この作品はいかがでしたか?
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タイトルじゃ分かりずらいよね!
🈂️🔥だよ!!()
ここ長くしても意味ないんで説明〜
sho🈂️
🔥と付き合ってて同棲してる
病名:殺人病
説明:大切な人の血を見ると“殺したい”感情が出てきて、周りの人を殺してしまう行動をとる。
特徴としては瞳の色が真っ赤な血の色に変化している。
比較的、殺したい症状は早く収まる。
治療法:大切な人を殺すこと
kai🔥
🈂️と付き合ってて同棲してる
病名:血漿変蝶病《けっしょうへんちょうびょう》
説明:怪我などで血液が体外に出た時、その血が蝶に変化する。
出血量が多ければ多いほど蝶の数が増える。
治療法:ない
どうぞ!
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🈂️サイド
🈂️「おは翔くん、今日も頑張ろな〜」
今日も朝から配信を取ってのんびり雑談をしていた。
なんも変わらん毎日。
そのはずやった。
🔥「ん…しょぉおはよ…」
🈂️「あ、かいくん。おはよw」
彼女のかいくん。
めっちゃツンデレやけど、デレた時が最っ高にかわいい。
…こいつは、血漿変蝶病っていう奇病を持ってる。
でもそれを感じさせない明るさ。
僕も時々忘れてるし、本人も忘れてる時がある…らしい。
🔥『我が名はKAITO!血漿…変蝶…病?の持ち主だっ…!!!!』
みたいなことを前に言ってた。
そういえばバカなんやった、こいつ。
🔥「ん…しょぉ?ぎゅ…」
🈂️「ん゙っ… 」
危ない、可愛すぎて死ぬとこやった…
いつものKAITOなら絶対こんなこと言わんのに…
寝ぼけてんねやろな、かわいい
🈂️「なでなで…」
🔥「んぅ〜…しょおの手あったかい…」
あかーん、かいくんが可愛すぎるー。
絶対普段こんなんやないのに!
普段の僕たちはバチバチに喧嘩してる“風”だから、みんなが知ったらビックリするんやろなぁ…w
🔥「さき、した…おりてる…」
🈂️「お、大丈夫か?」
🔥「だいじょぉぶ…」
不安やなぁ…w
まぁかいくんが良いって言うならええか!w
ドデーーン!!!
🔥「うぉ、!」
前言撤回、ダメそうやった
落ちた音だったやんな?!
急いで見に行かんと…!!
🈂️「かいくん…!大丈夫か?怪我は?!」
🔥「あ、サムライ…w膝擦りむいちまったw」
🈂️「うわぁ血出とるやん…!蝶になるまで待たなな…」
殺したい…
🈂️(…は?)
僕、今なんて思った…?
殺したい?かいくんを…?
🔥「いや〜目覚めたわ…w」
なんで?
僕かいくんのこと大好きなはずやのに…っ
🔥「…?サムライ?」
こんなこと考えてる場合やない…!
早くかいくんの血、血を…
増やさないと
🔥「サムライ!!」
🈂️「は…っ…かい、くん…?」
🔥「お前どうした?急に黙って…」
…?僕、今まで何考えとった?
なんかあかんこと考えててた気が…っ
🔥「…アホザムライ〜」
🈂️「あ?黙れ厨二」
🈂️ 🔥「…っwwwww」
2人して思わず吹き出すような笑い方をしてしまう。
やっぱこいつと居ると楽しいな。
さっきのはきっと嘘や、そう思っとこう。
🈂️「かいくん、好きやよ」
🔥「…俺も//」
パリンッ…!
🔥「いっ、たぁ…」
キッチンの方から何かが割れた音がした。
駆けつけるとそこには手から少量の血を出しているかいくんと、割れた皿が落ちていた。
🈂️「かいくん!?その指…!」
🔥「あ、あぁ…でもそんなことより皿…」
🈂️「〜〜!あほ!かいくんの方が大事に決まってるやん!!」
🔥「は、はぁ…!?//」
急いで絆創膏を貼り付ける。
これでよし…っ
殺したい。僕だけのものにしたい。
🈂️「っ……」
また、また考えてしまった。
なんで?かいくんは、KAITOは、俺にとって大切な人なんちゃうん…?!
