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アクア・マリン
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コメント
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第23話、読み終えました。『記録保存装置』の正体が「記録の消去」だったというのは衝撃でしたね。しかも「対象者が一定数を超えた場合」でページが破れている――その余白がすごく怖い。何が起きるか想像させるだけで物語を広げる、むなさんの語り口が本当に巧みだと思います。再計算中の表示で終わるのも、次の展開への期待が高まります。続き、気になりますね。
三つの鍵を使い、地下室の機械を起動した。
画面に現れたのは、十年前の日付。
そして、無数の数字。
機械の名称は、『記録保存装置』。
説明書には、こう記されていた。
『特定の記録を、街全体から消去する』
『記録に関わる証言、記憶、
映像、 文書を対象とする』
最後のページは破られていた。
しかし、ページの端に
残された文字だけは読めた。
『対象者が一定数を超えた場合——』
続きは、なかった。
画面が暗くなった。
そして、新しい文章が浮かんだ。
『現在、対象者を再計算中』