この作品はいかがでしたか?
301
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新しいの始めるぞぉぉぉ!!!!
前から書きたいって思ってたけど上手く書けてなかった!!
奇病パロ!!!!!!!!!
書きます!!!!!!( ᐛ )
連載ですっ!!
いっぱい色んな人の書きます!!
もう何人か決めてます!!!w
じゃあ…さっそくこの話から書きますか!
今回はkkvv!
kk🎈
本名:洸
高校生
病名: トロイ
説明:体が半透明になる
進行していくとどんどん透明に
最後には蒸発して消えていく
「消えたい」と強く思った時に発症
治療法:自分を強く必要とする存在
vv️️️⛅️
本名:空
高校生
病名:月命病《げつめいびょう》
説明:月の光を一定期間浴びないと死に至る
雨や曇りで月の光が浴びれないと体が動かなくなり、やがて死へ
治療法:原因と共に不明
こんな感じで!!
それではさっそく〜どうぞっ!!
━━━━━━━━━━━━━━━
🎈サイド
🎈「…ん…ぁ…?…あさ…?」
朝の光が窓から入り込んでくる。
…また、朝が来たんだ
🎈「…やだなぁw」
僕の名前は洸。
ただの何処にでもいるような学生だったのに…
モブ女「わ、私と…つ、付き合ってくださいっ!!////」
🎈「え…」
ある日、クラスの女子から告白された。
何の関わりも無かったのに。
🎈「…ごめん、無理…かな」
モブ女「っ……」
正直怖かった。
どこを好きになってくれたのかわかんないし。
…ここで断らなければ、こうなって無かったのかな
告白された次の日、学校に行ったら女子に水を掛けられた。
モブ女2「あの子、昨日泣いてたんだよ!?」
モブ女3「振るなんて最低…!!!!」
モブ男「なんで告白OKしてやらなかったんだよ!可哀想だろ…!」
モブ男2「お前、そんなやつだったんだな」
その日から、僕に対するいじめが始まった。
なんで?告白断っただけじゃん…っ
🎈「消えたい…」
何度思ったか分からないこの言葉。
親には言えていない。
言えるわけが無い。
両親は僕が小さい頃に離婚している。
そこから女手一つで育ててくれた母に、これ以上迷惑は…
まぁ考えていても仕方がない。
早く朝ごはん食べなきゃ…
自分の部屋から出て階段を降りる。
まだ眠い…
🎈「母さんおはよ…」
🎈母「おはよう。ご飯出来て…」
母さんの言葉が途中で止まる。
🎈「…?どうしたの…?」
🎈母「洸…っ…足…は…?」
急いで下を見る。
🎈「…え」
僕の足は透けていた
医者「…洸さんは、トロイだと思います」
🎈母「トロイ…?」
医者「奇病の1つでして…あまり人が少ないんです…」
🎈母「じゃあ洸は…!」
…何を話しているのか分からない
俺が、奇病…?
🎈「………」
透けた足は不思議な感覚だった。
目では見えないし、触れないのに感覚はある。
歩いている感覚もある。
なのに足音は聞こえない。
🎈「…どうなっちゃったんだろ」
医者「〜〜〜、〜〜…」
🎈母「〜〜〜!…〜〜〜〜?」
母さんと医者が話しているのを、俺は黙って見ていることしか出来なかった。
━━━━━━━━━━━━━━━
🎈母「…ここね」
あの後、俺は入院施設へと連れていかれた。
トロイは進行する可能性があって、最悪存在も透明になるって。
…そっちの方がいいのにな
🎈母「早く入りましょ…!」
🎈「急だなぁ…」
もう辺りも暗くなっていて、空には月が浮かんでいた。
看護師「…じゃあ、洸くんはここの部屋ね。2人部屋だから仲良く過ごしてね」
🎈「はい、ありがとうございます」
病室に案内された。
ここが今日から僕の部屋らしい。
…2人部屋、と言うことはもう1人いるのだろうか。
🎈「広…てか寒くね…?」
カーテンがなびいてるという事は窓が空いているのか、気になって窓に近づいてカーテンをめくってみた。
️️️⛅️「うわ゙ぁ゙!?…びっ、くりしたぁ…」
🎈「…なんかごめん」
️️️⛅️「あ、あ〜…こっちこそ…てか誰?」
そこには僕と同じくらいの歳の子が居た。
同じ部屋の子だろうか…イケメン…w
🎈「僕は洸。今日から入院することになった…よろしく」
️️️⛅️「洸…じゃあこーく!!俺は空!好きなように呼んでいいよ!」
うわぁ元気…w
️️️🎈「空くん?よろしく」
️️️⛅️「…なんかお前に空って言われんのやだ」
🎈「えー…じゃあびびりだからびびくん! 」
️️️⛅️「やるやんけ」
🎈「謎の上から目線w」
なぜだろうか、初対面の気がしない…
もっと敬語なままなのに…
️️️⛅️️️️「んじゃよろしくな、こーく」
🎈「よろしく、びびくん」
こうして、俺とびびくんの2人での生活が始まった。
️️️それから、『学校』という地獄から抜け出せた僕は楽しい日々を送っていた。
️️️⛅️「こーく〜水くれ〜」
🎈「自分で取りに行けよ…はい」
️️️⛅️「さんきゅ〜…なんやかんや言って取ってくれるよな、お前」
🎈「うるせっw」
毎日びびくんと騒いで、遊んで。
夜には2人で月を見て…
びびくんが何故ここに居るのかは分からない。
聞いていいのかも分からないし…
近いうち聞こうかな。
ただこいつが馬鹿なことには気づいた。
️️️⛅️「そういやお前、なんでここ来たん?」
🎈「あー…俺トロイ?らしくて」
️️️⛅️「…?トロイって?」
🎈「体透けてるやつ。足透けてるだろ?」
️️️⛅️「…ガチじゃん!?え、大丈夫なのか?!」
こいつ、俺の足が透けてるのに気づいていなかった。
もう3日くらいは過ごしたのに…w
てか聞くなら今じゃね!?
