「会話」《無線》
※センシティブ注意
※出てこない人いる
【成瀬視点】
今は特に事件が起きてないため、バイクで町中をパトロールする。
今日はかなりの晴天で、風が髪を揺 らすのが分かる。
こんな日には何処かでゆっくりするのもありかもしれない。
成瀬(てかマジ平和だな)
多分今ギャングみんなでテーマパーク行ってるわ(?)
それぐらい平和。ほんとに暇。
「…〜、〜〜……」
成瀬「ん?」
なんか声したか…?
「〜、…ッ〜…〜〜」
青井「あ”ッ♡」
成瀬「えっ」
青井「はぁ”〜ッぁ♡」
成瀬「………」
成瀬《すいません事件です》
《どした〜!》
《何々?》
無線からの応答を聞いて少し冷静になった。
状況を整理しよう。
パトロールする。
声が聞こえる。
よく聞く。
らだおの喘ぎ声が聞こえる。
俺困惑。☚イマココ
・ ・ ・
成瀬《事”件”で”す”!!!!!》
《だからなに〜?!》
《何があった!》
《声すごw》
成瀬《らだお居ます…? 》
……………
《いなさそう》
《らだおについてのこと?》
成瀬《あの…取りあえずみなさん本署集合して欲しいっす…》
《了解!》
《了解〜!》
ネル「なんかあったの?」
成瀬「…落ち着いて聞いて欲しいんすけど…」
ナツメ「うん」
皇帝「らだおの話か?」
まるん「らだおさんに彼女でも出来ました?」
成瀬「ゔッ…(死)」
ナツメ「ねぇやめて!」
つぼ浦「おいまるん!! 」
まるん「すいません…w 」
オルカ「大丈夫か!!」
成瀬「大丈夫デス…」
成瀬「えと…実はですね…」
〜説明中〜
ネル「あぁ、そういう…」
オルカ「それよく話そうとしたな」
成瀬「スイマセン!!」
マンゴー「やばいじゃん!ラダオ助けに行かないと!」
ナツメ「これは一大事だ…」
つぼ浦「ロケランぶっ放していいすか!」
キャップ「だめだつぼ浦落ち着け」
つぼ浦「わかりました!」
オルカ「めっちゃ男たち盛り上がってるぞ」(猫マンゴーは女性)
ネル「行ってらっしゃーい」
さぶ郎「さぶ郎も行きたいです!」
オルカ「さぶ郎は一緒にお留守番してようなー」
さぶ郎「はーい!」
そんな感じで
男メンツで来ました。
確かに女性にこの話するのはデリカシーなかったです。ほんとすいません。
皇帝「ここだな?」
成瀬「そう、ここ」
着いたのは先程声が聞こえてきた店の前。
そこでみんなで耳をすましてみる。
.
青井「ッん♡」
青井「くるしッ♡」
先程と同じく、聞こえてくるのはらだおのえっ…な声。
…と共に聞こえる男の声。
MonD「苦しい?」
成瀬「は?」
MonD「ゆっくり息吐いて」
皇帝「え、な…」
つぼ浦「何しとんじゃてめぇぇッ!!!」
マンゴー「ぅえッ!!?」
つぼ浦の声の直後に響く爆発音。
まじかこいつロケラン撃ちやがった。
中を覗くと、ダウンした二人の姿。
まぁだろうな。
らだお「なになになに!??」
MonD「え、何?急に」
困惑したりキレたりしてるが問答無用で連行。
そして全員で問い詰める。
少しして、冷静になろうと深呼吸をする。
成瀬「二人で何してた?」
らだお「え、なんで?」
ナツメ「黙って答えて」
らだお「アッハイ」
圧が…
らだお「何って、普通にストレッチだけど…」
「「「えっ」」」
ネル「あ、ただの勘違いだったってこと?」
成瀬「はい… 」
オルカ「まぁまぁ、ただのストレッチでよかったじゃないか」
さぶ郎「いやいや!ギャングに先輩触られていいんですか!?」
成瀬「よくねぇよなぁ!?」
オルカ「さぶ郎はどの立ち位置なんだ?」
なにはともあれ、手出されてなくてよかった…
.
.
らだお「なんという勘違いを…w」
まるん「皆さん心配してたんですよ?」
つぼ浦「そうっすよ」
キャップ「まぁ無事でよかったぞ」
らだお「つぼ浦は心配してたの??」
つぼ浦「してたに決まってるじゃないすか」
らだお「あ、そっか…()」
ーーーーーーーーーーーーー
閲覧感謝!
(1677文字)