テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
「えぇ〜なんか完全に場違いなやついるんだけど」
誰かが中界にある学校の転校生を見てニヤニヤしながら言った。クラスメイトたちもクスクス笑っている。
中界とは天国と現世の間の世界だ。天国に行くには中界でしばらく義務教育を受けてから受験を受けて合格しなきゃいけない。中界では飛び級制度もあるため、楽に天国に行くやつもいる。
私は犬系天使女子のラフェル・テーペス。小さい頃に現世に迷い込んでから、帰れなくなって10年後に神様にジェオ・ヴェフィクに気に入られて「お前は中界に行くに等しい。悪魔に支配されかけている現世から中界へ連れて行って助けられる数は限られている。だから我は行くに等しいやつを見つけて救っているのだ。行くに等しいやつならば、他のやつも助けられると考えてな」と言って連れて行ってもらったばかりで、中界の学校の転校生になるんだ。その中でも優れた天使や動物が過ごす学校の「メェヌライ」に通うことになっている。
メェヌライ転校初日にて
私はガラガラッと学校の扉を開けた。ニコニコしながら
「どうも!転校生のラフェル・テーペスです!よろしくお願いします」
と言うとギャルっぽい猫系天使女子がニヤニヤしながら
「えぇ〜?なんか完全に場違いなやついるんだけど。君さ〜、ここがどこなのかホントにわかってんの?」
と言った。私は、いじめられてるのかな、と思ったりしたけど、早とちりは良くないと思って笑顔で
「中界の学校であるメェヌライですよね?」
と尋ねるとその子は冷たい目で
「そうだけど?知ってんのに来てんの?まぁいいや。私は1軍の猫系天使女子のキャルフェ・ポーガル。猫天使とうさぎ天使の血筋を引く、超イケイケギャル猫系天使女子よ☆そんな天使でもない動物女子はせいぜい4軍よ」
と嘲笑った。私は「なんか馬鹿にされちゃってるのかな・・・」と思いながらも笑顔のまま、話を続けた。
「そ、そうなんですね!私は犬天使とヤギ天使の血筋を引いてて・・・」
と説明するとキャルフェはチッと舌打ちした。私を睨みつけながら
「ねぇ?なんでアンタはずっと嘘つくの?ヤギ天使の血筋を引いてるわけないじゃない。悪魔の血筋を引いてるんでしょ、アンタの角がヤギのはずない。悪魔だよ、きっと。犬天使の血筋も引いてそうな感じしないし、犬天使の血筋を引いてる天使女子ならアンタみたいに地味じゃないよ」
と低い声で言った。私は本当に悪魔じゃないのに。両親は「泉の国」へ100年ほど出張するため、証明することは不可能だった。何も言い返せずに黙っているとキャルフェは見下すような態度で
「ま、アンタなんかが天使だったら驚きよね〜。中界という聖なる地に一番近い世界に悪魔がいちゃ、だめなんだよ〜。だってみんな悪魔を嫌ってるもの。悪魔は魔界に帰りましょうね〜(笑)アハハハ」
と煽ってきた。私はキャルフェを見返し、罰してやろうと決意した。