…聞くか!!
🎈「え、びびくんは?なんでここに居るの?」
️️️⛅️「あー俺?俺は月命病!!」
🎈「げつめい…?なにそれ」
️️️⛅️「なんか月に当たらないと死ぬ!! 」
え、めちゃ重くない?
だから今もべランダに居るのか…
🎈「明るい内容じゃねぇのによく元気に言えるな…w」
️️️⛅️「よく分かってねぇだけだよ」
🎈「そっかお前バカだったもんなwww」
️️️⛅️「おまっ…wwふざけんなよwwwww」
🎈(ずっとこうしてびびくんと笑いあって居たい)
そう思えてしまうほど、ここの生活には慣れた。
このまま、時が止まってしまえばいいのに…
やっぱり俺は夜が好きだ。
…びびくんと一緒に過ごす夜が。
そんな楽しかった日々が壊れた。
ある日、あいつらが来たんだ。
モブ女「洸くん、大丈夫…?」
🎈「は…っ」
モブ男2「お前、とっとと来いよ。最近楽しくないんだけどw」
やだ。また、またあの日に戻っちゃう…っ
いじめられる?1人にされる?暴力される…?
🎈「ごめんなさい…っ…ごめんなさい…っ…!」
モブ男2「は?何パニックなってんの?w俺ら帰るわ。じゃっ」
病室のドアが閉まる音がする。
今びびくんは検査で居ない。
この部屋には1人…っ
🎈「生きててごめんなさいっ…!俺なんかが存在しててごめんなさい…っ…」
もう嫌だ。
消えてしまいたい。
そこで俺の意識は途絶えた___
━━━━━━━━━━━━━━━
ピッピッピッピッピッピッ…
🎈「ん…ぁ…?」
目が覚めるとそこはベッドの上だった。
見慣れない機械が横に付いている。
🎈「なに…これ…」
心電図…?
なんでここに…てか俺どんなもん寝てた…?
その時、病室のドアが開いて看護師さんが入ってきた。
看護師「…!?洸くん…!起きたのね…っ!!」
俺を見てびっくりしたような表情をする看護師さん。
そんなに起きただけでびっくりする…?w
看護師「もう少しで起きなくて1ヶ月だったの…本当に良かった…っ」
🎈「え…1ヶ月…!?」
あーそりゃびっくりするわ。
…あれ、びびくんは?
🎈「あの…びびくんは…」
看護師「っ……」
突然言葉に詰まる看護師さん。
俺なんかダメなこと言った…っ?
看護師「…あなたたち、ほんとに仲良しなのねw空くんも毎日『こーくは?』って聞いてきてるのよw…こっちおいで。」
立たせてもらって病室を出る。
いつもは来れない、知らない所に来た。
病院の外じゃないみたいだけど…
看護師「さ、ここよ」
🎈「…?」
特別室…?
…なんか嫌な予感する。
ドアがゆっくりと開く。
見たくない気持ちと見たい気持ちが入り交じって変な気持ち…
️️️⛅️「あ…こーくおきた…?おはよ…っ」
🎈「…びびくん?なんで寝てるの…?おはよ」
️️️⛅️「あー…いろいろあって…w」
部屋に一つだけあるベッド。
そこにびびくんは横になっていた。
看護師「実は空くんは…」
嫌だ。聞きたくない。
看護師「…ずっと天気が悪くて。今夜…っ」
🎈「っ…うそ、だよねっ…?だって…びびくんはっ…!!」
️️️⛅️️️️「こーく…ごめん…」
今夜、月の光を浴びれなかったら…
びびくんは死んじゃう。
そんなの嫌だ…
1番の親友が、居なくなっちゃうなんて。
🎈「やだぁ…やだよぉ…っ…」
泣きじゃくる俺を見て、びびくんは笑っていた。
️️️⛅️「…まぁもう辛かったし、もうそろ仕方ないだろw」
なんで、なんで?
