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雛…雛子…
絶句した牧村久美が
雛子の首に巻かれてた。
ガタガタ…
電話のベルが鳴り響いた。
お母さん…
雛子?…
私のお兄ちゃんだってほんとだったの…
あなたの旦那、甲野亮は私が生んだ子供だったのよ…
会いたい…お兄ちゃんに会いたい…
待っててね…
携帯電話を持ち。
間に合わず。
救急車、亮に連絡した…繋がらず
その時主人が帰ってきた
電話か…
「はい?甲野さん?来てるよ待っててください久美~甲野さんからだ」
眼を赤くさせて、泣いた後なのか…
「あの人に雛子を結婚させなければ良かった!兄妹なのに…」
あなた早く警察に電話したのよ!
久美が半狂乱になって訳の分からない事を口走ってた。
久美~!!
叩かれた、
雛子は…
奥で亡くなってた。
ベランダが少し開いてた…
「今甲野が来るから!久美お前…大丈夫なのか!」
「あなた…早く…早くしてよ…」
倒れた時、
牧村さん上がりますよ!
「甲野…来たか」
「奥さん…どうした?…」
「雛子が殺されたって」
ええ!
部屋に入るなり、ネクタイが巻きつかれてた。
雛子~!!
証拠品を残した犯人…
一体誰なんだ…
救急車がサイレントを鳴らしてきた
「同時に警察ですが!!」
「甲野さん…」
「柾木刑事…」
「どうゆう事ですか…」
「私の嫁だ!」
今回この事件から手を引いてくれませんか…
「何故だ!嫁が殺されたんだ!」
久美…
「あなた刑事さん達なの…」
「甲野も来てるよ…」
…顔をあげた俺は牧村夫妻を観た。
ごめんなさい…亮…
顔を見上げた。
おふくろ?…
泣いた顔を思い出した。
父が亡くなった時、まだ妹が産まれて間もない頃に2人は5歳、一歳にお腹にいた…
記憶が甦った…
顔を反らした
亮…ごめんなさい…
俺は雛子の遺体を運ぶって検証員が
担架にあげた。
親の顔を見なかった…
牧村氏が
「君…」
「後少し話したい…」
御両親も警察に来て頂きます。
柾木刑事がパトカーに乗り込み。
他の検証員が
証拠品のネクタイに白い粉が付いてたっていうのを聞き逃さなかった甲野、
俺も車に乗った。
柾木刑事もキツいな事件から外れろって言われた…
後から付いてきた検証員が家の廻りにテープが貼り立ち入り禁止をつけてた
残った警察員が
家の廻りも調べろ!
ハァ…
警察署に付いて行ったら、
小夜子の車に似てる、
まさかだろ…
出てきた女性を観たら
「兄さん…雛子さん殺されたの…」
「一つ聞きたいが…お前記憶ないか?…お前5歳の時に」
「美沙緒がお母さんのお腹に向かって叩いてた」「赤ちゃんいるって言ってたねぇ」
「真面目にか母さんが言ったのか」
美沙緒歳下だよな?…
私と6歳違うわよ
はぁ?雛子は35歳だろ…
「彼女歳まだ若いはずよ。32歳美沙緒が今33歳になったばかりよ」
戸籍謄本を観たら分かるはずだ、
「結婚の入籍したんでしょう?兄さん」
「結婚指輪差し出した時に支所に行ったからな…」
戸籍謄本取ってみて後でまた死亡届け出出さないと…
犯人がまだ分かってない…
夜もなかなか寝れなかった。
クソ…雛子の為の復讐したら俺はどうなる?…
母さん…久美って名乗ってた。
牧村氏に向かった。
居なかった。
車が停まった。
牧村さん…
家内が調子が悪くて入院させた。
話したいって言った。
出会った時お腹が大きかった。
入院させられたっていう4人目で高齢出産には身体に差し障るって
子供達に知れたら。生活出来なくなるからお願いします。卸すって聞こえてた。
でも甲野さんが残した家と保険金は長男、子供達に行くから。
子供を殺してくれないか。
私は以前先生してたから。退職を考えてた。女房が癌で早く亡くした子供と彼女をひきとりたくて、
犯罪になっても良いと。彼女に言った。
「魅力的な女性だよ雛子と違う顔が可愛くなってた。君のお父さんに似てるって話された。大きくなったら話すって言った久美さんだよ…」
「母の気持ちも分からない訳でもないありがとうございます牧村さん…」
「君の妹達と和解して欲しい…雛子のために頼むよ…」
「考えて見ます」
警察に言ったら牧村氏に迷惑かけるな…どうする亮…
「こんにちわ。兄が見えてます?…」
小夜子…
いらっしゃい…
顔を観たら何も言えなかった…
牧村氏が久美に似てるって…俺に話した。