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仁『やっと終わったー』
なんてため息をつきながら、シャワーの蛇口を捻る。
事の発端もわからず、何故かみんなで泊まることになった今日この頃。
初めは断っていたものの、一人一人のスケジュールは既にメンバー内で共有済みで、強制的に全員参加となった。
仁『いい歳した男らで泊まりって…笑いつぶりだろ』
なんとも言えない気持ちを抱えつつ、いつも通り風呂を終えた。
タオルで軽く髪の毛の水気を抑え、お気に入りの2,3周りほど大きいTシャツとタイパンに着替える。
洗面所でお馴染みの化粧水をつけようとしていたところ…
仁『あっ…う〜わ…最悪っ..替えなんて持ってねぇよ…』
ズボンに染みた化粧水。
替えのズボンなんてもってないし、化粧水も無駄にして気分が落ちた。
仁『とりあえず…脱いで、洗濯機投げとけばいいか、、』
汚れた服を洗濯機に入れ、脱衣所を後にした。
仁『ごめん、誰か服貸…』
舜「えー!?仁ちゃんどうしたん」
仁『化粧水ぶちまけたー』
柔「えろ」
仁『は?笑』
柔「それ下履いてる?」
仁『履いてるわ笑』
ほれ、と服を捲った。
スラッとした色白の脚に下着、覗く腹…
太「ちょ、笑俺見れへんわ笑」
仁『なんでお前が恥ずかしがってんだよ笑』
勇「誘ってる?」
仁『ばかやろう。』
舜「もう勇ちゃん何言ってん!!笑」
柔「はい、仁ちゃん。これ履きな」
仁『悪い、ありがと』
差し出されたのは触り心地の良いサテンのパジャマ。
仁『てか、よくこんなの持ってんね』
柔「あーそれは、太ちゃんがぶちまけたように」
太「え゛!?」
仁『あ、そうなん?笑』
柔「まあ結果的にぶちまけたのは仁ちゃんだったけどね笑」
仁『ごめーん笑』
柔「いやいやむしろ嬉しい」
仁『…はい?』
舜「とりあえず、仁ちゃん髪乾かし?こっちおいで」
仁『いや、自分で出来るけど』
舜「いいからいいから。」
半強制的に動かし、座らせた。
乾かしていくうちに黒く柔らかい髪へと変わり、最後の仕上げにお馴染みのヘアオイルをつける。
舜「はい終わり!」
仁『あざす』
勇「ご飯にするぞー」
太「これもうそっちに運んでええやつ?」
柔「うん、お願い」
料理を次々と運び、みんなで囲んだ。
舜「ほんま久しぶりやなぁ」
勇「なー」
柔「各々ではあったけど、みんなでは久しぶりだね」
仁『俺は別にしなくてもよかったんだけど』
舜「まあまあ、そう言わんといて!明日休みやんか」
勇「でも、あれだぞ?仁人。こう見えて1番乗り気じゃなかったの太智だからな?笑」
柔「そうだわ笑」
仁『あ、そうなん?笑』
太「それは言わん約束やん!笑」
柔「太ちゃんって意外と一人がいいタイプだもんね」
太「プライベートはひとりでおりたい」
仁『笑笑笑』
それぞれお酒を片手に料理をつまんでいった。
時刻は既に12時を回りはじめている。
仁『…おい、触んな。』
舜「仁ちゃんの太ももってやらかいなぁ,,それにサテンのパジャマやから、余計にさらさらしとる 」
仁『それを世はセクハラっつーんだよ』
右隣に座っていた舜太が撫でるように太ももに触れた。
すると左隣からもするっと手が伸び、瞬時に叩いた。
仁『おめーもだ』
勇「いでっ」
仁『ほんと懲りないよねぇ』
勇「いいじゃん別に〜。てか一生のお願いがあんだけど」
仁『無理です。』
勇「もう1回Tシャツ1枚になってくんね?」
仁『んー?話聞いてたー?』
舜「勇ちゃん言うねぇ笑俺もそれに一生のお願い使うわ!」
仁『無理なもんは無理』
勇「なんでも買ってあげるからー」
仁『お金で釣られるほど甘くない』
太「俺もお願いー」
仁『なんでお前も加わってんだよ笑』
3人によるお願い攻撃。
しないと折れずにずっと続けてくるからめんどくさい。
柔太朗は酒が回って眠いのか一人寝室に向かったし。
仁『あーもう分かった、やればいいんでしょ。やれば。』
舜「やったー!」
そういって再び風呂上がりの格好になった。
勇「…」
舜「…」
太「…」
仁『人にさせといて無言はないんじゃない?』
勇「…はぁ…最っ高。えろい。」
太「やっぱずるいわぁ」
舜「しろー」
仁『ひゃっ,,//ばかっ、触んな!笑もういいでしょ。着替える。』
勇『…。じゅうたろー?』
柔「大丈夫だよー」
勇「よっし、」
気合いを入れた勇斗が急に姫抱っこをして寝室へと向かった。
仁『うわっ、、って…あー。』
勇「察した?笑」
仁『いやー…うん。ちなみに、?』
勇「ちなみに、そう。」
仁『はぁー…,,///』
勇「当たり前だろ。明日も休みだし?♡」
仁『それは置いといて、桃太郎並に後ろついてきてますけど』
勇「うん」
仁『うん?』
勇「はい、着いた。」
そういって優しくベッドの上に乗せた。
どこか小さく予想していた事が当たったような…
いや"お泊まり"という時点で確定していただろう。
明日は休みだという理由に、いつもより熱く長い夜となった。
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なんか仁人くんがりすかしててそれを勇斗くんがきがついてたすける話書いて欲しいですOD、過呼吸の仁人くんの話も入れてくれると嬉しいです仁人くんが精神的に追い詰められてる感じに描いて欲しいです。いつも作品見てます!応援してます!!