ー伊黒sideー
みのりに柱合会議に行くと告げると俺は産屋敷邸に足を運んだ
いつも行われる柱合会議の場所に行くと数人程がもう到着をしていた
「おっ伊黒。久しいな」
何か宇隨がほざく
「伊黒さん!靴下ありがとうね!」
『あ、あぁ…』
「無視はいけないと思うんだよ俺」
甘露寺に靴下を渡す時少しぶっきらぼうになってしまったが…いつも通りで良かった
これもみのりのお陰だ
「っていうか伊黒お前!甘露寺に靴下あげたのか?」
『なんだそれがおかしいか』
「いやおかしくねぇけどよ…お前大胆だな…」
『死ね、失せろ』
「そんな軽はずみに言っていい言葉じゃねぇぞそれ」
「伊黒さん、こんにちは」
『…胡蝶か』
何故今日はこんなにも俺に柱が寄ってくるんだろうか…
「花里さんにこれ、渡してくれませんか?」
胡蝶はそう言うと1つの包み紙を出した
『…毒が入ってないだろうな』
「私をなんだと思っているんですか。キャラメルですよ」
『キャラメルというのはどういうものだね。…まさか毒が入っt』
「一言で言えば甘いお菓子ですよ」
『菓子…?』
「花里さんには前、任務でお手伝いをしてもらったので」
『…そうか』
胡蝶の手伝いをするとは…流石はみのりだ
『それじゃあ俺が預かっておく…』
「あら、聞き分けがいいですね。もう少し粘るかと思っていたのに…」
『毒が入ってたらお前の前で踏んづけるからな』
「この会話何回やるんですか」
胡蝶がヤレヤレと言っているといつの間にか柱が全員集合していた
お館様はまだいらしていないので俺は木の上にでもいるか
『…?』
気づかなかったが、緑側の前に血まみれの男と隠がいた
…コイツが鬼を連れている男か
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