テラーノベル
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ここは福岡県の深い森の中。
「親分!」
子分が事務所に駆け込んできた。
「妖怪だ!百鬼夜行だ!」
ここじゃ襲撃よりも怖い話だ。
アイツらは話が通じない。
銃だって効かないんだ。
「畜生!」
子分は悔しかった。
俺たちは昨日ヤクザ組織を作った。
だが今まで何も悪いことはしちゃいない。
むしろ良いことばかりしてきた。
「正義のヤクザがいちゃいけねえのかよ!」
俺たちは悪いことが嫌いだった。
ぶっ殺したくなるほどに。
だから老人や女、子供を守るヤクザになりたかった。
昨日まではみんな会社員だった。
窓ガラスが割れる。
防弾仕様なのにかち割れる。
「ここまでか」
悪いことはしたくねえ。
武器もなかった。
あるのはレコード複数枚。
「こいつを手裏剣みたいに投げろ!」
全く効かねえ。
妖怪にゃ勝てねえのか。
ゴッドファーザーのテーマが響く。
アンプフルテンあいつが登場。
ロック番長。
ロック番長皿屋敷。
フライングVをぶん投げる。
ブーメランみたいに飛んでいく。
妖怪達はボコボコだ。
目の上腫らして泣いている。
ロック番長。
アンプからフランジャーみたいな音がする。
多分ブーメランみたいに飛んだから。
「あんた名前は」
ロック番長。
ロック番長皿屋敷。
#『彼』の行く末
鐘寺 実昼
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#学園
要 九十九
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コメント
1件
みぅです🖤 第3話、読み終わりました。 正義のヤクザって最高にかっこいいのに、妖怪には手も足も出ないもどかしさ…。でもそこに現れたロック番長皿屋敷、フライングVブーメラン強すぎるでしょ(笑) レコード手裏剣のアイデアも好きです。 重くなりすぎないユルさと、一発逆転の熱さが同居してて、めっちゃ楽しかったです!続き気になります🔥