なんでそんなに冷静なのっ?
🎈「死んじゃうんだよ!?そんなの…っ」
️️️⛅️「俺は受け入れてるよ」
お願いだから。
そんな笑顔で言わないで
🎈「俺が…やなんだよ…っ」
️️️⛅️「…ごめん」
引き止めずらくなっちゃうじゃん…
看護師「…洸くん。また夜来よ?」
🎈「…はい」
️️️⛅️「…ばいばい、こーく」
🎈「またね、びびくん」
そう言い合って特別室を出る。
びびくんなら、きっと大丈夫。
いつもみたいに、またバカ騒ぎ出来る日が帰ってくる。
…そう信じるしか、俺にはもう選択肢が無かった。
看護師「洸くん…ごめんね」
🎈「…え?」
そう看護師さんに言われた瞬間。
また俺は意識を奪われた_____
看護師「洸くん…ごめんなさい。空くんの願いなの…最後の…っ」
️️️⛅️サイド
看護師「…洸くんは、ゆっくり病室で寝てるよ」
️️️⛅️️️️「…ありがとw」
良かった…これで心配かけなくて済む…っ
️️️⛅️「無理言ってごめん。もうこれ以上…っ」
看護師「…いいよ。最後の、って言われちゃったらねw」
これで、こーくは…洸は、夜まで起きない。
俺が消えるまで、きっと…
️️️⛅️「もう体動かない…っw」
看護師「空くん…っ… あなたは、もう… 」
️️️⛅️「分かってる…っ!…1人にさせて?」
看護師「…うん…なんも出来なくてごめんね…」
病室から出ていったのを確認して全身の力を抜く。
本当は分かってる。
夜までこの体が持たないことも。
こーくがその事を知ったら、絶対止めに来ることも。
全部全部、分かってるから。
…自分のペースで生きられないって、こんな辛いんだな。
来世は普通に産まれたい。
奇病なんて無くって、誰にも左右されることなく。
出来ればこーくもいて欲しいなぁ…w
…いしきがもうろうとしてくる。
おわりなんだ。
ばいばいせかい。
ばいばい…こーく。
️️️⛅️「…だいすき…っ」
━━━━━━━━━━━━━━━
🎈サイド
🎈「…ん…ぁ…?」
目が覚めるとそこは病室だった。
なんで?俺昨日…
🎈「っ…!びびくん…!!」
急いで横のベッドを覗く。
居な、い…っ…
🎈「なんでっ…最後くらい…言えよぉっ…」
もう俺は、泣くことしか出来なかった。
そこからのことはあまり覚えていない。
看護師さんからびびくんが死んだことを言われて。
俺の体はほとんど透明で。
気がついたらもう夜で。
1人でベランダに出る。
🎈「うわぁさっむ…っ」
…いつもならここで…
🎈「いや、やめとこ…っw」
あいつはもう居ないんだ。
もう生きている意味なんてない。
🎈「消えたい…っ」
この言葉を言えば消えれるんだ…
もう、要らない。
こんな体、いらないんだ。
体がどんどん消えていく。
もう体なんて見えない。
ゆっくりと、でもしっかりと体の感覚が無くなっていく。
自然と怖さは無かった。
びびくんも、こんな気持ちだったのかな
🎈「びびくん…?そっち行くからさ…w」
もし、神様が存在するのなら…
またびびくんと
🎈「笑いあって過ごせますように…っ」
これが俺の最後の記憶だった…
━━━━━━━━━━━━━━━
🎈サイド
〜〜〜♪
🎈「はっ…!…は…っ…は…っ…」
スマホのアラーム音で目が覚める。
やっべ…っ!もう待ち合わせの時間…っ
急いでトーク画面を開いてメッセージを打ち込む。
🎈『悪ぃ遅れる…!』
しばらくして帰ってくる返事。
️️️⛅️「俺も!w」
思わず笑いが込み上げてくる。
なんでこういう所で被るのか、不思議でしかない。
準備をしようと鏡を見た時、気づいた。
🎈「あれ、俺なんで泣いて…っ」
なぜかすごく懐かしいような、そんな感覚があった。
今日見た夢…?
まぁ考えてても仕方がないものは仕方ない。
せめてあいつよりは先に行きたい…っ!!
急いで家から飛び出す。
びびくんとの約束のために…
コメント
2件
うわあああ(´;ω;`) 朝からもう涙が止まらないいいい😭 神作すぎるぅぅぅぅ!
うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん(?)神すぎるよっ😭✨ 涙で海を作ってもうた(?)