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ORVAS本部・執務室
(静まり返った室内。差し込む光が机に影を落とす)
ジュリー「……本当に、彼らに“ネオコード”を渡すの?」
畑中「ああ。今のままじゃ、ゼノスやアビスの幹部には勝てねぇ」
ジュリー「でも、それは危険すぎる……あの力は——」
(言葉を詰まらせる)
畑中「だからこそ、あいつらに賭ける。信じてるんだ」
(ジュリー、静かに目を閉じる)
ジュリー「……分かった。でも、もしものときは」
畑中「そのときは、俺が責任を取る」
ナレーション
「こうして、水面下で“ネオコード”解放の準備が始まった——」
数日後・作戦会議室
(3人が並ぶ)
畑中「よくやってるが……張り詰めすぎだ。温泉でも行ってこい」
公太「はぁ? どういう風の吹き回しだよ」
唯我「……俺は遠慮する」
畑中「修行の一環だ。嫌なら外れてもいいぞ?」
(唯我、無言)
一祟「休息も修行……ということですね」
畑中「そういうことだ」
温泉旅館・露天風呂
(湯気が立ち上る)
公太「おお、いいじゃねぇか!」
一祟「心が落ち着きますね……」
(唯我、無言で目を閉じる)
公太「なぁ一祟、お前妹いるんだろ?」
一祟「ええ。とても大切な存在です」
唯我「……意外だな」
公太「まぁ、いい兄貴って感じだよな」
(一祟、少し照れる)
館内・卓球場
公太「お、これだ! 唯我、勝負だ!」
唯我「……興味ない」
公太「逃げんのか?」
唯我「……いいだろう」
(試合開始)
一時間後
一祟「そろそろ休まれては……」
公太「まだだ!」
唯我「……決着はついていない」
(結局引き分け)
公太「チッ……まぁ悪くねぇな」
唯我「……ああ」
夜・ベランダ
(一祟はすでに就寝)
公太「寝るの早ぇな、あいつ……」
(外に出る)
公太「なぁ、唯我。ゼノスのこと気にしてんのか?」
唯我「……あいつは俺の過去を知っていた」
公太「でもビビってねぇだろ?」
唯我「……違和感がある。それだけだ」
公太「その違和感、当たること多いぜ」
(唯我、少しだけ表情を緩める)
唯我「……お前、意外と気を遣うな」
公太「は? たまたまだよ」
(夜風が吹く)
「束の間の休息——だがその裏で、運命は静かに動き出していた」