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みんなだ@ポプスト楽しみ
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観測者l!!@テスト死ぬ
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_2人が小学校に入りたての頃は、互いにとても幸せだった。
「ルーカにいっ!」
明るくて優しい、天使のような美しさを持つ妹が話しかけてくる。
「どうしたー?げんきそうにして!」
「えへへー、あーそぼ!こうえんで!!」
「おっ、ヒナのたのみならもちろんいくぞー!」
___
「ルカにいっ!いっしょにかえろ!」
「分かった!」
「きょうのばんごはん、なんだろーね?」
「ふふん…!じつは~、先に聞いちゃったんだー!」
幼いルカの言葉に対しヒナはなになに?と聞いた。
ルカは嬉しそうな、きらきらとした目で_
「今日、ハンバーグなんだって!!」
そう言った。
ヒナの目も、そう言われた途端にきらきらと輝いた。
純粋な、子供の目だ。
…あまりに楽しいものなので、これがずっと、ずっと続くものだと思っていた。
_だが。
_だが、それは_ある日から崩れていってしまったのだ。
___
「ヒナ、だいじょうぶか…?」
幼いルカは、涙ぐむ幼いヒナの頭を撫でた。
幼いヒナは、自室の中で声を殺して泣いていた。
「う、ううぅ…みんな、私のこと、っぐす、きらいなの…?」
幼いルカは、泣きじゃくるヒナを抱きしめた。
「…ぼくが、ヒナのことぜったいまもるから」
「よしよし、よしよし…がんばったね…。」
幼いヒナが長い間受けてきたいじめに最初に気が付いたのは、ほかでもない、ヒーローだった。
___
前までは_ずっと、こんな平和が続くのだと…ヒナは思い込んでいた
だってあの時は確かに__、すごく幸せだったのだから。
こんなにも、こんなにも幸せなのに_崩れることなんて、ないと思っていたのだから__。
「…ヒナ…絶対、守るから…」
___
めめは、ルカを呼び出すと、ヒナの現状を伝えた
言葉を選ぼうと、めめは少し考えた。
「…ヒナさんは、恐らくですけど…プロクティルの影響かなにかで、一時的に目が見えなくなっています。」
__沈黙が流れた。
菓子はいまいち状況をりかいできていなかったようだが、場の雰囲気と、ヒナの悪夢を見ているかのような苦しい表情を見て、何となく察してしまう。
ルカは、倒れるヒナの顔を覗き込み、心底心配そうな顔をした。
「そんな…」
ルカは吐露する。
「…俺が、不甲斐なかったから…?」
めめは静かに首を振るのみだった。
だが菓子は違った.
「ちがいます…!!」
「ルカさんも、ヒナさんもたくさんがんばったから!」
「だから…こわい人はみんないなくなったんです!!!」
菓子は、今にも泣きそうになりながらそう訴えかけた。
_それは、菓子の…一番感情のこもった、そんな叫びだった。
「…菓子ちゃん…菓子ちゃん…ごめん、ごめん… 」
「…お、おれ、なんで…」
「ルカ様、落ち着いてください…。」
「そうだよ!!おねえさんの言う通りだよ!!」
「…2人とも…っ…」
「…ごめん…」
今のルカは、きっと1番弱いだろう。
_こんなにも悲しいのだから。
こんなにも惨めなのだから_
___
「_だれかが、よんでるよ?」
幼いヒナはそういうと、くるりと館の広間を見渡すように振り返った。
「…え?」
それにヒナもつられるように振り返る。
_いつの間にやら、並べられていたケーキは片付けられ、机の上にはぽつんと、ラジオのようなものが置かれていた。
「……わたしは、ここにいたほうがたのしいよ?…けど…けどさ。」
「おとなのわたしは…」
「…たすけたいひとが、まってるんじゃない?」
幼いヒナの、白いリボンでまとめられた髪がかすかに揺れた。
_もうじき消えてしまうのではないか?と…ヒナは、そう錯覚してしまう
振り返ったまま、目も合わせず_幼いヒナは続けた。
その目は、ひとつのラジオをただ見つめているようだ。
ラジオからは、ノイズ混じりに、何度も聞いた、1番と言っていいほど聞き馴染みのある声が聞こえた。
「ヒーローは…こまってる人を…かなしんでる人を…たすけるもんじゃん。」
「…ヒーローに、なってきたほうがいいんじゃない…かな!」
「…!」
その言葉に、ヒナははっとした。
「…うん。」
ヒナは、弱々しい声で答えた。
だが、精一杯強がって_笑ってみせた。
「…行ってくる。」
涙を拭いて、幼いヒナの方へ振り返ると、優しく手を握った。
「…ありがとう!私!」
その言葉を最後に、ヒナは前を向くと_ラジオの方へと歩いた。
_幼いヒナはそっぽを向いた。
そして、ゆっくり、ゆっくりと目を閉じる。
「…ありがと、わたし。」
幼いヒナの身体が、段々と透けていくのを感じた。
「…これは」
そして、段々と、自分の視線が、床から遠のいていくのを感じた。
「…え…?」
幼いヒナは、驚いた。
「…こ、この体…」
手が少し大きくなって、短かった指が、少しだけ長くなる。
綺麗な服を、身にまとっている。
髪が、腰ほどまで長くなっている。
驚いて見上げると、自分の何倍にも思えていた館は、少しだけ狭くなったように思える。
「大人の、私…?」
「…!?」
自分の身体が”成長”したことを感じると…瞬く間に、館を白い光が包んだ。
「…ま、眩し_!!」
それは、全てを覆い尽くす_あたたかい光だった。
ラジオの方を向くと_もう、そこにヒナはいなかった。
「…そっか、私は…」
「…大人に、なれてたんだ。」
「もう、子供じゃないんだ、よね…。」
幼”かった”ヒナは、少しだけ、嬉しそうに笑った。
そして、少し近くなった天井を、めいっぱい見上げた。
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