コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
どれぐらい時間が経ったのだろう…
戦争もいつの間にか終わり、ヘレンの子孫もいる私の子も…
神にばれたら処罰されるだろう
だがもう…終わりにしたい
今はインターネットというものが普及しているらしい
人間は欲求の塊だ、食欲、性欲、睡眠欲色んな欲が合わさり合い今がある
私が空を見ていた場所も今ではビルが建っている
『ヘレン…』
咄嗟に出た…君が死ぬ時も泣きたかった…
今は何もする気欲がない
ただ…死ぬのを待つだけ…
??『ねぇ、君大丈夫?』
懐かしい感じがした…
??『なんでそんなとこで倒れてるの?』
頭が痛い…ずっと寝ていないからだ。
(スースー)
??『ねちゃったの?』
??『ん〜どうしよう』
秘書『社長どうしました?』
??『この子持って帰りたいな…?』
秘書『奥様に怒られますよ』
??『まぁいいじゃん』
秘書『では早く行きましょう』
??『綺麗な髪だな…』
数時間後
寝てしまった…
疲れがあったのか
それにここはどこだ
??『ねぇ起きてる?』
『…』
『誰だ』
ルイ『俺はルイだ、』
『ルイね…』
ルイ『君が珍しい髪と夜空みたいな目だから連れてきたんだ』
『お前も、金髪に緑の瞳じゃないか 』
ルイ『この国では当たり前だよ』
『この国の名前は?』
ルイ『知らなくていいよ』
ルイ『それにしても君は可哀想だね』
勝手な妄想をしているらしい
ルイ『しょうがないからここにいさせていあげるよ』
『…』
都合が良かった…
『感謝する』
ルイ『んふふ』
気味が悪い笑い方だ
どれぐらい時間が経っただろう、
ここで過ごしてわかったことは。
ルイというやつが、ヘレンの血が入っているやつだということだ
どこも似ていないがしょうがいない長い年月が経っているのだから
そして、あいつには嫁が知るということ
そして子供もいる、会ったことはないが…
今日晩餐会があるらしい、そこで会わせてくれるそうだ
観客ーざわざわ
うるさい…
ルイ『楽しんでる?』
『あぁ』
ルイ『そっか、あっ子供に会わせてあげるよ』
チュッ
『やめろ気持ち悪い』
ルイ『挨拶のつもりなんだけど…』
こいつは俺に恋愛感情があるらしい、どの人が見てもそうだろう
子供『お父様!この人は?』
ルイ『この人はお父さんの大切な人だよ』
子供『ふーん、私はライ!よろしく!』
『よろしく、』
この子はヘレンにとても似ているルイに似ている瞳と母親譲りであろう
赤毛だった、とても似ている、顔つきも、さすが血が繋がっているだけある
ライ『私は友達と遊んでくる!貴方もくる?』
『いや、私はもうお暇させてもらうよ』
ライ『そっか、じゃあまた遊びに来てね、お父様も!』
ルイ『あぁ』
早く去りたい、ライ、あの子になったらまたあの感情が戻ってくる気がした
忘れよう、
ルイ『ごめんね僕の奥さんは会いたくないそうだよ』
『どうでもいい 』
ルイ『じゃあ帰ろ』
『…』