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君が『死にたい』って言ったその日に

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君が『死にたい』って言ったその日に

1 - 君が『死にたい』って言ったその日に

♥

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2024年01月19日

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君が『死にたい』って言ったその日に。



ある日

君が”死にたい”って言った

俺はどん底に落とされた気分だった

俺は__と付き合ったばかり、

“幸せ”を過ごしてた。

でも幸せだったのは俺だけだったみたいだ

申し訳なかった

凄く申し訳なかった。


君はよく屋上に行くようになった

俺は涼んでいるんだ

そう自分に言い聞かせてその事については

何も聞かなかった

それがトリガーを引くことになるとは知らずに


ある日君は言った

“もし天国があるなら私は行けるかな”

なんでそんなことを聞くのか聞きたかった

でも出た言葉は”行けるよ”たった一言

なんでそう言ってしまったのだろうか。


君が”死にたい”って言って1週間が経った

まだ死んでない 当たり前なのに

嬉しがった

でも君は裏で泣いていた

そして2日後君は自殺未遂をしてしまう

俺はすぐ病院に行った

君はヘラッとしていて

“__死ねなかったよ”

そう言ってきた

俺は”そっか”としか言えなかった

何でだろう。



そして2週間が過ぎた頃

君は屋上から飛び降りて

“亡くなった”

俺はどん底に落とされた

愛した人が好きだった人が

死んだのだから

みんなは慰めてくれたが

立ち直れる気分ではない

俺も逝こうか

とか考えたけど__に申し訳ない

あの時

なんで言わなかったんだろう

そっか で終わらせんなよ!

なんでだよ、…


もう戻りはしない時

もう戻って来ない__


心が苦しくなった

もう自分も死にたいと思うようになった

でも怖かった



君が亡くなって1ヶ月が過ぎた

俺はまだ生きている

と言うか、

生きることを強制させられている

の方が合ってるか、



その1週間後

俺は屋上から飛び降りた


目の前は真っ暗

奥には白い人影

それは俺が愛していた

君だった。








𝑒𝑛𝑑.

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