君が『死にたい』って言ったその日に。
ある日
君が”死にたい”って言った
俺はどん底に落とされた気分だった
俺は__と付き合ったばかり、
“幸せ”を過ごしてた。
でも幸せだったのは俺だけだったみたいだ
申し訳なかった
凄く申し訳なかった。
君はよく屋上に行くようになった
俺は涼んでいるんだ
そう自分に言い聞かせてその事については
何も聞かなかった
それがトリガーを引くことになるとは知らずに
ある日君は言った
“もし天国があるなら私は行けるかな”
なんでそんなことを聞くのか聞きたかった
でも出た言葉は”行けるよ”たった一言
なんでそう言ってしまったのだろうか。
君が”死にたい”って言って1週間が経った
まだ死んでない 当たり前なのに
嬉しがった
でも君は裏で泣いていた
そして2日後君は自殺未遂をしてしまう
俺はすぐ病院に行った
君はヘラッとしていて
“__死ねなかったよ”
そう言ってきた
俺は”そっか”としか言えなかった
何でだろう。
そして2週間が過ぎた頃
君は屋上から飛び降りて
“亡くなった”
俺はどん底に落とされた
愛した人が好きだった人が
死んだのだから
みんなは慰めてくれたが
立ち直れる気分ではない
俺も逝こうか
とか考えたけど__に申し訳ない
あの時
なんで言わなかったんだろう
そっか で終わらせんなよ!
なんでだよ、…
もう戻りはしない時
もう戻って来ない__
心が苦しくなった
もう自分も死にたいと思うようになった
でも怖かった
君が亡くなって1ヶ月が過ぎた
俺はまだ生きている
と言うか、
生きることを強制させられている
の方が合ってるか、
その1週間後
俺は屋上から飛び降りた
目の前は真っ暗
奥には白い人影
それは俺が愛していた
君だった。
𝑒𝑛𝑑.
コメント
3件
ハピエン…なのかな、本人からしたら