🔥「サ、サムライ…?目、赤いぞ…っ?」
🈂️「…は!?」
急いで洗面所に向かう。
いつもの僕の青い目が、
真っ赤な血の色に染まっていた。
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🈂️「これなんやねん…!」
このままじゃやばい。
いつか、本当にKAITOを…
🈂️「…殺人病?」
検索結果に出てきた、1つの奇病。
僕の特徴と合いすぎていた。
🈂️「ま、まぁ分かったんならすぐ治せるやろ…!」
説明ページをスクロールで飛ばしていく。
病名まで分かったんだから、あとは解決策を調べて実行するだけ。
🈂️「さて、治療法…は?」
🈂️「大切な人を…こ、殺す…っ?」
その瞬間、頭が真っ白になった。
この病は、かいくんを殺さんと治らん…ってことは…?
僕のために、世界で1番大切な人を自分の手で殺さんとあかん…っ…
🈂️「そんなん無理に決まっとるやん…!!」
耐え切れる訳がない。
とにかくこの家に居たらかいくんが危険に…
僕は財布とスマホだけを持って家を飛び出した。
🔥「…サムライ!?お前どこに…?!」
かいくんの制止を振り切って。
🈂️「ふぅ…こんなもんやろ…っ」
家から出てとにかくがむしゃらに走った。
ここまで来れば安心やろ…
🔥「サムライー!どこだー! 」
は?なんで追いかけてきとん…!!
どっか隠れられる所…!?
🔥「…!サムライ…!!」
やばい見つかっ…
キキィィィィィィ…!!!!
た…?
ドシャァァァァン…
かいくんの方を見た瞬間、僕の目に飛び込んできたのは。
急に角から出てきたトラックと。
血まみれになって倒れているかいくんの姿だった。
その瞬間、また嫌なことを考えてしまう。
今なら殺せる
殺したらこんな衝動も…
🈂️「いやや…っ!なんでそんなことせなあかんねん…!!」
🔥「ぁ…さ、むら…い…?」
🈂️「…!かいく…っ」
声も小さく、とてもか細い。
死にかけ…
🈂️「かいくん…っ!いなくならんで、な…?」
🔥「さむ、らいっ…おれは、もうっ…むりだから…」
🔥「さいごに…さむらい、の…っ…げほっ、やまいだけ、なおさせて…?」
そういってカバンから包丁を取り出すかいくん。
あぁ、バレとったんやな…?
🈂️「…かいくんは、なんでもお見通しやね…」
🔥「おまえの…ことなら、な…?w」
🈂️「はっ…嬉しいで?」
かいくんから包丁を受け取る。
殺したい。どうせもう死ぬんだから、僕が殺したい…今殺したら、かいくんは僕だけのもん…♡
🈂️「っ…」
グサッ…
🔥「…は」
🈂️「ふぅ゙…っ…ぁ゙…いがいと、くるしいんやな゙ぁ…」
🔥「おまえ…っ…なん、で…っ?」
🈂️「そんなん、きまっとるやん…?」
🈂️「かいくんを、ころせなっ…かっただけ…やよ…」
🔥「っ…ばぁか…」
僕は結局かいくんを刺せなかった。
だから、代わりに自分自身を刺してやった。
かいくんが逝ってまうなら、僕も逝く。
🈂️「なぁ、かいくん…あいしてる、よ…」
🔥「…おれも…あいして、る…w」
誰も居なくなった路地裏の隅で、2匹の蝶が
優雅に空を舞っていた。
コメント
6件
戦友組…大好きよ…(推しカプ)天国でイチャコラしてくれ…それで飯食う
戦友…尊い( ߹ㅁ߹)( 奇病パロってマジでいいよね……
ごめんよ🍈は奇病パロだけ出させて…!! 他のは全部プリ小説で出すね!!