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「母さん…」
「あまりジロシロ観ないでよね」
アルバムから写真を差し出された。
「子供の頃の写真よ麻美って言うのよ」
ロングヘアーに眼鏡かけてた少女
これならわからないよな…もう少し大人になった子の写真ないか?…
「ちょっと待ててよ」
「これならどうかな」
出された写真が
二重瞼の上に黒子があった。
麻美さんだ…独特の顔をしてたでも痣があった。
「母さんこの子の痣なんだ?」
生まれつきからあったのよね…先生に診てもらったけど私の下の純子も子供産まれたから忙しいあまり聴いてなかった」
―――
「預かるよ母さんこれから事務所に行く訳だから時間がかかるよ」
「別に構わないわよ見つけたら報せてねねぇ律ご飯食べたの?血色良いから笑っ」
同じ顔してた母の美沙子と麻美の顔がだぶった…妹と分かったら一緒にいられないな
「ねぇ律何か心配事あるの?笑っ」
「嫌違うよ母さん相変わらず綺麗だなと思ってさ」
「息子に言われても嬉しくないわよ笑っ」
「アハハごめん帰るから」
「気をつけて歩きなさいよ」
律~!おい待てよ。
親父また来る!
律さん~!お珈琲でも飲んで行ったら、
従妹の静が
「いつまでもここに居るなよお嫁に行けよ笑っ」
「モォ~!嫌だわ。じゃ捜してよね」
穏やかな顔をした父が見送ってた