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ある日、旅人が村に来た。名をノアという。
彼はエナを一目見て、顔を曇らせた。
「……これは、呪いだ」
村人たちは怒った。
祝福を汚すな、と。
エナも困ったように笑った。
「大丈夫だよ。私は幸せだから」
ノアは静かに首を振った。
「それは、自分で選んだ幸せじゃない」
その言葉は、エナの胸に刺さった。
でも、抜かなかった。
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