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「言えなかった言葉」
バットエンドです!
苦手な方は👋🏻゛
それではどうぞ!
高校2年生の春。
ほとんどの生徒が帰ったあと
私は机に座っていた。
窓の外は夕焼け。
でも私の目は
スマホの画面を見つめていた。
送ろうとしているメッセージ
相手は、
同じクラスの勇斗くん。
「好きです。」
その一言を送ろうとしていた。
勇斗くんとは最近よく話すようになっていた。
最初はただのクラスメイト。
でも、
気づいたら、
勇斗くんのことばっかり考えていた。
笑うところも、
優しいところも、
全部好きだった。
でも私は全然勇気が出なかった。
だから今日はLINEで送ろうと思った。
指が震えていた、
𓏸𓏸…よし、
送信ボタンを押そうとした。
その時、
メッセージが来た。
勇斗くんからだった。
🩷今からちょっと会える?
私の心臓がドキドキした。
すぐに返信した。
𓏸𓏸会える!
🩷公園来て。
私は急いで学校を出た。
夕方の空。
少し風が冷たかった。
公園までは、歩いて10分
𓏸𓏸もしかして、勇斗くんも何が言いたいのかな?
胸がドキドキしていた。
公園が見えてきた。
そのとき
遠くで大きな音がした。
ドンッ!!
ブレーキの音。
人のざわめき。
私はびっくりして走った。
人が集まっていた。
その中心に、
勇斗くんが倒れていた。
私の頭が真っ白になった。
𓏸𓏸勇斗…?
誰かが言った。
👤救急車!
👤早く!
でも、勇斗は動かなかった。
数日後
学校の机。
はやとの席は空いたままだった。
私はスマホを見た。
あの日送ろうとしたメッセージ。
「好きです。」
まだ送られていないまま。
私は小さく呟いた。
𓏸𓏸勇斗…、
もし、あの日早く送っていたら。
考えても、もう意味はない。
私は静かに送信ボタンを押した。
「好きでした。」
でもそのメッセージは
もう二度と読まれることはなかった。
END…