⚠ えむねね
死ネタ
いよわさんの「水死体にもどらないで」をイ
メージした話です
闇要素あり
それは、夏のことだった。
海の近くでショーをするとなって、えむは事故に遭った
〜
「…もう、一ヶ月か。」
えむが居なくなってからというもの、私達からは笑顔が消え、ショーも最近はほとんどしていない
「…うん、そうだね」
いつものように、なにか出来ることはないか、またショーに復活できないか、
そんなことを探すという目的なだけに私達は集まっていた。
と言っても、まだなにも変わっていないのだが。
「今は俺達ができない代わりに、着ぐるみや他の団体がやってくれてはいるが、俺達もいつかは立ち直らないと…行けないんだな。」
どこか司は切なそうに俯きながらそう言った
「……そう…だね。」
「…寧々、大丈夫かい?」
「………そんな訳…、無いでしょ」
こんな会話をしていながらも、世界はまだ変わっていない。
世界と言ったら…、最近はセカイにも行っていない。
行く気にならないのだ。
「……決めた!!」
「え…?」
司は決意したかのような顔と、前に負けず劣らずの大きな声で叫ぶ
「俺、どうにか戻ってみせる。こんなままでワンダショが続かなかったらえむはー」
「…っ!!」
「…!!司くん…っ!!」
「…あっ!!すま……」
「……別に…ッ、いいから…。」
咄嗟に顔を隠す。
…あの時から、「えむ」という言葉を聞いたら辛くなってしまい、泣きだしてしまうこともあったくらいだった。
…私より、えむのほうが辛かっただろうに。
「…司くんが言うんだったら、僕も復帰するよ…!、」
類が声を張っていう
…私は、そんな気にもならなかったのに…。
「…みんなは、偉いな…。」
そう二人には聞こえないように呟いた
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サムネはその… い、いつか!!変えます!