「…………………………………はぁ」
ベットの中で息を吐く。
頭が痛い、気持ち悪い。
横になったから少しは楽になったけど…
明日には良くなってるかなあ…
………もう嫌だ
こんなに頑張っても、政府を潰せない…
政府の情報を調べれば調べるほど、苦しくなる…
けどもう後戻りできない
わた、し、私は…
………ふと、
頭に手が置かれた。
その手は優しい手付きで撫でる。
「………はあ、だから休みなよって言ったのに。」
凸さん…?
「な、で…」
「なんでって…べるちゃんにおどろくさんがどこにいるか聞いたら、部屋に居るって言ってたから…来たらおどろくさんが寝込んでたんだよ。」
「……………」
「まったく…リーダーなら体調管理ぐらいちゃんとしなよ。」
「………ごめ、」
謝罪の言葉を口にしようとしたら。
「俺が…不安になるだろ…」
「………ぇ」
聞き慣れない凸さんの涙声に、私は戸惑う。
「………おどろくちゃんとは、昔から一緒に居たんだから…心配させるな…」
………おどろく”ちゃん”
久しぶりに、昔の呼び方で読んでくれた。
「………今は寝てて、仕事は俺達がなんとかするから…」
………
「ぁ…りがと…」
私はその暖かさに懐かしさを覚え、眠りについた。
コメント
3件
性癖ぶっ刺さりなんですが…!??神ですか()
え゙っ最高もう好き