2
✧• ───── ✾ ───── •✧
遙日「はー……まじ最高だった…」
友人A「ヨカッタナー…」
遙日「もうずっと一緒に居たいもん……」
簓「…!遙日く~ん!」
遙日くんや!俺の、俺の大好きなっ……。
…なんや、アイツ。
さっきも一緒におったけど、距離近すぎや。
遙日「あっ…グッズ買ってこ……」
友人A「同じの持っとるやん…もうええやろぉ、」
遙日「推しのグッズはあってなんぼやねん!」
そう言いながら俺のグッズに手を伸ばす。
愛おしそうに撫でながらレジへと向かう。
ここはファンサとして…。
簓「すまんな…ちょっと2人だけにさせてや…」
遙日くんと一緒におった奴を退かす。
邪魔者はいらんやろ、?
遙日「やばくねっ、ビジュ良っ……っひぇ!??」
簓「やっほぉ!遙日くん……」
ヒラリ、と手を振りながら肩に手を添える。
借りとったペンは返さんとこかな。
遙日「へっ、えっ……ッ!??」
顔が真っ赤に染まっていく。
動揺しているように、「あ、あ、」と声を漏らす。
遙日「やっ、あ、あかん…や〜〜〜っ”…////」
両手で顔を覆う。
簓「可愛ええ……なぁ…?これ受けとってや…」
顔をずい、と近付け、家の合鍵を渡す。
ついでに住所も…。
遙日くんが受け取ると同時に盧笙たちに呼ばれる。
簓「あ……はぁ…またな…遙日くん、」
遙日くんに手を振りながら盧笙達の所へと向かう。
数日後に家の中にチャイムが響く。
扉を開けると遙日くんがおった。
恥ずかしそうに俯きながら、「こんにちは」なんて震えた事で。
簓「来てくれたんやな!待っとったでぇ!」
上がってや、と家の中に入るように促す。
遙日くんはお邪魔しますっ、と震えたような恥ずかしそうな声で靴を脱ぎ、入ってくる。
その仕草が本当に可愛らしい。
簓「……」
リビングまで行くと遙日くんをソファに押し倒す。
困惑している様子で口をパクパクさせる。
これでずっと、一緒やな…
コメント
22件
いいな… さらさらにき見事!(?