テラーノベル
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やはり、コナンは年中無休だったようだ。
ななめ前のテーブルの男性が口から泡を吹き倒れた。
園子と蘭は甲高い悲鳴をあげる。
「蘭!いますぐ警察と救急車を呼べ!!」
事件だけは皆勤賞なコナンは、急いで倒れた男性の元へ向かう。
どうやら男性はツレがいたらしく、同テーブルの女性が叫んでいた。
「祐二!?」
「だめだ、もう死んでるよ」
「「!!!!????」」
(それとこのアーモンド臭,,青酸カリか!)
「僕、いったんどいてね」
救急隊員が男性を運んでいく。
どうやら、夢中になっていた隙に、到着していたようだ。
コナンは毒殺の線があることを伝えに、小五郎のもとへと向かう。
「毛利くん、また君か,,,」
小五郎の目の前に立っていたのは、捜査一課の目暮警部。
彼もコナンと同じく年中無休だ。
何故か犯罪発生率の高い米花町では、目暮のような存在が大切になってくる。
「警部殿!私でございます!」
「そろそろお祓いしたらどうだね,,,,,,,」
「殺されたのは、佐々木祐二さん(27)。死因は青酸カリによる毒殺と見られます」
「よし、客に怪しい事がなかったか、聞き取りだ」
目暮の掛け声と共に、警察は店内に散らばる。
もちろん、コナンが警戒している外国人の元にも。
コナンは目暮の後ろをこっそりついていった。
「えーと,,,ウィーアーザポリス,ドゥーユースピークジャパニーズ?」
目暮がたどたどしい英語で話しかける。
"私達は警察です。日本語はわかりますか?"といったところか。
「無理に英語話さなくてもええんやで。俺はオスマン、牧師やってるで。で、この見た目からイキッてる奴がエーミール、緑のフードの奴がゾム。殺人があったんやってな、君らも大変やね」
「えっと、日本語、お上手ですね,,,」
高木がたじろぎながら相槌をうつ。
外国人としか思えないその風貌から発される怒涛の関西弁。
驚くのも致し方ない事だった。
目暮に関しては、目を白黒させている。
長年刑事をやっているが、警察相手に緊張のきの字もなく、さも友達のように話しかけてくるのは、平次ぐらいだろう。いや、平次もこれほどではなかったか。
「コホン,,貴方達のご出身はどちらで?」
オスマンは3秒ほど間を空けてから、"D国"とだけ答えた。
警察官らの間に沈黙が走る。
「あ、誤解せぇへんでほしいのは、トップはイカれてるかもしれへんけど、国民はいたって普通ってことな。俺らは観光で日本に来ただけやから」
D国、それは、軍が主権を握る、ヨーロッパの国の1つだ。
何年か前に、K国で大規模な革命が起き、今のD国ができた。
そして侵攻を重ね、今はドイツほどの大きさとなっている。
また秘密主義な国でもあり、ほとんどの情報は隠されている。
ただ1つ分かるのは、トップは"グルッペン・フューラー"と名乗るもの、ということだけだ。
事件は、いつも通りコナンが麻酔銃と変声期を使い、解決へと導いた。
しかし、全ての謎が解決した訳ではない。
問題は、あの外国人達だ。
"ゾム"という者からは、時に体全体が震えあがるような殺気を感じた。
特に、"オスマン"からは、とてつもないプレッシャーを感じた。
あの鋭い目からは逃れられそうにないと思うほどに,,,,,,,,,
「灰原、調べて欲しい奴らがいるんだ」
「オスマンさん、すごく見覚えのある客がいるんですが,,,,」
エーミールが指差した先には、黒髪で赤い目をした細身の男性が、ケーキを食べていた。
<番外編>
{やっぱり内ゲバをやめない}
聞き取り時,,,,,,,
「オスマン電話行っとったから殺すチャンス有ったんちゃうの」
「確か、オスマンさん手先器用でしたから、毒を入れることも可能かと」
「お前ら、俺が犯人だっていいたいんか?電話だってゾムが大量に注文するから助っ人呼んだだけやで!」
窓越しに見てるひとらんらん(助っ人)
(マンちゃん達何やってんだろ,,,)
{コナンから見たd!の人達}
卯月 春 :ヤベー奴その1。サッカーで勝ちたい。
鬱島 大 :クズ。ああゆう大人にはなりたくない。
オスマン :ヤベー奴その2。相手のペースに乗せられそうで怖い。
ゾム :ヤベー奴その3。なんであんなに頼んでんだ,,,,
エーミール:普通の人そう。ふわふわしてる。
K国やD国は架空の国です。
K,,,,東アジアの開発途上国ではありません。
コメント
2件
オスマンさんの語尾にはめぅをつけた方がいいと思いますよ!
すげ〜!最高!!