし。』
「確かにーーー!」
?『、、、、すまない』
「まあそりゃ知らないやつに家特定されるの嫌だし俺のことを考えてくれたんですしいいですけど。」
(本当にそれに関しては彼に非はないしなんだかんだ心配してくれての行動だし。ていうかなんでgpsバレたんだろうな。ミスター
ブラックが作ったやつだから結構見つかりにくいと思ってたんだけdぐぅーーーーー
「あっ、えっとすみませんちょっとお腹が、、、」
そういえばどのくらい時間が経ってるかわからないけどそういえば怪鳥を倒しに行ったときもまだ晩御飯食べてなかったしな
?『、、、ちょっと待ってろ』
急に彼はそう言うと部屋から出ていってしまった。
(というかアイツナチュラルに怪鳥倒したって言ってたよな?俺等は訓練してるしそんなにだけど一般人からしたら十分脅威だ
ぞ?本当にアイツ何者だ?)
彼が出ていった扉を見ながらそう思う。そしてすまない先生たちがここにたどり着けるのかという今更ながらの不安を抱いてしま
う。しかしそんな事を考えていても仕方がない。そう思ってやることもないので再びベッドに寝転んで天井を眺めることにした。
どれだけ経ったのだろう。本日二度目のドアが開く音がして彼が戻ってきた。手には丼の乗ったトレーを持っている。中身はここ
からでは見えない。
?『これ、食べろ。』
そう言って置かれたのはきつねうどんだった。作りたてだからかまだ湯気が立ち上っている。
「これ、食べていいんですか?」
?『じゃあなんでお前の前に置く?』
「その、何から何までありがとうございます。」
?『、、、、』
彼はそのまま何も言わずにまたどこかへ行ってしまった。
だがとにかくお腹が空いていたので目の前のきつねうどんに手を付ける。
結論から言うと普通に美味しいきつねうどんだった。特段美味しいというわけでもなく、なんならミスターバナナが作ったやつの
ほうがきっと美味しいと思う。けど、見ず知らずの自分にわざわざ作ってくれた事実が嬉しくて全く関係がなかった。
お腹がいっぱいになったのでしばらくゆっくりしていると、突然部屋の外から大きな音がした。
慌てて部屋から出ると、すまない先生が彼を踏んでいる状況があった。
su「あっ!ミスター銀さん!無事だったんだね!」
「俺は大丈夫ですけど、下の人大丈夫ですか?」
su「えっ?こいつミスター銀さんのことをさらったやつじゃないの?」
su「ここに来たときの着地のついでに倒したんだけど。」
「おいいいいいいいいい!何やってんですか!?その人俺を助けてくれた人ですよ!?」
俺がそう言うと、すまない先生は
su「えっ、まじで?」
といいながら慌てて彼の上から降り、
su「本当にすまなーーーい!」
と叫んだ。
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